■[時々更新/医療関連の話題と初老爺Jazz紀行]第Ⅱ章

不条理な社会だけど、時々は肩の力を抜いて、耳を傾けるのも乙なものと思うのですが、・・・日常生活に、好きな音楽をっ!。

■[血圧/血管の話(vol.9) 👉 小児心臓病の話(3)]

2016-10-16 09:12:05 | 医療関連の話題
                             お早うございます。


        ■[心臓奇形は、どんなタイプが ?]

 一番多い病気(心臓)としては、左右の心室や左右の心房を隔てている壁が完全に出来上がらないで、一部が孔(穴)として残っている場合です。

 この孔を「欠損孔」と呼び、「心室中隔欠損」「心房中隔欠損」と言います。

 赤ちゃんが生まれるまでの間、大動脈と肺動脈の間に「動脈管」と言う管があり、「ポタロー氏管」とも呼ばれています。これは生まれると自然に閉じるのですが、閉じずに開いたままになっている場合を「動脈管開存」、または「ポタロー氏管開存」と言います。


 左右室から出ている大動脈、右心室から出ている肺動脈を含め、心臓では普通左側の血圧が右側の血圧よりも高く、これらの欠損孔を通って血液が左側から右側へ流れます。この様な血液の流れを「左右短絡」と呼び、それを起こす病気のことを「左右短絡疾患」と呼んでいます。

 このような病気では、せっかく肺で酸素を受け取り心臓に戻って来た血液が、欠損孔を通ってまた右側へ行き、再度肺へ流れ出ます。

 つまり血液が空回りすることになり、心臓はそれだけで余計な働きをしなければなりません。

 但し、この場合も、身体に流れる血液は酸素を十分含んだ赤い動脈血ですので、あまりはっきりとした症状のないのが普通です。しかし、短絡の量が多すぎると、心臓はオーバーワークで耐えられなくなり「心不全」という状況になってきます。

 そうなっては困るので、肺の血管が収縮して、肺へたくさんの血が来ないように抵抗することもあります。こうなると肺動脈の血圧が上がって、「肺血圧」という状態になります。


 大きな心室中隔欠損がある場合に、今挙げたような状態になり易いのですが、心房中隔欠損のときは、こうした状態になるのは比較的遅く、一番軽い心臓病と考えられています。

 動脈管開存の場合も大動脈から肺動脈の方向に血液が流れるので、心室の欠損とほぼ同じようなことが起こります。


 短絡疾患には、他に心房と心室の境目のところに孔があいている「心内膜床欠損症」
や、左心室から右心房へ血流が流れる「左室右房交通症」といった病気もあります。

 一般に短絡量が多い時には、乳児期から「心不全」になることもあり、成長が遅れたりしますが、短絡量が少ないと症状が軽い場合や無いことも少なくありません。


* 明日の記事は、■[心臓奇形は、どんなタイプが ?](2)を予定しています。


     ☆☆               ☆☆               ☆☆


■[時々更新/初老爺のジャズ紀行と医療関連の話題](第Ⅰ章)は、

     コチラ ☆☆☆ からご訪問を頂けます。

 本日の記事は、[特編 : 腎臓/尿管(路)結石 👉 膀胱炎について](5)となっています。

 覗いて頂ければ嬉しい限りです。   お待ち致しております。 


     ☆☆               ☆☆               ☆☆


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