冬桃ブログ

日常雑記です。

詩のボクシング

2011年06月26日 | 雑記

 「詩のボクシング」というイベントがある。
 リングに二人の人が上がり、赤コーナー、青コーナーに
分かれて、それぞれ自作の詩を朗読し、トーナメント形式で勝敗を競う。
 1997年から行われており、高名な詩人二人が喧嘩
寸前の競い合いをしたこともあるそうだ。
 昨夜、その第11回全国大会が横浜・関内ホールで開催され、
私はジャッジの一人をつとめさせていただいた。
 数年前にもやらせていただき、ジャッジはこれが二回目。

 今回の出場者は、下は小学生から上は六十代まで。
 全国から勝ち抜いてきた16人が、リングの上で闘う。

 日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのり氏が開会宣言。


 声だけではなく体を駆使する選手も。


 小学生だって堂々、自作の詩と朗読力を大人と競う。


 被災地からも参加。


 1回戦、2回戦、3回戦とトーナメントは進み、いよいよ決勝戦。
 その前に「N.U」の二人が、横浜を舞台にした素敵な歌を。


 優勝を争ったのは大学生と高校生。
 レフリーを真ん中に、向かって右が大学生のオオタニさん。
 左が高校生の佐藤萌里さん。



 オオタニさんはユーモア溢れる作品で、聴衆を大笑いさせた。
 佐藤萌里さんは、いまどきの高校生言葉を巧みに交え、
独自のホラーっぽい世界を展開。いい勝負。
 
 大ラスの対決では、ジャッジから即興の「お題」が出される。
 その場ですぐ、詩にして語らなければならない。
 私だって即興で短い物語や詩を創れないわけではないが、
観衆に注視されながらなんて、とても無理。
 これまで講演だシンポジウムだ挨拶だと、数え切れないほど
壇上で話をしたのに、いまだに大緊張して言葉に詰まる。
 このイベントの出場者たちは、全員、私とは真反対のタイプらしい。

 で、ロバート・ハリスさんがオオタニさんに「タイム・マシン」
というお題を出し、私が佐藤さんに「よみがえり」というお題を
出した。
 彼女の得意な世界だと思ったので。

 佐藤さんは見事、その期待に応えてくれた。
 抜群の創作力だったオオタニさんは、即興力で佐藤さんに負けた。
 優勝は高校生の佐藤萌里さん。
 負けたとはいえ、オオタニさんは、ロバート・ハリスさんから
「ラジオの台本、書いてみない?」と声をかけてもらってた。

 あとで知ったのだが、この日、同じ関内で午後二時から、
500人を超える若い男女の「合コン」イベントが開催されていたようだ。
 関内商店街とのコラボ企画で、一定の金額を払ってチケットを
買えば、決められた店を何軒でも回って、他の参加者と
飲食しながら仲良くなれるという仕組み。
 知り合いのイベント会社がからんでいたので、「詩のボクシング」が
終わってから、「合コン」の打ち上げにちょっと顔を出した。
 イベントは大成功だったようで、若いスタッフ達の顔が輝いていた。
 500人の募集に800人くらい応募があったという。

 この街では、いつもいろんなことが行われている。
 


 
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