山崎洋子の冬桃ブログ

日常雑記です。

青虫からサナギへ

2017年06月19日 | 雑記
 蕪の種をプランターに植え、
葉が出てきたところでシロチョウの卵を見つけ
喜んだと思ったら、あっという間に消え、
あとはアリマキばかり……。
 
 まだ蕪は小さかったが、仕方なく全部抜き、
葉を処分しようとした時、青虫を四頭見つけた。
 おお、無事に孵ってたのね! 
 急いで虫籠を買い、青虫のいる葉をコップに挿して入れた。
 すぐになくなるからと八百屋へ葉付きの蕪を捜しに走った。

 

 この時、大きな思い違いをしていたことに
あとで気づいた。
 青虫を見るのがほんとうに久しぶりだったので
その小ささから、終齢幼虫になるのは
まだまだだ先だと思ってしまったのだ。
 頭にあったのはアゲハの幼虫。
 あのくらい大きくなるのだと……。

 翌日、一頭の青虫が、
プラスティック面に張り付いていた。
 葉から落ちてさまよっているのだと判断し、
そっとつまんで戻そうとした。
 青虫の体は、羽二重餅のように
すべすべで柔らかい。
 潰さないよう細心の注意を払いつつ……。

 が、相手は糸を吐いて頭をプラスティック面に付け
必死で抵抗する。
 そこをむりやり剥がし、葉に戻した。
 
 やれやれ、と一息ついたとたん、
あることに思い至り、ぎょっとした。
 もしやサナギになろうとしていたのでは?
 まさか! あの大きさで?
 そうか、シロチョウはアゲハより小さいんだ!

 なんてことをしたのだろう。
 ほかの青虫も、葉を変える時、コップの水に
落としてしまったりしたし、保護するつもりが
リスクばかり与えてしまった
 たぶん全滅だ……。

 その日は深く落ち込んだ。
 実際、翌日、虫籠を覗いたら、
葉の上にいるのはほんとに小さな一匹だけ。
 あとは消えていた。
 みんな死んのだ、と絶望しながら
コップを取り出し、そうっと葉をかき分ける。
 いない。どこにもいない。
 体がしぼんで消えた?

 ため息まじりに、ふと、傍らにおいた蓋を見ると、

 おお、蓋の後ろにサナギが!



 こっちにもひとつ。



 ここにも!



 計六頭も! どこに隠れていたのだろう。

 これからは、明け方、目を覚ましたら
二度寝する前に覗いてみないと。
 蝶になるのはその時間が多いから。
 ああ、ほっとしたぁ!

 大通り公園で会った、車椅子の鳩おじさん。
 写真を撮らせてもらい、お礼を言ったら
「いい日だね」と、やさしく返してくれた。
 鳩もおじさんも至福の時間を過ごしていた。
 



 






 
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