弟が逝ってから、早くも1年過ぎた。
義妹と私、弟のゴルフ仲間数人が参列し
ささやかに一周忌。
よく晴れた一日。
花が供えきれなくて、半分くらい
持って帰ることに。
墓園にある葬儀場の一部屋で昼食。
私の知らない弟の「顔」が
話の中に次々と出てくる。
一番身近なはずの肉親が、
もしかすると一番「見知らぬ人」
なのかもしれない。
「お坊さんのお経が短かった。
あと10分はあると思ったのに」
と、何度もぶつぶつ言っている義妹が
可笑しくて可愛かった。
帰宅後、母がお世話になっている施設から連絡。
恒例の「インフルエンザ警戒」期間になり、
「これから三月末まで面会謝絶になります」
とのこと。
母は私が行っても行かなくても
もはやわからないのだが、身内の訪れを
ひたすら待っている入所者には、切ないことだろう。
親に会えない子の立場としても、
なんだか寂しい。
いろいろあった家族だが、もう誰とも
話すことができない。
言っておきたかった言葉、言わない方が
良かったかもしれない言葉が、
浮かんでは消える。
思い起こせば悔いることばかり。
誇らしいことだって、
少しはあったはずなのに……。
後ろ向きだなあ、私。
こんな歳になっても、まだ。
義妹と私、弟のゴルフ仲間数人が参列し
ささやかに一周忌。
よく晴れた一日。
花が供えきれなくて、半分くらい
持って帰ることに。
墓園にある葬儀場の一部屋で昼食。
私の知らない弟の「顔」が
話の中に次々と出てくる。
一番身近なはずの肉親が、
もしかすると一番「見知らぬ人」
なのかもしれない。
「お坊さんのお経が短かった。
あと10分はあると思ったのに」
と、何度もぶつぶつ言っている義妹が
可笑しくて可愛かった。
帰宅後、母がお世話になっている施設から連絡。
恒例の「インフルエンザ警戒」期間になり、
「これから三月末まで面会謝絶になります」
とのこと。
母は私が行っても行かなくても
もはやわからないのだが、身内の訪れを
ひたすら待っている入所者には、切ないことだろう。
親に会えない子の立場としても、
なんだか寂しい。
いろいろあった家族だが、もう誰とも
話すことができない。
言っておきたかった言葉、言わない方が
良かったかもしれない言葉が、
浮かんでは消える。
思い起こせば悔いることばかり。
誇らしいことだって、
少しはあったはずなのに……。
後ろ向きだなあ、私。
こんな歳になっても、まだ。
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冬桃
あぐり
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