昨年の年末に引いた風邪を正月に持ち越して最悪でした。夢見も悪かった。大学の単位がどうしても足らないことがわかり、計算間違いをした自分の阿呆を嘆いていました。別の日には、新幹線に接続する在来線に乗ったのは良いが、それでは新幹線に間に合わないことがわかり焦っていました。今年は碌でもない年です。
ところで、碌でもないトランプについて、なんと8回も書いていました。
2016年10月12日の「トランプよ お前はサル!」
2016年11月28日の「トランプショックその1 アメリカの政治こそ経済で動く」
2016年11月29日の「トランプショックその2 トランプの変節を期待するのと実際にそうなるかは別!」
2016年12月2日の「トランプショックその3 これから4年はトランプリスク」
2016年12月8日の「孫正義とトランプ会談」
2016年12月11日の「孫正義とトランプ会談(続き) トランプ大丈夫か?」
2017年1月9日の「米中密約? トランプはどうする?」
トランプを小馬鹿にしたブログが多いですが、最近のニュースを聞いていたら、また書きたくなりました。今回は、女優メリル・ストリープの件です。
ゴールデン・グローブ賞受賞式で女優のメリル・ストリープが、「障がいをもつ記者のモノマネで爆笑をとるとは国家の頂点の立つ人間のやることか」とドナルド・トランプを批判しました。(詳しくは下記参照。もし削除されていたらご容赦ください)
http://www.gizmodo.jp/2017/01/meryl-streeps-golden-globes-speech.html
または
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000045-mai-soci
これは、2015年にニューヨーク・タイムズ紙のセルジュ・コバレスキ記者を物真似して嘲笑したとされる件です。これに対してトランプは、自分は障害のある記者を「馬鹿などしていない」とツィートしました。
これはいけませんね。トランプが記者の物真似をしているビデオが残っているのに、明確なウソをついちゃダメですよ。これじゃ、いくら優れた政策をしようとしても、熱狂的な支持者以外はトランプを信じなくなる。もし、トランプが昔の言動を全く覚えていないとしたら、これはこれで怖い。昔の言動をビデオで確かめようとしていないのなら、それも怖い。
ビジネスなら、失敗したり、嫌な奴が来たりするとサッサと逃げ出すことも可能だけど、政治は必ずしもそうは出来ない。それに、ビジネスで問題が起きても、ある程度は金で解決できるが、政治はそうはいかないこともある。またビジネスでは、トップダウンで即断即決も多いけど、政治は時間をかけて多数で決めることもある。どうもトランプは、ビジネスと同じように政治が出来ると思っている(というか、彼にはそれしかできない)ようですが、違うんじゃないですかトランプ君。
取り巻きが巧く立ち回ってトランプを盛り上げる可能性は無いわきゃないけど、そうならない場合もある。そのうち化けの皮が剥がれて傷口に塩を擦り込まれるよ、サルのトランプ君。
(トランプは選挙期間中に日本人をサルと言っていたけど、もう忘れたかな? そう言うトランプは演説中に興奮してくると顔だけが真っ赤になる。それが温泉に浸かっているニホンザルそっくりでした。最近はドーランを厚く塗って目立たなくしている)
2017.01.12