

11月第1週は2日から始まり、 「2日新甫は荒れる。」 の相場格言通り、波乱の
1週間になりました。
米CITの破綻に過剰反応して、大幅下落して始まった日経平均は、祝日明けの
戻りも鈍く、11/5には、一時、直近安値をつけた10/6以来の9700円割れ
となり相場環境を悪化させました。
一方、海外は11/3に豪中銀が政策金利引き上げをして、少し強気ムードが回復。
原油や金など、商品市況が活況となり、金は1100ドルに迫りました。
NYダウが、悪化した雇用統計を受けても、イベント通過アク抜け感から、週末に
1万ドルを回復してますが、日経平均は、雇用統計に対する警戒感から9800円
に届かず、9789円の週末引けで、週間で245円(2.4%)下落しました。
11月第2週、主な経済指標は、米で11/13に10月財政収支、11月ミシガン大学
消費者信頼感指数速報、中国で11/11に貿易統計があり、国内は 11/11に
機械受注、11/13に鉱工業生産などがあります。
また、11/9週は、11/10にガイトナ−米財務長官が来日し、11/13に
オバマ大統領が、初来日予定(米乱射事件で繰り下げ?)です。
取りあえず、9600円以下のリスクは後退し、ダブルボトムを形成しての戻りを
試す週明けになりそうですが、為替の円高一服の支援がほしいところです。また、
企業の4〜9月期決算発表も終盤を迎え、再評価される企業もありそうです。
今週、戻りが鈍いものの1万円の大台を回復し、ダウとのねじれ解消となる自律
反発があるか、注目しています。
11月第2週(11/9〜11/13)の日経平均は、9700円〜10050円程度を
想定しています。
1.11月第2週 主なイベントと予定(11/9〜11/13)
11/9
独 9月ドイツ鉱工業生産
独 9月ドイツ経常収支・貿易収支
日本 不動テトラ、細田工務店、三越伊勢丹H、日本カーバイド、堺化学工業、
東和薬品、富士製薬、大日本インキ、東洋ゴム、丸一鋼管、住友軽金属、
ホシザキ電、浜松ホトニクス、近畿車輛、いすゞ、NOK、松田産業、
大日本スクリーン、コンビ、アシックス、極東貿易、新京成電、澁澤倉庫、
NTT、GMO、広島ガス、京葉瓦斯、サンドラッグ 他 各決算
米 エレクトロニック・アーツ 決算
11/10
日本 9月国際収支
日本 10月景気ウオッチャ−調査
日本 ガイトナー米財務長官 来日(〜11/11)
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁 講演「米経済見通し」
米 イエレン・サンフランシスコ連銀総裁 講演「米経済見通し」
独 10月ドイツ消費者物価指数
独 11月ドイツZEW景況感調査
米 MBIA 決算
日本 第一建設工業、東鉄工業、大和ハウス、日揮、日比谷総設、ヤクルト、
日本ハム、伊藤ハム、博報堂DYH、スターバックス、はごろもフーズ
ユニチカ、日本ゼオン、ロート製薬、参天製薬、キョーリン、日本ペイント
関西ペイント、東洋合成、太平洋セメント、大平洋金属、大紀アルミ
DOWAH、ダイキン、トーヨーカネツ、グローリー、日本信号、アルパイン、
横河電機、双葉電子、ワタミ、マルシェ、白銅、島津製作所、凸版印刷、
河合楽器、MUTOH、セイコーH、稲畑産業、青山商事、東急電鉄、
京成電鉄、近鉄エクスプレス、東京テアトル、近畿日ツーリスト、ニチイ学館
11/11
日本 9月機械受注 (予想、前月比+2.9%)
日本 藤井財務相 定例記者会見
中国 10月貿易統計
米 米ベテランズデー(債券市場 休場)
米 フィッシャーダラス連銀総裁 講演「米経済見通し」
独 ウェーバー独連銀総裁 講演
英 10月雇用統計
英 中銀四半期インフレ報告
日本 中外鉱業、松井建設、安藤建設、丸大食品、日清紡H、帝国繊維、
ブックオフ、巴川製紙、フェイス、ラウンドワン、昭和化学、黒崎播磨、
三菱電線、昭和電線、不二サッシ、大崎エンジ、東洋エンジ、千代田化工
アネスト岩、アルプス、池上通信機、エスペック、フタバ、高速、ゼンショー
東京精密、タカラトミー、兼松日産農林、新生銀行、アイフル、明和地所
京急電鉄、近鉄、日本空港ビル、アサツーDK、応用地質、グルメ杵屋
米 アプライド・マテリアルズ、メーシーズ
11/12
加 9月カナダ新築住宅価格指数
EU トリシェECB総裁 講演(フランクフルト)
二 9月NZ小売売上高
豪 10月雇用統計
米 ウォルマート、アンハイザー、ノードストローム、ディズニー
日本 日本水産、間組、大成、大林組、清水、長谷工、鹿島、鉄建、西松、戸田
熊谷組、五洋、中外炉、高砂熱学、北陸電話工事、第一製パン、林兼、
オエノンH、ひらまつ、サンマルクH、ドワンゴ、セントラル硝子、THK、
ソースネクスト、大日本塗料、日本板硝子、ユニプレス、三井海洋開発、
井関農機、アルバック、ホーチキ、ヨコオ、三城H、美津濃、ユアサ商事
インボイス、吉本興業
11/13
日本 9月鉱工業生産
日本 オバマ米大統領 来日(14日に日米首脳会談)
日本 SQ日
米 10月財政収支 (予想、−1500億ドル)
米 11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 (予想、71.0)
独 ウェーバー独連銀総裁 講演(ベルリン)
EU 第3四半期ユーロ圏GDP速報値
米 JCペニー、フレディマック
日本 三井松島、ミサワホーム、PS三菱、協和エクシオ、太平電業、マツキヨH
セントラル総合、ラサ工業、関東電化、東邦アセチレン、児玉化学
フルキャストH、藤倉ゴム、A&Aマテリアル、栗本鐵工、日本橋梁、
日特エンジ、ホソカワミクロン、TOWA、木村化工機、大崎電気、GSユアサ
はるやま商事、大日本印刷、丸井G、あおぞら銀、りそなH、三井住友FG
横浜銀行、静岡銀行、みずほFG、リサパートナーズ、セイノーH、日本航空
学研H、東映、常磐興産、ミスミG
2.NY市場 為替・債券結果(11/6)
米雇用統計発表後、FF金利先物市場では来年の利上げ観測が後退した。
金利先物から逆算したFF金利実効レート(30日物)は、10年6月限が0.345%
(前日:0.370%)、10年9月限が0.60%(同:0.655%)、10年12月限が0.995%(同:1.055%)
に低下した。10年12月限は今年に入って初の1%割れ、米国の低金利政策が
長引くとの見方が強い。
米国債利回り(NY時間16:24)
2年債 0.848(-0.025)
10年債 3.499(-0.025)
30年債 4.397(-0.002)
2-10年債 265 (変わらず)
6日のNY債券市場は上昇、利回りは低下した。きょう発表された10月の米雇用
統計は非農業部門雇用者数(NFP)が前月比19.0万人減、失業率10.2%となった。
NFPは予想並みの水準だったが、失業率は予想外の高水準だった。
発表直後は幅広いゾーンで逃避買いが進み、2年債利回りは一時0.83%台、10年
債利回りは一時3.45%台まで低下した。ただ、来週実施される大型の国債入札が
相場が警戒され、逃避買いが巻き戻される場面もあった。ダウ平均がプラス圏に
浮上したことも相場を圧迫している。FF金利先物市場では失業率の大幅な悪化で
来年の利上げ観測が後退した。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=53484
3.NY株式市場結果(11/6)
NY株式
ダウ平均 10023.42 (+17.46 +0.17%)
S&P500 1069.30 ( +2.67 +0.25%)
ナスダック 2112.44 ( +7.12 +0.34%)
CME日経平均 9805 (大証比:+25 +0.26%)
6日のNY株式市場は小幅続伸。ダウ平均は17.46ドル高の10023.42ドルで取引を
終えた。株式市場は10月の米雇用統計を嫌気し、売り優勢で幕を開けた。
ダウ平均は一時70ドル近く下落した。ただ、その後は悪材料出尽くし感で売買が
交錯。ダウ平均は前日終値を挟んで振幅するなど方向性に欠けた。
ダウ採用銘柄はまちまち。P&G、J&Jなど消費関連株は底堅く推移したが、
バンカメ、JPモルガンなど金融株は軟調だった。GEは6.2%高とダウ採用銘柄で
上昇率トップ。
アナリストによる投資判断引き上げが相次いだことが材料。サンフォード・バーン
スタインは、傘下の金融部門GEキャピタルのリスクが低下したとし、投資判断を
「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げている。
ハイテク株中心のナスダックは小幅続伸。ナスダックは7.12ポイント高の2112.44
ポイントで取引を終えた。アマゾン・ドット・コム、グーグルなど主力株は概ね
堅調だった。5日の取引終了後に決算を発表したスターバックスは7.2%高。同社の
第4四半期決算は1株利益が市場予想を上回るなど好調だった。コスト削減が
利益押し上げに寄与した。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=53485
4.NY原油先物12月限、金先物12月限(11/6)各 結果
NY原油先物12月限(WTI)
1バレル=77.43(-2.19 -2.75%)
6日のNY原油先物は大幅続落。12月限は、2.75%安の77.43ドルで取引を終えた。
10月の米雇用統計で失業率の大幅な上昇が示されると、原油需要が落ち込む
と見方が広がった。12月限は一時77ドル台を割り込み、76.71ドルまで売られた。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=53490
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1095.70(+6.40 +0.59%)
6日のNY金先物は続伸。12月限は、0.59%高の1095.70ドルで取引を終えた。
米雇用統計発表後にドル安が進むと、12月限は一時1101.90ドルまで上昇。
史上最高値を更新した。ただ、その後は高値警戒感から利益確定売りに押された
ほか、原油安を背景に買いが手控えられ、伸び悩む展開となった。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=53488
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