「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月第4週 相場展望と予定

2017-07-23 23:52:04 | 相場展望

     
7/17~週の日経平均は、膠着/もみあいの中、少し下落しました。週初の
東京市場、下落からのスタート。日欧の金融政策の行方を見極めたいとして、
2万円レベルでこう着感が広がったが、決算発表が開始となり、個別物色の
動き活発化している。週末に予想以上の好決算を発表した安川電機は、為替
が円高の中、大きく上昇した。

結局、日経平均は、週間で19円(↓0.09%)下落し20099円の大引けでした。

さて、7月第4週(7/24~7/28)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

主な経済イベントは、米で7/26FOMC、7/28に第2四半期GDP速報値等
あります。また、米FANG銘柄の決算も引き続き注目されそうです。明日から
の週、7/24にアルファベット、7/26にフェイスブックの決算発表に注目。

一方、国内は、週末7/28に日本雇用統計があり、国内主要企業の決算発表も
多く予定されており、期待されるところです。

業績相場に移行する事が想定され、改善期待が膨らむと、相対的に割安感ある
銘柄、個別物色中心の展開から、円高耐性も出て、底堅い流れに期待したい。

日経平均、7月第4週(7/24~7/28)レンジは19900円~20200円程度
を想定しています。

1.7月第4週(7/24~7/28)主なイベントと予定
 7/24
日本 6月スーパー売上高
日本 コクヨ、KABU.COM、コーエーテクモ 各決算
 米  6月中古住宅販売件数
 米  6月製造業PMI
 米  アルファベット、ハリバートン 各決算
 独  7月製造業PMI速報値
EU 7月ユーロ圏製造業PMI速報値
 世  OPEC加盟国・非加盟国、閣僚会議
 7/25
日本 信越化学、シマノ、富通ゼネ、コメリ、三菱自 各決算
 米   FOMC(~7/25)
 米   7月消費者信頼感指数
 米   5月S&Pケースシラー住宅価格指数
 米   国債入札 2年債(260億ドル)
 米   AMD、AT&T、TI、アムジェン、3M、マクドナルド、ユナイテッド・テクノ
 米  イーライリリー、デュポン、キャタピラー、バイオジェン、GM、フリーポート、
 米  ニューモント、USスチール、AKスチール 各決算
 独  7月Ifo企業景況感指数
 7/26
日本 日本電産、任天堂 各決算
  米  FOMC政策金利
  米  FOMC声明
  米  6月新築住宅販売件数
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
  米  ホールフーズ、コカ・コーラ、ボーイング、フォード、D.R.ホートン
  米  ギリアド・サイエンシズ 各決算
  豪  第2四半期消費者物価指数
  英  第2四半期GDP速報値
 7/27
日本 花王、富士通、日産、キヤノン、東京エレク、ドコモ 各決算
  米  6月耐久財受注
  米  米新規失業保険申請件数(~7/22までの週)
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
  米  アマゾン、P&G、コムキャスト、ベライゾン、マスターカード、セルジーン
  米  UPS、ダウ・ケミカル、コノコフィリップス、サウスウエスト航空、アフラック
  米  バレロ・エナジー、エクスペディア、インテル、スターバックス 各決算
中国 6月工業利益
 独  ドイツ銀行 決算
 7/28
日本 6月有効求人倍率
日本 6月完全失業率
日本 6月家計調査
日本 6月消費者物価指数
日本 6月鉱工業生産
日本 武田薬、アステラス、新日鐵住金、コマツ、日立、ファナック、野村 各決算
 米  第2四半期GDP速報値
 米  ミネアポリス連銀総裁、発言
 米  グッドイヤー、エクソンモービル、シェブロン、メルク 各決算
 独  6月消費者物価指数
 仏  BNPパリバ 決算
 西  サンタンデール銀行 決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/21)

今日のNY為替市場はドル売りが強まった。ドル円はNY時間に入って一本
調子のげを見せ、111円割れ寸前まで下落した。前日は200日線の水準が
維持されていたが、112円台が重かったことでロング勢もモメンタムを失って
いるようだ。本日は米国債利回りも原油も米株も軟化したことからドル円も見
切売りが強まった模様。

日銀と主要国の中銀との出口戦略に対する温度差の違いから円安期待は根
強いものの、足元の米インフレ鈍化からFRBの年内利上げに対する不透明感
がドルを圧迫。また、ここに来てトランプ政権の経済政策への不安感も台頭して
おり、ヘルスケア法案を成立することができなかったことで、今後の本丸とも言える
税制改革やインフラ整備の法案を成立させることができるのか市場も不安に
なってきている。

今回の下げでドル円は10日線と21日線のデットクロスを示現しそうだ。下値
では実需など押し目いも期待され、上向きトレンドまでは変化しないと思われる
が、来週FOMCの反応次第では一旦、110円付近までの下げも留意する必要
がありそうだ。

一方、ユーロは強い動きが続いており、ユーロドルは一時1.16台後半まで上げ
幅を拡大している。NY時間にかけて利益確定売りも出て、1.1640ドル近辺まで
伸び悩んでいたものの、下がったところでは買い意欲も旺盛で再び騰勢を強め
ている。

前日のECB理事会を通過しおてもなお、ユーロは買いが続いている。ECBは
声明で「必要なら資産購入の規模や期間を拡大する用意」という文言をそのまま
残した。その後のドラギ総裁の会見も慎重姿勢を強調し、全体的には予想以上
にハト派な内容だったと思われる。しかし、ユーロの買い意欲がECBに勝って
いるのか、ドラギ総裁の「債券購入プログラムについては秋に協議」との一言
に敏感に反応。

その後、トランプ大統領のロシア疑惑に関する捜査を拡大させているといった
報道もあり、ユーロドルは一気に買い気を強めた。ドルも買えない、円も買えない、
そして、ポンドも買えない中、資金はユーロに集中しており、ユーロ買い材料
だけに市場は耳を傾けている印象もある。さすがに過熱感は否めないものの、
調整の気配も今の所見られない。
                  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=381714
 米国債利回り
   2年債       1.340(-0.012)
   10年債      2.238(-0.021)
   30年債      2.809(-0.017)
   期待インフレ率  1.760(+0.024)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。原油が下落していたことや、米利上げへ
の不透明感、そして、トランプ大統領への不安感が利回りを押し下げている。

10年債利回りは序盤に2.22%まで低下し、30年債は一時2.79%台
まで一時低下した。
2-10年債の利回り格差は90(前日91)。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=381713
3.NY株式市場 結果(7/21)

 NY株式21日
   ダウ平均      21580.07(-31.71 -0.15%)
   S&P500      2472.54( -0.91 -0.04%)
   ナスダック     6387.75( -2.25 -0.04%)
   CME日経平均   19995  (大証比:-85 -0.43%)

今日のNY株式市場でダウ平均は続落し、最高値更新からの利益確定売りが
続いている。モラー米特別検察官がロシア疑惑の捜査を拡大させる中、トランプ
大統領の 経済政策への不透明感が強まっており株式市場を圧迫している。

きょうはGEがダウ平均を圧迫。取引開始前に発表された決算は売上高、1株
利益とも予想を上回ったものの減益決算となった。同社はキャッシュフローの
脆弱さが指摘され、物言う株主からの圧力も強まってるが、4-6月期のキャッ
シュフローは改善したものの、市場からは今年の目標達成に下期はかなりの
改善が必要となり、悲観的な見解も示されていた。

また、GEの決算を受け、他の産業株も売りが優勢となり相場を圧迫。その他、
原油相場が下落していたことからエネルギー株も軟調。米国債利回りの下げ
で銀行株も下げている。

ダウ採用銘柄ではGEのほか、キャタピラーや3Mが下落。また、シェブロンや
エクソンモービルも軟調に推移。一方、好決算を発表したビザが上昇したほか、
ナイキが続伸。ナイキは北米での販売が底打ちとのアナリストの見解を引続き
評価。

ナスダックも利益確定売りから小反落。マイクロソフトが好決算にも係わらず反落
したほか、アマゾンやテスラも軟調。一方、エヌビディアやアルファベット、ネット
フリックスは上昇した。

マイクロソフトは1株利益が0.98ドルと予想の0.71ドルを大きく上回った。
1株利益は携帯電話部門のリストラに伴う減損処理による税効果で0.23ドル
嵩上げされているものの、それを割り引いても1株利益は予想を上回っている。
また、将来の主力事業として力を入れているクラウドサービス「アジュール」の
販売が倍増しておりポジティブな内容と言えよう。しかし、株価は7月に入ってから
上げを加速しており、前日は上場来高値を更新していた。既に好決算を織り込ん
で推移していた面もあり、噂で買って事実で売るといった展開になっているのかも
しれない。

バージニア州の商業銀行のキャピタル・ワンが大幅高。前日引け後に4-6月
期の決算を発表しており、予想を上回ったことが好感された。

eコマースのイーベイが下落。前日引け後に決算を発表していたが、1株利益は
予想通りの内容となったものの、7-9月期の見通しが予想を下回ったことが
嫌気されている。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=381710
4.NY市場 原油先物9月限/金先物12月限 各結果(7/21)

 NY原油先物9月限(WTI)
  1バレル=45.77(-1.15 -2.45%)

 米大手石油ガス開発のベーカー・ヒューズによると、今週の米国内の原油の掘削
 装置(リグ)稼動数は先週から1基減少して764基となった。

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1261.00(+8.90 +0.71%)

 金8月限は、欧州中央銀行(ECB)理事会後のドル安や、モラー特別検察官がロシア
 疑惑で捜査の対象を拡大したことなどを受けて堅調となり、6月26日以来の高値1255.9
 ドルを付けた。
                   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=381697

 

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