横ちゃんのきまま日記

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筋肉を鍛える

2017年02月24日 | 日記
内海 聡先生のFB投稿より


筋肉を鍛える

私もやらなければと思いながら出来ていませんが、筋肉がしっかりある人は健康で若々しく生きれる可能性があります。「マイオカイン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは筋肉から分泌される「若返りホルモン」です。存在が発見されたのは、まだ数年前のことです。だから、ほとんど人が名前すら知らないのは、当然です。それまで、筋肉とは、たんなるエネルギーを消費する組織だと思われてきました。

しかし、近年の詳細な研究で、筋肉を使うと、そこからさまざまな活性物質が分泌、放出されることがわかってきたのです。研究者たちは、これを「筋肉ホルモン」と呼んでいます。 筋肉は、活性ホルモンの分泌器官だったのです。これまでに、すでに筋肉ホルモンは約100種類もの物質が確認されています。「マイオカイン」は、「白筋」の場合、激しい筋肉運動をすると分泌されます。「赤筋」からは、ふだんの軽い動作でも分泌されます。

「マイオカイン」の分泌量は「筋肉量」と「運動量」に比例することも解明されています。「筋肉量」と「運動量」を増やせば、若さを保てることになります。そして「マイオカイン」の発見は、これまでの現代医療にも大きな疑問を投げかけています。これまでの医療の鉄則は「絶対安静」でした。だから入院患者は、一日中ベッドに寝かせきりです。ところが、この〝寝かせきり〟医療の恐ろしさは前から指摘されています。

日本の寝たきり老人は、欧米の約5倍といわれてます。寝たきり老人は、みるみる筋肉が落ちて、骨と筋だけになります。そうして、歩くどころか、起き上がることさえできなくなります。鼻からチューブで栄養が補給され、排せつも管で行なわれます。なかには胃に穴を開けられたチューブを差し込まれた異様な姿の老人もいます。いわゆる胃ろうです。このような状態を病院関係者は自嘲気味に〝スパゲティ〟療法と呼んでいます。

ある老人医療の専門医は、恐ろしい警告をしています。「70歳を過ぎて入院させると、1日1年のペースで老化します」。欧米では手術した翌日から歩かせるのが常識ですが、日本人は、その〝荒っぽさ〟にびっくりsることが多いようです。寝かせきりの体力、筋力低下の恐ろしさに、欧米の医学界が気づいているからです。坂道を歩くだけで普通のウォーキングの20倍の運動効果があるそうです。病院なら階段があります。

「アイソメトリクス」も効果的です。わかりやすく言えば「静的筋肉強化法」です。それは運動生理学に基づいたもので、「筋肉は、最低5秒間、最大負荷の80%以上の力を加えると、急速に増強される」のです。5秒間でも強力な負荷を筋肉にかけることで、筋肉増強遺伝子にスイッチが入って、急激に筋肉細胞は増殖するのです。ジムで何十分も筋トレに汗を流している人からみたら拍子抜けでしょう。
 
一例を書いておきます。
▼勝者のポーズ:これはボクシングなど勝者が観衆に向かってとるガッツポース。そのポーズを決めて、両腕、胸筋、背筋、さらにお尻を引き締め脚の筋肉にまで、一気に思い切り力をこめる。プルプル全身が震えるくらい力をこめないと効果は出ません。
▼祈りのポーズ:両手を合唱して両側から思いっきり圧力を加えます。上腕筋と胸筋肉が鍛えられます。
▼鈎のポーズ:右手と左手の指を胸の前で鈎にして、両側に思いっきり引っ張ります。肩と背中の筋肉が強化されます。
▼重ねのポーズ:左手のひらを上向きに。右手のひらを下向きに重ねて、上下に思いっきり力を加える。胸筋と腕全体の筋肉が鍛えられます。5秒やったら、今度は手の位置を変えます。
▼交差のポーズ:これはタオルを用います。背中で交差させ右手と左手でタオルの端を握って思い切り引っ張ります。体幹筋が全体的に鍛えられます。
▼加圧強化法:幅広の皮ベルトが必要です。きつく締めて腹筋に思いきり力を入れます。これは加圧レーニングの一種です。
 
あとは実行と継続あるのみです。
(画像はネットよりお借り)
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