横ちゃんのきまま日記

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子どもに甘いものをとらせること

2017年07月15日 | 日記
内海 聡先生のFB投稿より

子どもに甘いものをとらせること

子どもに甘いものを与えてはいけません。おそらくこれが最も親たちにとっては難しいものであり、親たちが最も洗脳されている事柄でしょう。甘いものを与えてはいけないのは、砂糖や甘味料が体に悪いという意味も込められていますが、溺愛することによって結局はいい加減な大人になるということを暗示しています。かわいいかわいいといってジュースを与え、アイスクリームを与え、ラーメンを与え、お菓子を与え、その結果精神はただ甘えるだけになります。その結果自立した大人になることを強力に阻害します。ごく簡単にいっても虫歯になる一番の原因は甘いものであり砂糖です。

苦いもの、辛いもの、すっぱいもの、塩辛いもの、これらを子どもに与えるように工夫する必要があります。甘いものは食べてはいけないのではなく、自然の甘さが分かるものを少量食べさせるようにすることが重要です。本来それこそが親の食に対する子供への指導であり、日本人のほぼすべてがこの食育の行為を忘れています。日本人は洋食の日が増えていますが、洋食であってもこれは適応することが可能なのです。幼少期から野菜や海草は食べさせる工夫が必要です。これらはほとんどが甘くないですし、逆にいえば昔の根菜などは自然の甘みを感じることができました。

砂糖は数ある食品の中でも最強に近い毒であり、もともと人間の体は砂糖を直接取るようには出来ていないことを理解する必要があります。糖は糖化を促進し活性酸素を生み出し過酸化を誘導、さらに糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され弊害が生じてきます。ほかにも糖分は様々な病気をもたらしますがその甘さゆえに多くの人を病気にさせてきました。16世紀当時の砂糖というものは金と同等の価値を持つ非常に貴重な品物でしたが、それだけ依存性があったということなのでしょう。西洋の貴族は砂糖好きであったがゆえに一様に虫歯だらけであったことが伝えられています。また子供が精神的におかしくなることの一つに、砂糖や甘いものを与えていることが挙げられます。白砂糖はミネラルが皆無であり、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンなどを使ってしまいますが、厳密に述べればすべての糖は使用すべきではありません。三温糖、黒砂糖、てんさい糖、なども同じなのです。

これを説明するときに用いられる言葉が直接糖という言葉と間接糖という言葉です。直接糖はグルコースや砂糖や果糖などに代表される、まさに直接的に糖として働き血糖を挙げる糖ですが、これは健康の上では非常に危険な物質です。人体が必要とする栄養素でありながらとても危険なのです。それに比して間接糖とは分解を何回も繰り返して糖分となり、体にゆっくりと吸収される糖分のことです。たとえば白米は直接糖に近く玄米はより間接糖に近いのです。人類は何十万年も前から間接糖しか摂取しておらず、砂糖などというものは歴史上存在しなかったのです。だから健康でいたいのであれば間接糖しか摂取してはならず、病気になりたければ直接糖を摂取すればいいのです。

最近、更に問題視されているのが「異性化糖」もしくは「異性化液糖」になります。異性化糖とは科学的に無理やり作り出したブドウ糖や果糖ということですが、商品の中にはHFCS(high-fructose corn syrup、高フルクトース・コーン・シロップ)として入っているのがほとんどです。これまでの記載通り、これは相当体に悪いシロモノです。また、異性化糖にはもう一つ別の問題があり、それはほとんどが遺伝子組み換えのトウモロコシを原料として製造されているということです。このようなビジネス形態が出来上がっているのにはすべて深い構造上の理由があります。

残念ながらこのような状況は経済格差によっても助長されています。アメリカでは貧困層ほど砂糖の消費量が多いというデータがあり、アメリカでは(日本でもその傾向がありますが、)、砂糖入りの清涼飲料水や食品が、ミネラルウォーターや生鮮食料品よりも安く手に入ります。その結果どんどん病気が増えることになります。日本でも全く同じ状況だと言えるでしょう。実際にアメリカの研究では砂糖の摂取を減らしたグループと、普通食のグループの行動を比べたときに、砂糖の摂取を減らしたグループは普通食のグループに比べ、反社会的行動が46%低下したというのがあります。特に暴行が82%減、盗みは77%減、と激減しました。

歴史に目を移せば、十八世紀の歴史家ウッドラフ・D・スミスは「砂糖入りのお茶やコーヒーは、十八世紀ヨーロッパの中でも最も重要で強力な組み合わせの一つであり、それ故に、西ヨーロッパのお気に入りの『ソフト・ドラッグ』となった。なぜなら、それらによって尊敬すべき中産階級の仲間入りができたからだ」と書いています。十九世紀には大阪の儒者である中井履軒が著書「老婆心」の中で砂糖の害を述べ、砂糖亡国論を唱えています。ほかにも多くの学者がその依存性や害について述べてきたのですが、現在はビジネス優先の為そんなことは忘れられている状況なのです。
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