横ちゃんのきまま日記

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山本太郎氏の言葉より

2017年09月20日 | 日記
内海 聡先生のFB投稿より

山本太郎氏の言葉より

希釈政策を、グイグイ押し進めているような人たちが、日本の政治を牛耳っているわけですよね。事故後即刻、放射能を封じ込めもせず、逆にガレキ拡散させて、さらに「食べて応援」って、・・・あり得ない人たちなんですよ。そういう人たちが、絶対にやろうとするはずはないんですけれども(笑)、本来なら、すぐにでも、日本国中の土壌汚染度合いを調べていかないと、ダメだと思うんです。

国に然るべき予算を、その土壌汚染調査につけてほしいんです。そして、日本国中、もう本当に細かく細かく、セシウムやヨウ素以外も、全核種一つひとつについて、汚染度合いを調べていくことが、最優先課題だと思うんです。 でないと、汚染されているところで、ずぅ~っと食べものが作られ続けているわけじゃないですか?それらは必ず、すぐさま流通に乗って、日本国中に拡散されますよね。

「どこの土壌が汚染されていて、どこの土壌が汚染されていないか」ということもハッキリさせてないのに、キレイそうなところを、ちょっと一部だけ抜き取って、「OK」にしているのが現状です。そうしたことが、311以後、ず~っと続けられているから、ドンドン放射能汚染や被曝が拡大しているんです。 だからこそ、まずは、食品の安全基準を、もっともっと厳しいものにしていくことは、当然のことだと思うんです。

けれども、それを今、逆にドンドン緩くしていこうとしているんですよ、この国のトップの人たちは。この間も、「原子力規制委員会」委員長の田中俊一さんが、「100Bq(ベクレル)っていうのは、ちょっと厳し過ぎるんじゃないか?」「もっと緩めるべきだよね」と、頭のネジが完全にぶっ飛んだような発言をしていますし(笑)。それでも、僕としては、「食品の安全基準を厳しくする」ということは譲れないです。

それと同時に、「生産される食べものが、どういう土地で作られているか」を、消費者にきちんと分かるように示せる「放射能汚染地図」を、何とかして早く作りたいんです。 (中略) だから、「歩く風評被害」と呼ばれているんですよ(笑)。   でも、実際に、福島周辺に住んでいる人たちでさえも、汚染されていない地域の食べものを探して買って食べているんです。

だから、「まだ汚染されていない土地で食べものを生産してくれている皆さんが、頼りなんです」「だから、汚染されてない食べものを守って欲しいんです」「だから、原発は再稼働してはいけないんです」という話も、同時にしています。しかし、本来ならそうした人たちに賠償すべき加害者の責任は棚に上げたままなんですよね。しかも、それを消費者と生産者に押し付けているから、その「食べて応援」を受け入れざるを得ない人たちが多いということも確かです。  

現に、「汚染されたものは買いたくない」と思う消費者と、「国が安全だと言っているのに買わない消費者が悪い」と思う生産者が、互いに対立させられている構図があります。本来は、消費者と生産者は、ともに被害者のはずなんです。それなのに、加害者が、本来なら自分たちに向けられるはずの、消費者や生産者の怒りを逸らすために、そういう構図を作っているんですよね。それに、まんまと乗せられているわけですよ、多くの人たちは。

だから、加害者は安全圏にいて、未だにのうのうと責任を追求されずにいられるんです。それに引き換え、消費者や生産者は、事故で被害者となった後、今もなお2次的な損害を被り続けています。やはり、これも、そういう事実に蓋をして、逆に、ありもしない「風評被害」というフィクションばかりを助長しているマスコミの罪が大きいんじゃないかと思います。 (中略) 今、国会の中では、もうどの議員も皆、「しないこと」というか、「終わったこと」という雰囲気なんですよ。

だって、もう被曝のことを、国会で質疑している議員って、ほとんどいないじゃないですか?それどころか、ついこの前までは、「除染は不可能だ」「帰還は危険だ」と言っていた議員まで、「除染すれば、帰れるよ」と言い出したり。「あれ、庶民の味方じゃなかったの?」と梯子を外された気分です(笑)。それでも、僕は、ずっと変わらず一貫して、「被曝問題が一番、大切だ」と思っています。だからこそ、「移住の権利」という案件は重要なんですよ、僕の中では。でも、たとえば、「特定秘密保護法」だったり、消費税だったり、社会保障の切り捨てだったり、「集団的自衛権」だったり・・・。

とにかく、いろんな課題が次から次に、日々めまぐるしくドンドン溢れ出しては広がっていくから、その対応だけでも追いつけないんですよね。 だって、福島の子どもたちの甲状腺ガンの話だって、あまりクローズアップされないじゃないですか?先日、ようやく、報道ステーションでクローズアップされましたけど。それに対して、「よくやった!」と褒めちぎっている人たちが多いみたいですけれども、でも、「いや、違うだろ!」と言いたくなります。もちろん、報道しないよりは報道してもらった方が良いんです。

だけど、どうして、もっと早くトップ記事として扱われなかったのか。本来なら、もっともっと詳しく、日常的に報道されていないといけないはずなのに。通常、小児甲状腺ガンは、「100万人の内、1人(0.0001%)あるのかないか」という極めて低い罹患率ですよね。それなのに、福島では「225,000人の内、75人(0.03%)」発生しているんですよ。つまり、311以前の、実に330倍です。
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