生活の中の音楽、心の音楽

新井葉子が、ピアノ、コントラバス、チェロ、弦楽アンサンブルの指導や自らの演奏活動で、日々考えたことをつづっています。

指揮者は合奏練習にピークを持っていく。演奏者は本番にピークを持っていく。

2017年10月19日 | 音楽雑感
最近気になったので、指揮者について、インターネットの記事を読んでいました。


指揮者は、合奏練習をいかに効果的に運ぶかが仕事の中心である。



やっぱりそうだったんだ、と納得しました。
私自身、フイヤージュ弦楽アンサンブルの本番で指揮棒を振りながら、「指揮者って、本当に踊ってるだけなんだな」と考えていました。




合奏練習は回数が限られていて、フイヤージュの場合、楽団員は学業と仕事の合間に練習をし、合奏練習に臨みます。
準備が不十分な時もあるでしょう。心ここにあらずで、なかなか集中できない時もあるでしょう。
それでも、合奏練習に来てくれて、音を合わせてくれる。指揮者としては、まずそこに敬意を払わなければいけません。

そして、いざ合奏が始まると、自分ひとりで練習していた時とは様子が違います。
他人の音と合わせるというのは、普段気づかいのできる楽団員でも難しい。
音そして演奏は、その人なりの個性があり、お互いの音を近づけていく作業は、演奏技術もからんできて、簡単にはいきません。そこに、様々な葛藤が生まれます。

その日の合奏練習がどのように進んでいくか・・・あるいは進められないか・・・全く見当がつきませんが、指揮者はその時の状況に応じた指示を出す必要があります。
そのためには、事前の準備はもちろん、本番までの道のりを考えながら、短期~中期~長期の計画を立て、常に修正していきます。

練習が進んでいくと、テンポは必ず変わりますし、音楽が姿を現してくるようになります。
細部を作る練習に時間を割いていたものが、本番が近づくと1曲を通す練習も取り入れるようになり、時間配分も変わってきます。

とにかく指揮者は、 練習をトータルで導いていく能力が必要なんだ とわかりました。




私は今、プログラミングを勉強しています。
好きだし、自分の教室で使えるアプリを作りたいという目標があるので、楽しく学んでいます。
様々な方面で言われていることですが、これからは、子どもだけではなく大人も、生活全般において、プログラミング的思考が必要になってきます。

要は 「問題解決へ向けて効率よく進むよう、自分で計画をたてて実行する」 ということです。

気分屋だったり、計画的に導けない指揮者は、今後困るだろうなと感じています。

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