ティスティンググラス vs 盃

2016-12-04 19:29:47 | お酒
前回のお酒の記事でニッカウイスキーの麦焼酎をティスティンググラスで飲み、あっさりした味と評価した。
ところが、後日普段使いの平たい盃で飲んでみたらあれま不思議、ふくよかで膨らみある味わいに変わっていた。
ウイスキーの香りも味覚としてしっかり感じた。
この涼しい季節、変質した訳ではないだろうから、お酒の味が変わるとは考えにくい。
舌の受け取り方が変わったのだろう。



前回の感想はなんだったんだろうと疑問に思い、ティスティンググラスでも再度飲んでみる。
すると口腔への流れ込み方が違うようで、舌の上をスルリと喉へと通り過ぎた。
ははあ、確かにあっさりしている。
盃で口に含んだ時は横に広がり舌の上に留まる量が多かったぞ。
舌の横の端の味蕾でも多くの味を感じ取っている。
それどころか舌の側面を回り込んで舌の下側でも刺激を感じた。
下側で味を感じれるのか知らないが、そこからも舌に旨味が染み込んでくるように思えた。
味覚を感じる場所が口のなかいっぱいで、だから厚みある味わいと感じたのだろうか。
普段芋焼酎はこの盃で飲んでたから、比較されたニッカの麦焼酎は不利な戦いを強いられていた訳だ。
申し訳ない。
ちょっと評価を良くしたのでここで訂正しておく。

<味蕾>


しかし驚きである。
酒器でこんなに酒の味が変わるのか。
でもそれは意識せずに飲んだ場合で、ティスティンググラスでも口の中に意識的に残して横に広げれば同じような味になるのでは。
試してみた。
…?、うーんやっぱり盃の方が重厚感がある気がする。
なんでだろう。
思い込みか?
酔っぱらってきたか?
この評価は本当なのか再検討が必要だな。
もう残りわずかなので、他の酒でも比較してみよう。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿