「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?

「四十九日」

2017年04月21日 | つれづれ噺

             

一瞬のうちに姉を亡くしてから、早四十九日を迎えた。
誰一人の身内に看取られるでもなく、一方的に、突然に襲った悲劇によって逝かざるを得なかった姉。
今、黄泉路の彼方で何を思い、何をしているのだろうか。

身内としては、ただひたすら仏事に粗相無きようお勤めを果たし、冥福を祈るしかない。
亡くなった日から数えて、ひと七日、ふた七日・・・そして今日がまさに七回目の七日を迎えた四十九日である。
あれこれ思い出すことは山ほどある。そりゃそうだ、75年という長き歳月をともに生きて来たのだから。

両親の健康な身体から6人の子どもが生まれた。長女・次女・長男・三女・次男・四女。
今こうして振り返っている小生は、第5子の次男坊である。本来なら冷や飯食いの厄介者。養子の口でもあれば格好の標的となる存在である。
そんな話はともかく、6人もいた姉弟が、今や半分の3人になってしまったという話。
実に淋しい暗い話になるが、避けて通れない現実である。

美人で聡明、地元では「超一流」などともてはやされた長女は、40歳半ばで病気に負けた。
「美人薄明」とはまさにこのことを言うのか、などと嘆いたのを思い出す。
但し、この世の中でこれ以上の親不孝はないと言われる「親より先にあの世へ行く」という点では、一番の親不孝な子だったことになる。
さりながら小生にとっては「もう少し長生きしてくれていたらオレの人生も変わったものになっていたかも……」などと思わせる、影響力の強い、パイオニア的精神の持ち主で、理想の姉であった。

そんな長女のすぐ次に生まれたのが今日の主役、85歳で突然に逝った次女である。
立派な姉を持つ妹のジレンマを感じつつ成長した姿が、年を取っていっても随所にみられる人だったな~
かく言う小生も、「やり手で頭がいい」兄貴の陰に埋もれる次男坊で、何かしら次女と共通する被害者意識みたいなものがあったな~
などと愚痴ってはみるものの、逆境に負けない粘り強さを持ちあわせていた部分も、同じく共通項である。

いずれにしても残ったのは、姉・小生・妹3人だ。せいぜい仲良くしよう。
出来れば見送る立場より見送られる立場の方がよさそうだな~。さてどうなるんじゃろう。

亡き姉の四十九日法要は、遠くに住む息子たちの事情で明後日仏事は執り行われる。
今日は静かに、我が家の仏壇に手を合わせたい。        合掌

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