「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?

「メディアに乗せられて」

2017年08月09日 | つれづれ噺

                                 

我が愛する広島東洋カープの快進撃は続く。
真夏の暑さにもめげず、連日連夜の6連戦を繰り返し戦って、確かな成績を残しているカープ。
27~28歳という脂の乗った選手団を中心に、チーム内競争を勝ち上がった成長著しい若手、そして確かな選手起用の首脳陣。
これら好循環に支えられて、昨年に次ぐ連覇が視野に入って来た。

8月8日、ナゴヤドームの中日戦を負けずに引き分けたカープは、当面の敵である阪神が敗れたために、優勝マジックナンバーなるものが点灯した・・・とメディアは大騒ぎをしている。そんなメディアに乗せられて、ファンも一緒になって騒いでいる向きもある。
そもそも大騒ぎの元となっているマジックナンバーはまだ「33」なのである。102試合を消化したカープは63勝35敗4引分。
残り41試合で、対阪神に8戦全敗しても他のチームに33勝すれば優勝するという誠にややこしい数字である。

ご存じの通り、この不明瞭なマジックナンバーは、今後の調子の変動や2位チームの成績によっては消滅することもある。
誠に不安定な数値である。そんなものに一喜一憂することなく、目の前の一戦一戦を確実に勝つよう応援したいものである。
グラウンドの選手たちは、マジックナンバーが10以下になったあたりでようやく意識するのだろう。応援するファンも、早くから数値にこだわって頭を悩ますより、暑さに負けない熱い声援を贈って、選手の背中を押す役割の方が楽しいと思う。

そして今ひとつメディアの気になる言葉に「先発投手が100球を超えた、そろそろ交代か」などとピッチングコーチみたいなことを言い募る。これはおかしいという気がしてならない。先発投手は5・6日休んで1日登板するのである。それで1勝すれば確実に年俸は上がる。
6日目か7日目かに登板すれば、100球などという球数よりも9回完投を目指すのが当たり前ではないのか。
勝つのに越したことはないが、相手がいるのだから負けることだってある。たとえ負けても球数を気にせず、完投を心がけてこそ、一流の投手として名を馳せる資格が生まれようというもの。

メディアが勝手に作り出した言葉が横行し過ぎると、選手たちもいつしかその気になって軟弱になってしまうとすれば、それはお金を出して応援するファンに失礼である、という気がする。完投をあきらめて中継ぎ陣に頼ることを分業制という。この「分業制」という言葉もメディアが勝手に面白おかしく言い始めた言葉のようである。

もっとも、連戦に次ぐ連戦を強いられる選手は、いつもかつも死に物狂いでやってられない気持ちもまたよ~~く判っている。
いずれにしても、「連覇」の二文字がこの先、出来るだけ早く現実なってくれることを願ってやまない。

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