「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夕立の足跡」

2017年08月29日 | ニュース・世相

                           
              ハスの葉っぱに残る無数の雨粒

このところ、あの灼け付くような暑さからホンの少しだけご赦免を頂いているように思える。
それは思いもかけない時に突然にやって来る夕立のお陰もあるようだ。涼しさを運ぶ突然の雨は有り難い反面、全ての面で慌てさせることも多い。飽くまでも夕立と言うからには長く降ってはいけない。篠つくような雨が長く降るのは夕立とは言わず、ゲリラ豪雨などと呼ばれる。

ハスの葉っぱに無数の雨粒を残す夕立は、雨の中でも可愛いものである。長いお天気続きで、乾ききったハスの葉っぱに突然の夕立がくると、このような現象を起こすようである。何度か雨が続いたり少しの湿り気が漂っていたりすると、葉っぱの方も慣れたもので、雨粒を貯めることなくサラッと流してしまう。だからこそ散歩道でこのような夕立の足跡のような光景に出会うと、雨の有り難さに何故かホッとする。

その一方で、またまた世界中のあちこちで大雨やハリケーン、台風などの大災害が発生。甚大な被害をもたらしている。
縦長の日本列島も、一番下の沖縄や九州南部などは、台風や大雨に悩まされ続けている様子が連日の様に報道される。実に気の毒なことである。近年では、台風や異常気象の進路も様子を変えてきている。東北や北海道といった、これまであまり異常気象にに悩まされて来なかった地方に、思いがけない異常気象被害がもたらされている。北陸や東北では40日近く連続で雨模様のお天気だという。
その分、野菜生産地の異常気象で、野菜の値段が上がりっぱなし。日本全国の主婦の財布を「出費増大」という被害が直撃している。

アメリカにおいては大型ハリケーン「ハービー」がテキサス州などを襲い、見るも無残な光景が映し出されている。中国でも台風が大暴れした模様。
その中国と隣接する北朝鮮にも、台風被害が出たのだと思うが、この国からは、世界の同情を買う「支援物資の要請」以外では台風被害のニュースはあまり伝わってこない。台風や大雨被害よりももっと大きく、世界中を脅しにかける「ミサイル台風の目」として、自国が中心となって世界に恐怖を投げかけている。

制裁も圧力も効果なし。対話?そんなものを受け入れる生易しい相手ではない。でも何とかしてミサイルの乱射実験や核開発の進展を抑えたい。それは世界共通した思惑である、と思い勝ちであるが、中国・ロシアは自国の権益を守るためほとんど関心を示さない。
地球を覆う温暖化を原因とする異常気象でさえ、自国民の利益を守るためには世界共通の話題としては取り上げない大国もある。

それが今の世界情勢だと思うと、ミサイル飛来や大型台風襲来から身を守る方策は我が国には無いに等しいのではないかと、不安になる夏の終わりである。台風や大雨という自然現象は予知は出来ても防御は不可能である。でもミサイル飛来の防御方法はあると信じたい。

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