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気付いたら人生やり直せない年齢になっていた超ネガティブ人間の日常日記。

劇場版・帝一の國

2017年04月29日 | テレビ・映画

 そういえば、劇場版の「帝一の國」が今日29日より公開されるな。
 オレは原作がなかなか好きで、以前にこの日記でも紹介した。歌劇「帝一の國」も見に行きたかったが都内まで出るのが億劫で結局行かず終い、しかし劇場版となればやはり見ておきたい。と言う訳で、今日は映画鑑賞と行こうと思う。隣の市の映画館で上映しているはずなので、こうして映画もいいだろう。
 初日と言う事もあって混んでいるかと思ったが、以外にも座席は非常に空いていた。土曜とはいえGWへの突入はもう少し先だからだろうか。
 さて物語だが、主人公・赤場帝一が海帝高校に入学した時から始まり、帝一が2年の時の生徒会長選挙で終わる。これは原作でも同様で、当然それまでには多数のエピソードがある。
 しかし、やはり長編作品を2時間弱の時間枠に収めなければならない映画の宿命か、カットされているエピソードも多い。原作を知っている人間から見ればちょっと???とするほど急ぎ足で物語が進んで行く。特に、帝一が2年となり会長候補になった時、入学してきた個性的な1年とのエピソードは綺麗さっぱりカットされ、1年の顔ぶれは全く無い。

 2年の会長候補は、森園・氷室・本田の3人だが、原作に登場する有力会長候補で大物政治家の息子の草壁(※1)はカットされ、代わりに本田がその設定になっている。
 森園は千手先を読む将棋の天才で、これは原作の羽入(帝一が2年の時の1年)の設定だ。
 帝一は、自分と氷室の親同士の確執から、氷室を見限り途中で森園陣営につくが、菊馬は最後まで氷室陣営についている(原作では菊馬も森園陣営につく)。
 また、菊馬の父親・卯三郎が、帝一の父・譲介を権力を使って収賄の容疑にかけ失脚させるという原作には無いエピソードもある。それで帝一は絶望し登校拒否になる。(※2)
 ラストで帝一がピアノを弾くシーンがあるのは原作と同様だが、その曲はローデ作曲「マリオネット(操り人形)」で、帝一の得意な曲という設定になっており、最後に帝一が「君たちのことだよ…」とつぶやく、いささか皮肉めいた終わり方になっているのは原作には無いシーンだ。
 その他、細かい設定の変更やカットはまだまだあるが、取りあえず大きなものはそんなところだろうか。
 やはり映画は原作を知らない方が楽しめるようだ(笑)。

※1 氷室の命令で、草壁は帝一の策略によって失脚し、代わりに本田が候補になる
※2 原作では、自分の支持率が低下した事にショックを受けて登校拒否になる

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