馬尾神経腫瘍 闘病記

~60歳で初の手術~

最後の検診。

2014-06-03 | 日記
6月2日、最後の検診でした。

術後三ケ月検診の後、その六ヶ月検診、一年検診が先月あり、
2日はMRIを撮り、問診。
12時半の予約が2時間遅れで、
ほぼ、3時になろうとしていた。

先生は、パソコンの画面を何度も替えながら、
食い入るように眺め、
「もう大丈夫やね。何も出てないし、
一応、終了としよか。」とおっしゃった。

よかった~~~、ようやく病院とオサラバです。

手術から二年、その前の腰痛の期間が三年。

原因が分からず、痛みで夜中何度も
眠れぬ日があり、冷や汗や脂汗が出たり・・・・

「馬尾神経腫瘍」という名の病とわかり、
手術しました。

もう背中の傷跡も皮膚に馴染み、
ほんとに、よかったと
心から、喜んでいます。

 右の臀部から、右足、右足首、あしの裏と
 しびれは未だに残っていて、
 腰の事を忘れる事はありません。

でも痛みは、無いし
夜もぐっすり眠れるし、

もう普通で~~~す。

で、このブログも終了とさせていただきます。

訪問していただいた方、
お役にたったでしょうか?
ありがとうございましたm..m

三か月検診

2012-11-18 | 日記
術後三か月が経ったので、MRIを撮りに病院へ

もう何度も撮ってるから
慣れたものだ。

10時半に始まり、
11時前には終わっていた。
診察の予約は、1時なので
一旦外へ出て、
季節もいいので紅葉を愛でて、
昼食をとり、1時前には診察室の前に・・・

診察室に入ったのは3時。。
ほんと、混んでて、待ってるだけで疲れる

手術痕の癒着は少しあるが、
取った腫瘍の後は、大きくなってきてないとか、
少し、ほっとした。
診察時間は、わずか4分

次は、六か月後だ。

退院して・・・

2012-09-24 | 日記
  退院して、やれやれだけど、
  寝る時まではコルセットをしているので
  元の動きがなかなかできない。

  トイレが近くて、(押さえつけてるから???)
  その度に、コルセットを外さなければいけないし、
  お風呂も禁止されてるので
     (シャワーだけ、浸かって手術痕がふやけすぎるといけないとか)

  しびれがなかなか治らない。
  車の運転は、背中にクッシヨンをして
  傷後に負担のないようにして
  30分ぐらいなら、できる。



  退院一ケ月

    一ケ月検診に行く。
    レントゲンと問診。
    先生は、手術痕も見ない。
    風呂もok,
    コルセットもはずしていいと言われた。
    自分に自信ができたら、
    もう普通に、なにをしてもいいらしい。
    しびれがけっこうキツイので、
    楽になる薬を処方してもらう。
    「リリカカプセル」   
    次は、手術後三ケ月目に
    MRIをとるそうだ。
    全部は取れてないので(神経にくっついてるから)
    そこから、大きくなってないか
    経過をみるそうな・・・・

手術から一週間

2012-09-20 | 日記
  術後8日目  
   ようやく一週間がたちました。
   私は、リハビリに行くこともなく暇です。
   ただただ、朝、昼、晩の食事を楽しみに、
   廊下を歩いてみたり、テレビを見たり、本を読んだり・・・
   とにかく一日が長~いです。
   夜がまたあまり寝れません。。。

   午前中に、看護師さんが、
   体をふきに来てくれました。
   体ふきは、隔日
   シャンプーは、三日に一回してくれまし。
   汗はかかないですが、
   やっぱり、さっぱりします。

  術後9日目
   相変わらず、便はコロコロが2~3個
   夜もあまり寝れません。
   
   眠前に、便を柔らかくするマグミットと
   安定剤のデパスを服用。
  
  術後11日目
   デパスを服用してから良く寝れるようになった。
   傷口は、ほとんど痛みはないが、
   しびれは、相変わらず。。。
   特に足の指2本と踵がしびれて
   歩く時に違和感がある。

   便は、まだコロコロが続いてるので、
   「毎食後、飲んでみて。」と言われたので
   朝食後と昼食後に服用したら、
   夕方、すごい下痢をしてしまった。
   トイレに行くのに、いちいち
   コルセットをはずすのが、難儀だ。

   朝の教授回診の後、主治医が戻ってきて
   「明日、抜糸しますからね。」といわれた。
   えぇ~、びっくり!!!
   部屋の私以外の三人が、
   抜糸は二週間後だったので、
   私も同じだろうと思っていたので
   あわてた。。<。。>

  術後12日目
   朝9時に、主治医の先生が来て
   あっという間に抜糸完了。
   今は、ほとんど糸ではなく、
   ホッチキスらしいが、
   ちくりとしたのが10回ぐらいだった。

  術後13日目
   抜糸の後は、ガーゼもなにもなくて、
   少し不安。
   シャワーをようやく出来るようになって、
   看護師さんに見守ってもらいながら洗う。
   やっぱり気持ちいいわ~~~^0^

   午前中に採血。
   入院してから、三回目。

  術後14日目
   退院です。
   急に退院が決まり、
   何か、追い出されるような感じだったが
   家にようやく帰れると思うと、嬉しい。
   入院前の不安は嘘のように
   晴れ晴れした気持ちです。
   パジャマから私服に着替え
   靴も履き替えると、
   しびれもましになった気がしまし。

   夫と娘が迎えに来てくれて
   昼前には、退院しました。

   二週間、寝起きを共にした人達と
   離れるのは、少し寂しい感じでした。
   一番若い30歳の子は、
   別れ際に、お手紙をくれました。

   みんなも早く良くなってね。
   

術後のその後のその後

2012-09-14 | 日記
 術後・5日目 
  昨夜、便を柔らかくする薬(マグミット)を飲んだからか、
  便が少々出ました。
  尿のほうは、2~3時間おきにトイレに行くも、
  数滴しか出ない。
  水分は、十分取ってるのに・・・・???
  それに、出すときに痛みがある。+。+
  今日の看護師さんは、その不安を察して
  「尿道に管を入れてたからしかたないです。
   尿意を感じないまま、出してたので、
   自分で、出すまでちょっとかかってもしかたないです。
   ばい菌が入りやすいので、痛みもあるとおもいます。」
   ちょっと、安心。
   なにもする事がないので、
   便が出ない。尿が出ない・・等々・・
   つまらない事ばかり、考えてしまう。
  
   臀部が、腰かける時に痛い。。
   それに、右尻から大腿部、右足の指
    (小指、薬指、人差し指)から、かかとにかけて
   しびれがきつい。!!!


 術後・6日目
  歩行器で、院内を少し散歩する。
  痛みは無くなり、ロキソニンも服用しないで済んだ。
  しびれは相変わらず。
  昼過ぎ、担当医の先生が来られて、
  ガーゼの交換をしていただいた。
 「傷跡は、きれいです。」と言っていただいた。
  やれやれです。
  またまた、便が出ず、
  うさぎの糞のようなのが、少しだけ。
  
 術後・7日目
  便通は、相変わらず。コロコロ・・・
  入院患者さんは、みんな便秘で悩んでられる。
  担当医の先生が、しびれに関しては
  治るのに数か月かかるか、
  このままかもしれないって・・
  へぇええええ~~!!!

  
   
   

術後のその後

2012-09-09 | 日記
 術後・四日目の続き・・
 歩行器で個室から四人部屋に行くとき、
 そうそう、コルセットをしなくてはと思い
   (コルセットは入院前に病院にて購入。
     計測して作ってもらうものではなく、
     ごく普通の一般でも売ってるようなのでした。)
 看護師さんに「コルセットはいつするのですか?」と聞いたら
 「あ~、家のんもってこられたの?」と・・・
 えぇ~、聞いてないの??
 なんだか、不安!!

 四人部屋に入る時、
 「今日からお世話になります。〇〇です。」と声をかけた。
  しばらく寝起きも共にする方々、仲良くしたいしね~。
  結果、皆といろんな話ができました。
  私より大変な思いをされてる方もいて、
  勇気をいただきました。

 ベットに腰かけてすぐに、
 手術前に血栓の保護の為に履いていたストッキングを
 脱ぎました。
 随分、身軽になりました。

 尿道につないでたチュウブを取ったので、
 看護師さんが「トイレに行かれたら、
 声をかけてね。早く自分で出すほうがいいので、
 水分をたくさん採ってください。」と言われた。
  
 そういうと、便も手術前に浣腸して出して以来
 出ていない。

 水分をきばって、飲んではみたものの
 出さないと、出さないと・・と思いすぎ、
 また看護師さんも、三時間おきぐらいに
 「まだ、出ませんか??」と不安そうな顔をされるのですが、
 結局、その日は、一滴も出ませんでした。

術後・・・

2012-09-06 | 日記
 術後(一日目) 昨夜は、モウロウとしたまま眠りに入り、
         仰向けのまま過ごしました。
         今朝まで、何回か看護師さんが
         覗いてくれたような気がします。
         今朝から普通食が始まりますが、
         食事の前に主治医の先生が
        「調子はどお?」と見に来て立ってられて、
         それで私は、目が覚めました。
         8時に食事が運ばれきて、看護師さんが、
         「どうして食べる~?ここに置くから横向きでたべようか?」

          と、いわれても・・・・何が正解か私には分からないので
          「はい。」と返事した。

         仰向けで寝ていて、右手には点滴の針が・・
         左手には、なにやら脈を計ってるような針がささり
          (針の根本のチュウーブをたどっていくと、
          数字がカウントされていて、
         心拍数のようなグラフが動いてた。)
         背中は、手術痕と横にドレンチューブといって、
         術後に、濁った血液とかを出すチューブがささってて
         おしっこを出す尿管?(チューブ)もささってる。
         鼻には、酸素のチュウブ ^~^

         横向きになるには、看護師さんが二人がかりで、
         シーツの上に敷いてるタオルを引っ張って一気に
         「せ~の!!」と・・
         私は、丸太のようにゴロっとばかりに、横向きになる。
         実に、見事です。

         ベットの横に(ベットの上でも使える)長~いテーブルを
         平行に並べその上に盆にのった食事が載せられた。
         この状態で食事を一人でするのです。
         誰も手伝ってくれません。
         でも何とか全部いただいて、
         次は歯磨きです。
         またまた、看護師さんがきて、歯ブラシに歯磨きをつけ、
         水の入ったコップと、うがいを吐き出す器を
                   (病院によくある器)
         置いて出て行った。
         いっぱいチューブが付いてて、横向きで・・・至難のわざです。
         さすがに、うがいをペーとだす時は、
         口の端から、だら~と出てしまいました。

         この食事が、朝、昼、晩と唯一の私の仕事です。
       
         この日も家族と姉が来てくれましたが、
         私は、食事はちゃんとしてましたが、
         あとはやっぱり・・もうろうと・・
         会話の途中でウトウトしてたみたいです。

 術後・二日目  昨日と打って変わって、さわやかに目覚めました。
         看護師さんは、日に何度か体温と脈を計りに来ます。
         それに加え、私が仰向けや横向けになりたい時は、
         ナースコールで来てもらい、体形を替えてもらいます。
         その他にも、点滴のチューブが何もしてないのに、
         ねじれる???とかで、
         ビービーと鳴り、飛んできてくれます。
       
         担当医の先生が来て、ドレンチューブを
         外していきました。
         痛みどめや抗生物質の点滴のおかげか
         痛みは全然なく、
         仰向けや横向けに寝ている事自体が、
         苦痛でした。

 術後・三日目  横向きの食事から、30度ベットを上げて、
         正面向いて食事が出来る様になりました。
         随分楽になりました。
         体温も37度台になり、
         家族とも会話を楽しめるようになりました。

 術後・四日目  今日は、朝から騒がしいなと思ったら、
         教授回診の日だそうです。
         「白い巨塔」のように、
         白衣を着た先生方が、ぞろぞろやってきました。
         それが済むと、四人部屋に
         やっと引っ越しです。
         点滴などのチュウブが外され、
         歩行器で移動しました。
         ずーと、寝ていたからか、
         頭がふらふらして、
         靴を履こうと、足をかかえ上げた時、
         左足の時に、左の胸の外側が、
         アイロンでも当てられたように、
         熱くなりました。
         思わず「熱い!!」と叫んだら、
         看護師さんは、びっくりしていました。
         その後も何日か、ビクッとするような違和感が・・・
         そのうち、同じ感じが左の腕や、
         右の腕にもあって気持ちわるかったのですが、
         知らない間に無くなりました。

手術です。

2012-09-03 | 日記
 8月9日  手術の日。
 朝食抜き、6時半までは、水、お茶はOKです。
 洗顔、歯磨きを済ませたがお通じがありません。
 ついに、浣腸されました。
 看護師さんが、血圧、体温を計り
 左手の甲に、ペンレスという点滴をとるときの痛み止めのテープをはられました。
 下着を全てとって、用意された検査服に着替えました。
 8時25分に歩いて手術室まで行きました。
 こちらの大学病院で、馬尾腫瘍の手術は今年初めてだそうです。
 例年でも、5回ぐらいだそうです。

 手術室の入口で、手術担当の男女2人の看護師さんが待っていました。
 手術台に上り、麻酔科の先生や何人かの人が私を取り囲んでいます。
 「アルコールは、大丈夫ですか?」 「はい、大丈夫です。」と言うと
 おでこにアルコールを塗られ、なにかテープのようなものを貼られたら、
 すぐに、目がしょぼしょぼしてきて、
 「なにか、目がとろとろしてきました。」というと
 「これも、麻酔です。」といわれ、
 口元になにかされた・・・と思うかいなやで、・・覚えてませんでした。

 結果、4時間ぐらいだったらしいのですが、
 私としては、ほんの5分・・さっき目を閉じたところ・・ぐらいでした。
 「おわりましたよ~~。」の声が、遠くで聞こえました。

 手術台からベットに移され、
 そのまま手術後に入る個室へ運ばれました。
 夫と娘が待っていて、
 腫瘍は、良性だったこと、横にあった腫瘍も
 雪だるまのようにくっ付いてたので、
 いっしょに取れた事を伝えてくれました。
 その時の私の顔は青ざめ、チアノーゼも出てたらしいです。
 麻酔のせいか、その日は一日モウロウとしていたみたいです。

いよいよ、入院

2012-09-02 | 日記
 8月8日  入院の日。
 いつも決まった時間に、お通じがあるのに、
 その時間には、早、病院に来ていたのでいたので出ない。。。
 緊張している。

 整形の病棟で書類を提出。
 手術の同意書。輸血等の同意書。
 それから、一先ず今晩だけの四人部屋へ。
 午後は、血液検査、心電図、呼吸器の検査に
 最後は、麻酔科で問診と承諾書。
 問診では、アレルギーは無いかとかもろもろ聞かれたが、
 「歯で、ぐらぐらしてるのは無いですか?」と聞かれた。
 どうも、麻酔で、手術の後、歯牙が脱落することがあるらしい。

 夕食を普通に頂いた後、
 夫、娘と共に先生から明日の手術についての説明があった。
 パソコンに映る画像を見ながら、
 腫瘍が3㎝×1・3㎝、今回は、馬尾腫瘍のみ取る。
 神経は、一本とる。
 夫が、「神経を残す事はできないのですか。」と聞いてくれたが、
 先生は、はっきりと「出来ません!」とおっしゃった。
 最悪は、歩けなくなるかも・・・とも。。
 そんな、怖い話、前日にするの??
 もう覚悟を決めなければ、
 (今は、先生も訴えられる事を考えて、最悪の事も言うと聞く。)

 結局、寝るまでお通じが無かったので、
 下剤をもらった飲む。
 あまり、寝られなかった。

  

 

ますます痛くなる。。。

2012-08-31 | 日記
 6月に入って、暑いからか、痛いからか眠れない日が増える。
夜中に目がさめたら、横になっても立ちあがっても腰かけてもど~しても痛い。
そ~なってから、薬を飲んでもぜんぜん効かない。冷や汗も出て、
ひたすら夜明けを待つ。   

6月27日  二度目の受診。
痛くてしかたがない事を訴えて、
「じゃ、手術を早めますか?」とも言われたが、
出来たら我慢して、予定通りのほうがいいとも言われたので
がまんすることにする。
その頃には、ロキソニンの服用が一日3~4回まで増えていた。

7月30日  以前MRIは、他病院で受けていたが、
造影剤を入れてのMRIを受ける。
以前の時は、貴金属、入れ歯ははずして・・ぐらいの
諸注意だったけど、今回の造影剤を使っての検査では、
「副作用と危険性についてのご説明」というパンフを渡され、
はきけ、はゆみ、意識障害、呼吸困難、きわめてまれに死亡もあると書かれている。
検査員の方からも、「金属は付けていませんね、シップはしていませんね?」と
何度も聞かれた。 極め付けは、空港でするような金属探知機もくぐった。
緊張したが、時間は意外と短かった。

後日、先生からその結果を聞いた。
馬尾腫瘍の他の所の神経にも
もうひとつ、小さめだが何か袋らしきものがあると聞く。
ショック!!!  ど~なるの?

入院する前に、一泊で今度は、脊髄から造影剤を入れての検査。
検査服に着替え、ストレッチャーで検査部屋へ
横向きで寝て、背中を丸め、
先生が背中の下のほうの中央に造影剤を注入。。検査。
30分後に、また撮影。
一泊の入院は、初めて入院する私には、
いい練習になった。