5月11日に阪神電車、尼崎駅北のアルカイック・オクトで原発反対の劇映画「渡されたバトン~さよなら原発」の上映会をやります。
新潟県巻町で1969年に東北電力の原発建設計画が起こり、巨額の金をばら蒔いて推進勢力が動く中で、家族、友人の中にまで亀裂が生まれて行きます。しかし、自主住民投票まで実施して最終的に断念させた3世代に渡る粘り強い実際の運動をベースにドラマ化された作品です。
勝利した貴重な運動の経験に学ぶことは、これからの運動にとって重要だと思います。原発や原爆、放射能汚染を最終的に無くす闘いは、子や孫の世代にまでバトンを渡す覚悟がないと勝てません。
既にアジアなど新興国には約100基の原発建設計画があるのです。単にニッポン一国内の狭い視野に収まる課題ではありません。
原発に反対する側は、原発推進勢力を「原子力ムラ」と批判しますが、彼らはグローバル市場を射程に考えています。原発に反対する側が小さな違いにばかり拘っていて勝てるんでしょうか?
原発に反対する側がムラのようになっていませんか?
グローバル資本を相手に、ムラの発想に閉じ籠っていては勝負になりません。グローバルに考え、ローカルに闘いましょう。つまり地域から、隣り近所から原発反対の運動を広げましょう。
宣伝にご協力をお願いします。チケットやチラシを手渡すことを通して、原発の話・放射能の話を草の根で広げて行きたいと思います。
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