龍体力学覚え書き

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「聖地感覚」

2017-09-11 23:56:53 | book
「プロフェッショナル・仕事の流儀」にIPS細胞の山中先生が出演していて、何度かジョギングしている姿を披露されていた。週に50km走ることを目標にしているのだとか。

出来る人のジョギング姿・・・。とても絵になっていた。

医療の最先端を走る山中教授の話からは全く脈絡なく、神道関係の学者・鎌田東二さんの本「聖地感覚」を読了(平成29年41冊目)。

学生の頃に読んでいたら、すぐにでも旅に出かけたくなる本。東北の山岳信仰の有る山々でもいいし、紀伊半島の修験の山でも良い。そういう山の麓の安い宿にでも泊まって、周囲を時間に追われることなくウロウロしたくなったことだろう。

しかし今読んでの感想は、神道とか修験道とか、山岳宗教とか、まあ今も命脈を保っている制度とかシステム以前の、原始的で素朴な山岳信仰が息づく山を、ただぼーっと眺めていられたらそれでいい・・・というもの。

それでは商売にならないから、体制側としては有り難くない客になるのだろうが・・・。
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