ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

復活節第2主日

2014年04月27日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書20:19-31>

イエスは、部屋に鍵をかけて閉じこもる弟子たちの中に立ち、
「あなたがたに平和があるように」と宣言なさいました。
「平和」とは単に争いごとがないことではなく、
神との関係が満たされていることです。
すべてを失ったと思う弟子たちは
それ以上の喜びと生きる力を与えられました。
これが復活の力です。ハレルヤ

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活日

2014年04月20日 | ショートメッセージ
新約聖書原語で7「復活」は「再び起き上がる」という意味の言葉が用いられ、
この言葉は、徴税人がイエスに声をかけられて従っていく場面などにも使われています。
私たちが「生きる」とはただ身体的に存在するだけのことではなく、
神から命を受けた本来のその人として絶えず新たにされることを意味しています。
古い自分が死んで日々新しく生きる私たちを復活の主が支えてくださいます。

司祭 ヨハネ小野寺達
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【大斎節】聖金曜日とイースター礼拝のご案内

2014年04月20日 | お知らせ
礼拝は、通常午前10時から行います。

+4月6日(日)10:00~ 大斎節第5主日 聖餐式/十字架の道行(宇都宮聖ヨハネ教会)
+4月13日(日)10:00~ 復活前主日 聖餐式(宇都宮聖ヨハネ教会)
+4月18日(金)13:00~ 聖金曜日礼拝(栃木伝道区合同礼拝・小山祈りの家)
+4月20日(日)10:00~ 復活日 聖餐式(宇都宮聖ヨハネ教会)
+4月20日(日)15:00~ 復活日 聖餐式(日光真光教会)

+5月13日(土)10:30~ 教区一致の日合同礼拝(立教学院聖パウロ礼拝堂)

復活前主日

2014年04月13日 | ショートメッセージ
<マタイによる福音書27:1-54>

マタイによる福音書のテーマの一つは
「共にいる救い主」ということであり、
そのことはこの福音書の始め(1:23)と終わり(28:20)にも触れられています。
イエスは、罪びとの側に立ち、罪人の一人のようになって、
死の先にも共にいてくださることを十字架上で示してくださいました。
神に見捨てられるかのように命を落とすイエスの中に、
わたしたちは救い主を見出すことができるでしょうか。
わたしたちの死の先にまで共にいてくださり、
滅びることのない命へと導く救い主を
受け入れることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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大斎節第5主日

2014年04月06日 | ショートメッセージ
<エゼキエル書37:1-3、11-14>

エゼキエルは枯れた骨が再び組み合わされ命を取り戻す幻について語ります。
時代背景は、バビロン捕囚の時です。
国が滅び多くの人が捕虜となって異国に引かれていき、
祖国は荒れ果てました。
しかし主の力は命をなくしたかのように思える捕囚の民に働き、
枯れた骨のような部分を集めて再び命ある体に組み立て直してくださいます。
その力はやがて一つの民族に限らず救いを信じる
すべての人を再び生かす力となって示されるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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