Kei's Yoga

呼吸を味わって
アサナにくつろいで
センターに戻ろう
内なる月を満たす「陰ヨガ&SlowYoga」レッスン

マントラ

2011-03-05 12:22:11 | ヨガなお話
「音」の持つ力、振動、波動といったものの力・・・
マントラはそんな力に満ちている。

マントラは日本語では
「真言」と訳される。
そもそも、サンスクリット語というのは
神の言語といわれるものだけど
その一音一音を組み合わせてできる単語の意味
・・・だけではなく
その音の持つ「波動そのもの」に重要な意味がある。

マントラは
4000年以上も前から
グル(師)たちによって口頭で伝えられてきた叡智なのだ。
各チャクラに対応する
シンプルな種子マントラがある。
音を発することで、振動が直チャクラにはたらきかける。
神性な音の響きが体感できる。


この世のあらゆるものは波動でできている。
そしてこの空気も
粒子の一粒一粒も波動そのもの。
肉眼では「もの」として知覚される
このパソコンや、テーブル、壁、天井・・・
ありとあらゆるものは波動でできている。
それを証明したのがいわゆる量子論などの科学の世界だ。


私たちはいくつもの細胞から成り立っている。
その細胞の中心には核がある。
これはまさに太陽系の太陽のようなものだ。
身体の中には、無数の太陽系が存在している。
解剖学や解剖生理学などを勉強すると
私たちの身体が宇宙そのものであることがよくわかる。

細胞のひとつひとつ、
核のひとつひとつが
絶え間なく動き、踊り、消えてはまた生まれる。

一人ひとりの存在そのものが
まさに宇宙そのもの。
そして、それは私たちの住む大いなる宇宙とつながっている。


怪しい言い方になるけど
私たちの身体は
この宇宙意識、超意識といったものを
キャッチする受信機であるということ。
そしてこの受信機が
しっかりと波動と共鳴できるようにするために
調整する手段として、
マントラは非常に有効なのだ。


与えられたマントラを
正しい発音で、絶えず繰り返す。
その振動が、
私たちの身体組織やチャクラを、
本来あるべき姿へと
チューニングしてくれる。


「音」の力というものは
はかりしれない。
実際に、身体にこの音を響かせること。
それを繰り返し共鳴させることで
身体も心もシンと静まりかえってくる。

ざわざわと湖面に波が立っていたときとは異なり
心の湖面は平らにならされ、鏡になるのだ。

そこまでいくと
身体とか、心とか、
そんなことを問う意識すらなくなってくる。


ヨガは
私たちの小宇宙と、大いなる宇宙の波動を結びつける。
本来のあるべき場所に戻るということ。
それを思い出させてくれる手段のひとつ。
アサナやプラーナヤーマ、瞑想だけでは語れない。
もっともっと大きな意味がそこにある。
ヨガとは「すべてをつなげる」生き方そのものなんだよね。

スーリャ・ナマスカーラ(太陽礼拝)

2011-03-05 12:21:57 | ヨガなお話
年々練習はシンプルになっていく。


最近とみに素晴らしいなーと感じるのが
スーリャ・ナマスカーラ
…太陽礼拝だ。

太陽礼拝はヨガのアサナの練習に入る前の
ウォームアップ的なものとして知られている。

いやいやこれは
ウォームアップどころではない。
ヴィンヤーサ(流れ)を体得するためにも
まずは、太陽礼拝を繰り返し練習することをおすすめしたい。

ヨガは体操ではない。
呼吸との連動なくしてのヨガなどあり得ない。

しかし、アサナとアサナが断絶してしまう形になると
どうしても流れはつかみにくいもの。

アサナとアサナを流れるようにつないだ
太陽礼拝がヨガにおける大切なヴィンヤーサを教えてくれる。

まずは完全に身体にヴィンヤーサが入るまで
繰り返して練習しよう。
そのうちに、余分な力が抜け
身体はより自由になる。
意識はより広がる。
バンダを体得できるようになると
いつものヴィンヤーサが
まったく違った印象に感じられるようになる。


もちろんアサナの練習も大切だけど
自分が中心に戻れないときに
私はしつこい位太陽礼拝を繰り返す。
何度も反復していくうちに
いつの間にか自分の中心を
しっかり取り戻すことができるから。


迷ったときは基本に戻る。
そうするとあらたな視界が見えてくる。

1dayセミナーの様子

2011-03-05 12:21:40 | ヨガなお話
2010年10月23日(土)、13:30~15:00。
かねてから予定していた
ヨガ1dayスーリャ・ナマスカーラセミナーを無事開催することが出来ました。
皆さまのご協力のおかげで
とても楽しい充実した時間となりました!!
まずは、参加してくださった皆様、
そして、サポートしてくださった皆様に、
心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

クラスは90分。
スーリャ・ナマスカーラ(太陽礼拝)中心のセミナーでした。
まずはシャバーサナ(完全弛緩のポーズ)。
これで、日常の意識を、練習に向けて切り替えていきます。
そして、自分の身体を観察し、内側を意識してもらいます。
そのまま横になった形で深~い腹式呼吸。

息を吸うこと。
そして息を吐くこと。
自分が広がり
そして縮むこと。
徹底的にそれを意識しようというコンセプトの元
ゆっくりとシンプルなスーリャナマスカーラにトライ。


90分という時間の中で
参加して下さった皆さんが、
どんどん変化していくのがありありと見え
感動的でした・・・。
また、お部屋の空気が、明らかに変化。
なんだか練習が始まる前から
とってものどかで、穏やかな雰囲気に満ちていたのですが
それがどんどん純化して行くような、素敵な時間でした~!

呼吸と動きがその流れ(ヴィンヤーサ)の中で一致すると
身体の内側から熱が発せられます。
この熱は、身体の中の老廃物を燃やし、
神経組織を浄化して行きます。
ヨガでかく汗は、いわゆる暑くてかく汗とはまったく別物です。
いわば、骨の髄からかく汗とでもいいますか・・・。


ちなみに、スモーカーがヨガをすると
全身の汗からニコチンの匂いが漂います。
自分がいかにニコチンまみれであったかが、よーくわかりますよ。
(体験者語るwww)


話がそれました、すみません。
他、3種のアサナ(ポーズ)を行いました。
そして最後はもちろん!
シャバーサナ(完全弛緩のポーズ)です。


今回は、練習前と、一連の練習が終わったときに
シャバーサナを行い
体感として違いを感じていただきました。
完全に脱力した状態で
頭のてっぺん(サハスラーラ)から、つま先まで
脱力していくように、誘導。
その後、電気を全部消して、完全弛緩を体験。


なんというか
ヨガの練習の醍醐味って、このシャバーサナにあるような。
半覚醒体験とも言いますか。
身体の感覚が消えて、意識がどんどん広がって行きます。
「身体」という物質がマットを通して地中に溶けていくような感じです。


ヨガの練習はこのシャバーサナあってこそ。
これなくしては語れませんね~^^
しばらく、このシャバーサナを行ってから
ゆーっくりと意識を身体に戻していきます。
ティンシャの音色がその合図。
練習が終わった後、心が穏やか~になること、体験していただけたようです。
いつもの視点がちょっと変わります。
その違いを、客観的に観察できるようになるんですね。


もちろん、いつもそんな状態を保てるわけじゃない。
ストレスだって日常茶飯事。
でも、そうやって日々一生懸命がんばっているからこそ
たまには、ジブンだけを見つめて
奥深く内側の深淵に触れるような・・・
そんな時間を作っていきたいなーと思うのです^^


ヨガの練習をしているときは、
思い切り我がままに、すべてを忘れて、集中しましょう。
皆の良いエネルギーが相乗効果となり
本当に元気になれちゃいます!




「ビンヤーサ」とは

2011-03-05 12:21:11 | 「Kei'sYoga」とは&主宰者プロフ

物事の本質は静かな心と体に響きわたります。

※ビンヤーサ(ヴィンヤサ)とは、サンスクリット語で「動きと呼吸の一致」「流れ」という意味があります※


「ビンヤーサ」(旧:ヨガの会@横浜)のヨガは、Slow Yogaというスタイルです。
Slow Yogaそれはゆるやかなフロー(流れ)で心と体と意識をニュートラルな状態に整える調整のメソッドです。
吐く息も、吸う息も丁寧に…
その流れるような呼吸をベースに行うシンプルなヨガクラス。
あわただしい日常の中、あなたの中の静寂をみつめてみませんか?


深い呼吸と動きの連動(ビンヤーサ)により
体は内側からあたたまり、循環が良くなっていきます。
自律神経のバランスが整い、副交感神経が活性化。
深いリラクゼーションを味わって下さいね!

ご参加下さるおひとりおひとりの呼吸、お腹の動き、胸の動きなどを
しっかりと見つめられる環境の中でクラスを行っています。


お問い合わせ、見学のご希望など大歓迎です。
どうぞお気軽にご参加下さいませー^^





SlowYoga「ビンヤーサ」☆主宰者プロフィール☆

kei(Keiko Ishizuka)

プロのダンサーとして、ミュージカル、イベント、ショーなど数々の舞台に出演。
ダンス留学中のNYでヨガに出会う。
創立当初のJivamukti Yoga Center(現:Jivamukti Yoga School)にて、
約三年間David Life氏、Sharon Gannon氏に師事。
当時、腰や首などに深刻なトラブルを抱えていたが
ヨガの練習を重ねて行くごとに、めきめき回復。
それと同時に、メンタル面でもさまざまな変化があり、人生観が大きく変わる。
同センターにてハタヨガ、呼吸法、メディテーション、ナウリ、哲学を習得。
帰国後は、ハタヨガ、シヴァナンダヨガ、アシュタンガヨガの多数の指導者のもと
ヨガの実践と哲学を学ぶ。
また、気功法、アレクサンダーテク二ークなども研究。
元ダンサーならではの、ストレッチ指導なども手掛ける。
関内、中華街、朝日カルチャーセンターほかでの講座、WS、
また都内、神奈川を中心とした出張ヨガ個人レッスンも展開中。




☆これまで何をしてきたか?☆


元ダンサー(バレエ、ジャズ、フラメンコ)、舞踊講師。
6歳よりクラシックバレエ、17歳よりジャズダンスをはじめる。
アロック・ダンス・カンパニーに所属。
その後フリーランスのプロダンサーとなり、
東宝芸能(株)をはじめとする数社と契約、ミュージカル、ショー、イベント等で活躍。
20代後半にフラメンコに転向。
吉良典城アカデミア・ダンサ・フラメンカに所属。(京都)
同師のもと、本スタジオ、京都・滋賀のカルチャーセンター等で多数のクラスを受け持ち、
フラメンコ舞踊講師として活動。
スペイン留学を決めたと同時に、予想外のアクシデントに見舞われ
フラメンコを断念せざるを得ない状態に追い込まれる。


自身の不調が大変多く、数々の治療院でさまざまな治療を受ける。
それだけに身体への探求心はおさまらず、ついには整体学校に入学。
施術(バランス整体、SOT、APT)、解剖学、解剖生理学、
リフレクソロジー(オイル使用アジア式)、リンパドレナージュなどを習得。
(ナショナル整体学院卒)
★整体師およびリフレクソロジスト免許取得。
★日本セラピスト認定協会認定整体セラピスト資格取得。
同学院姉妹校にて整体・リフレ・リンパドレナージュ等のインストラクターとして指導経験を持つ。


20年に及ぶクラシックバレエ、8年間のフラメンコという豊富な舞踊歴に加え
ヨガの修練は20年以上に及ぶ。
自身の数々の怪我や病気などの体験を踏まえ、
年齢や身体条件に応じたそれぞれのヨガの形を模索し、独自のスタイルを追求
2010年に「ヨガの会@横浜(現:ビンヤーサ)」を立ち上げる。
誰もができる「調整の呼吸法とシンプルなヨガ」をコンセプトに、
関内、茶*蔵、朝日カルチャーセンター湘南ほかにてヨガクラス、呼吸法WSなどを展開中。


また、14歳の頃手計算でホロスコープを作成したのがきっかけで西洋占星術にはまる。
ルル・ラヴァ氏、松村潔氏、石川源晃氏、直井あきら氏、リズ・グリーン氏ほかの書籍等を参考に
西洋占星術、タロットを独学で習得。
2010年より、松村潔氏に師事。
現在は占いライター、不定期で都内カフェにて鑑定も。
2013年より、石塚隆一氏に師事。
「エネルギーの流動と循環」をテーマに研究を続けている。
また、多数の有料コンテンツテキストを執筆する占いライターでもある。







☆このブログにお立ちより下さったあなたへ。。。☆


ダンサー時代、ハードなトレーニングと間違ったセルフケアによって
数々の怪我に泣かされました。
また、バセドウ病、甲状腺機能低下症、自己免疫疾患(膠原病疑)をはじめ
病気なども多く、一時は社会復帰は無理かと思うほどボロボロでした。

おそらくヨガがなければ、今の私はありません。
幾度もの大きな波を乗り越えてこれたのは、
ヨガの精神、哲学、すばらしいメソッドがあったからなのです。

ヨガに垣根はありません。
年齢やそれぞれの環境、またいかなる身体条件の方であっても
ヨガと親しむことは可能です。

4000年以上も昔、インドで生まれたYOGA。
この奥深い哲学と実践の恩恵に敬意を表しつつ
ヨガのすばらしさを
微力ながらも私なりに伝えていけたらと思っています。
もしもご興味がございましたら、いつでもご連絡下さいませ。
お待ちしています^^



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keialohaloha(twitter)