My favorite things-white, white!

自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-タイタンの戦い(16/403)

2011-03-19 00:54:13 | 映画
2010年16本目、映画日記403本目

映画「タイタンの戦い」(原題"Clash of the Titans", 2010年)を観ました。

古代ギリシア。あるとき漁師は不思議な棺を海で拾う。中には死んだ身分の高い女性と、生まれたばかりの赤ん坊が入っていた。何かの運命を感じた彼は赤ん坊をペルセウスと名付けて育てる。
成人したペルセウス(サム・ワーシントン)は神の怒りを買った兵士の戦いに巻き込まれて両親と妹を失い、かろうじて生き残った兵士と共に首都アルゴスへ連れられる。
アンドロメダ王女の美しさは神も敵わないと豪語するカシオペア王妃は神の怒りを買い、アンドロメダ王女を犠牲に差しださなければアルゴスを破壊すると冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)が告げる。
ペルセウスは王と王妃の依頼を受け、街を救うために隊を率いて旅に出る。

古代ギリシア神話の中でも有名なものの一つ、アンドロメダ王女とペルセウスの物語を映画化したものですが、だいぶ原作から外れているところがあり、違和感があります。
本来の物語ではアンドロメダ王女の街はアルゴスでなくエチオピアです。
また、アンドロメダ王女の目の前に現れる怪獣は、映画ではクラーケンとなっていますが、クラーケンは北欧神話に出てくるタコのお化けで、ギリシア神話とは関係ありません。
王妃が怒らせてしまった神は、映画では冥界の神ハデスとなっていますが、ギリシア神話では海の神ポセイドンです。

最後にクラーケンが襲ってくるのをペルセウスがペガサスに乗って防ぐシーンなど、ハリー・ポッターシリ-ズのクィディッチみたいだし。
何というか、ハリー・ポッターとパイレーツ・オブ・カリビアンを足して2で割ったような映画でした。

サム・ワーシントンは、アバターの主人公ジェイクを演じました。
本作でも、頭を丸刈りにしていて、ギリシア神話のヒーローというより海兵隊員みたいです。
大神ゼウスを演じるのはリーアム・ニーソン。本作の監督でもあり、シンドラーのリストのシンドラーや、スター・ウォーズのクワイ=ガン・ジンなどを演じています。
冥界の神ハデスを演じるのはレイフ・ファインズ。シンドラーのリストや、ハリー・ポッターシリーズの魔王ヴォルデモートに続いて本作も暗黒サイドを演じています。
ペルセウスを執拗に狙う因縁のアクシリオス王を演じるジェイソン・フレミングは、ベンジャミン・バトン 数奇な人生や、スターダストトランスポーター2などに出演。

※本作は、電力需要の少なくなった深夜に観ています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。