パン

外国の「昔話」に、こういうのがあった




金持ちで「いばってる娘」が、親戚の家に行って


おみやげに、と「白いパン」を貰った


帰り道に「水たまり」があった


靴を濡らすのがイヤだったから


水たまりにパンを投げ入れて、上から踏んで渡ろうとした


そしたら、そのままズブズブと沈んで、地獄に落ちた





日本の昔話にも、こういうのがあった



金持ちの家で、娘が結婚する事になった


親が金を出して、たくさんのモチを作らせた


嫁入りの日に、道にモチを並べた


娘は、そのモチの上を踏んで歩いた


するとモチは、白い鳥に変わって、飛んで行った


それから、その家は貧乏になった






これは、本当にあった話だけど



昔のロシアでは、「国民を飢えさせてはいけない」と思って


パンだけは安く売った


すると、農家では「タダ同然のパン」を買って、家畜のエサにした


そして、ちょっと古くなったパンは、平気で捨てる様になった


その後、国は財政破綻した






世の中には「似た様な話」があるけど


まさか「現実にあった」とは知らなかった