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囲碁棋士 依田紀基のブログ

危機意識なさすぎじゃないの?

2017-06-04 | 日記

以前にも投稿したけど、将棋界で問題になっていた将棋ソフトのカンニング疑惑で将棋連盟と三浦九段が和解するという。

将棋連盟が三浦九段に慰謝料を払うとのことだ。この結末に僕は納得出来ない。将棋連盟執行部は危機意識なさすぎではないの?と僕は思う。

それと同時に、どうして、本当に三浦9段が身に覚えのない事なら、堂々と突っぱねて竜王戦七番勝負に出場しなかったのか理解に苦しむ。

しかも、個人だけではなく、将棋界の歴史に大きな汚点を残す。僕としては、まさにここを三浦九段に答えてもらいたいのである。

以前のブログにも書いた。それがまさか本当のことになるとは。人を疑うということは非常にリスクのあることなのだ。

人を疑い、ましてや公にするからには万全な態勢を布かなくてはならないはずである。

今回の事で言えば、僕がもし将棋連盟執行部の立場であったなら、少なくとも、執行部と三浦九段との全てのやり取りを全てビデオに録画する。今回、週刊誌などの報道によれば、三浦九段が「疑われたままでは竜王戦七番勝負に出場できません。」と言ったとのことであった。

少なくとも、出場辞退の意志が自主的かどうか将棋連盟としてははっきり証拠に残しておくべきだったと僕は思う。

もし、僕がこの時、将棋連盟の執行部で、三浦九段が竜王戦七番勝負を辞退すると言ったら、なぜ辞退できるのか問い詰めて、

そのやり取りをビデオに残そうとするだろう。「七番勝負を辞退するとういうことは、自分は黒と認めるということなんだよ。白なら堂々と出場するべき」と説得して、そのやり取りを全て録画する。

それくらい棋士にとって七番勝負は夢の舞台なのである。

 

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