アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

世界遺産大峯奥駆道を歩く 行者還りトンネル東口から行者還り岳へ往復しました 2017年7月15日 その1

2017-07-29 16:58:15 | 世界遺産大峰奥駈道
我が家の裏山の岩湧山から 天気のよい日にはいつも眺めている世界遺産大峯奥駈道。
その奥駈道の中でも 久しぶりに行者還り岳へ歩くことにしました。
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岩湧山山頂から 天気のよい日に見える行者還り岳です。
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トンネル東口から行者還り岳へ その1
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予定のコースです。行者還りを越えて もう少し先へ歩く予定です。
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いつも通る 五條から天川村への道が 先週の大雨で崩壊して通行止めになっていました。
やむなく引き返して下市町から大回りして天川村へ行ったので 予定時間から 1時間ほど遅くなりました。
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前回明星ヶ岳で 「菊の窟探しおじさん」から教えてもらった 309号線119番ポイント無料駐車
スペースです。今日は凄い車の数です。天気の良い土曜日だからです。
みなさん 理不尽に強制的徴収天川村駐車スペースに反感をお持ちです。
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いつもガラガラで 私の専用駐車スペースのトンネル東口も なんと満車に近い状態です。
少し走って 離れた場所に停めて戻りました。
9時半に歩き出しました。県道崩壊の為回り道をしたので 予定より1時間送れです。
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登山口の山道が少し崩壊しています。
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初夏の急登が始まります。
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合流点で立ち止まると 大勢の声が ナメゴ谷方面から聞こえてきます。
このコースは 309号線90番ポイントに駐車して登るそうです。
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この道の丸太階段はほとんど崩壊していますが 所々階段が残っています。
しかし残った階段も もう直ぐ壊れてなくなります。
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ほとんどの丸太階段が この状態です。国も奈良県も修理するつもりはまるでなさそうです。
いわんや 上北山村では 無理ですねえ、財政的に。

世界遺産の奥駈道でも放置状態なのにましてや その奥駈への登山道など 荒れるままです。
素晴らしい文化国家ですねえ、日本は。

南奥駈など 「新宮やまびこぐるーぷ」の方々が メンテナンスから手を引けば 奥駈道はもう終わりです。
文化庁も文科省も世界遺産の意味が分かっていませんネエ。
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登りながら なんか変だなあと考えていましたが、今までに私が取り付けた目印のテープや紐、
それに他の方たちが取り付けた目印のテープが ことごとく撤去されています。
代わりに真っ赤な新しいテープが 木の幹に巻いてありました。
そんな事をしたら 外された人が怒ってお前のテープも外されるのになあ、馬鹿な奴ですねえ。
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奥駈出会いです。梅雨明けしたかのような厚い真夏日なので 暑かったなあ、やれやれです。
奥駈は尾根道なので かなり涼しい風が吹いています。
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初夏の奥駈です。暑いけど風は爽やかで、気持ちよく歩けます。
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一のタワ到着です。タワとは 峠の古語です。奥駈地図にはトンネル東口から登った奥駈出会いが
一のタワと書いてあります。歩いて5分ほどのずれがありますが こちらは昔の宿の跡でしょう。
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かなり広い平地に 水場もあります。何枚かお札も納めてあり、やはりこちらが一のタワでしょう。
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前鬼から登った太古の辻から北を「金剛界奥駈」と呼び、南側を「胎蔵界奥駈」と呼びます。
来た奥駈は歩く人が多く 踏跡がしっかりしていますが 南奥駈は歩く人が少なく 道も
熊笹で直ぐに覆われるので 今でも定期的に「新宮やまびこぐるーぷ」の方たちが笹刈りを
したり道普請をされていて 歩くことが出来ます。

世界遺産に登録されて今年で12年になるのに 国、政府は放置したままです。
素晴らしい文化国家ですねえ。
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時々左手に見える弥山は雲に覆われています。
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以前から気になっていたのですが、この標識です。
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この場所はシナの木出会いと書いてありますが 奥駈地図には何も書いてありません。
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踏跡もテープもしっかり付いています。トンネル西口へいけるようです。
こんど 119番ポイントに駐車したときに この道を歩いてみようと思います。
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やがて弥山から鉄山へ続く尾根の向こうに 頂仙岳が見えてきました。
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まだ梅雨も明けていないのに 空にはアキアカネが群舞しています。その向こうに雲の切れ目から
弥山小屋が見えています。もちろん望遠レンズです。
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私が勝手に「蛸の木」と読んでいる木の脇を通り過ぎます。
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あちこちに白い花が咲いています。近くに寄れないので望遠で覗くと山法師(やまぼうし)のようです。
ハナミズキもこの山法師の仲間で別名をアメリカ山法師というそうです。
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やがて正面奥に 行者還り岳が見えてきました。
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その右奥には大普賢岳が見えています。
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トンネル東口から行者還り岳へ その2へ続く
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