アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

「台高山脈縦走路を歩く」 樹氷と暴風雪の高見山を歩く その2 2017年1月17日

2017-02-02 22:12:42 | 冬の山歩き
樹氷と暴風雪の高見山 その2
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ここで道が合流します。「たかすみ温泉」からの道です。去年歩きました。
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なんか大きな岩があるそうですが、説明部分は雪に埋もれて見えません。
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道が合流した途端 足跡が増えました。たかすみ温泉からの道のほうが勾配がゆるかったような
気がしますが 去年の記録を調べると 標高差も歩行距離もほぼ同じでした。
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上からなんかしきりに降ってきます。雪なのか樹氷のかけらなのか。
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樹氷が重く垂れ下がる森の中を歩いていきます。このあたりは風があまりありませんでしたが、
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尾根道に出た途端 ものすごい強風が 左ー北のほうから吹きつけてきます。
尾根の道は 雪が風で吹き飛ばされてほとんど積もっていません。
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横殴りの強風が 樹氷のかけらと雪を全身にたたきつけてきます。痛いので顔を背けて歩きます。
たかが1200mの山と 舐めて掛かりゴーグルもフェイスガードも持ってきていません。
しまったなあ、どんな山も甘く見てはいけないなあと 何回もあちこちの山で実感しているはずなのに。
幸いネックウォーマーが厚手で幅広なので鼻まですっぽりと覆い歩きます。
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ときおり日が差し込みますが 風は依然として強く吹き付けます。
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尾根道が突然急登になります。
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顔や体が痛いのは どうも 強風で樹氷が吹き飛ばされて体にたたきつけられるようです。
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吹雪きも止む気配がありません。いぜんとして強く吹き付けてきます。
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尾根の急登が続きます。
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全身にバラバラと氷の粒が叩き付けるので 樹氷を見る余裕もありません。
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次第に尾根道の傾斜が緩くなりました。
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このあたりから 樹木もまばらになり、風が一段ときつくなりました。
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山頂避難小屋です。ここはひとまず 素通りしてお参りすべく山頂神社へ。
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氷だらけの神社が見えました。風が強く唸るので 見上げると避雷針に着氷していました。
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風と雪は左の方向から たたきつけてきます。北の方角日本海からです。
このあたりや もう少し先の三峰山は 寒気の通り道で 樹氷の名所でもあります。
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神社の裏側ー東側へ回ると雪の吹き溜まりになっていました。そこから少し東へ下ると
九十九折の登山道で 樹氷の名所です。そこへ行くつもりでしたが。
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雲と吹雪で何も見えません。
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樹氷はやはり青空をバックにしないと、美しく撮れないなあ。
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寒風の中で しばらく晴れるのを待っていました。時折 日が射すものの、とても青空は望めません。
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青空は 諦めて避難小屋へ戻ります。
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避難小屋は沢山の人が居ました。私はとりあえずリュックを下ろしておにぎりを取り出して
下山する事にしました。歩きながら食べるためです。
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高見山その3へ続く
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