信越山旅 2012年秋

2012年の秋に 信濃、越後の山旅をした記録です。

信越山旅2012 秋 御嶽山その1

2012-11-05 14:32:56 | 秋の山歩き

御嶽山 (3067m)

田の原山荘前の 広い駐車場で登山前夜 車中泊していた。

ところが午後9時ころから、車が揺れるほどの突然の暴風雨。

やむなく車を移動して、山を少し下る。

風の弱い広場に移動して寝た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Line

赤いラインが歩いたコース。予定では剣が峰から

摩利支天まで行くつもりだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

153_2

目が覚めると、青空が広がっている。

飛び起きて朝食とお昼のお弁当の支度をする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

255_2

田の原駐車場へ向かう。御嶽山は白い雲に隠れてよく見えない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

358_2

田の原から見た御嶽山は 山頂付近が真っ白だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

54_2

鳥居が登山道入り口だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー666_2

しばらくは広い登山道を気持ちよく歩く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

767 

あちこちに、祠、社があり 神さん仏さんが祀ってある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

839

「遥拝所」に立ち寄ってみた。何人かの方がお祈りの最中。

山頂に向かって一心に祈っておられた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9

スタートした駐車場が眼下に見下ろせるようになると、

道に雪が現れ始めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

970

お不動さん、金剛童子などが祀ってある八合目付近。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10

人懐こい「ホシガラス」が先へ先へと道案内してくれる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10_3

ひたすら 登りは続く。しかし周りの絶景を眺めながらの

登りなので、とても楽しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11

まわりに広がる雲海。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11_2

まわりに輝く樹氷。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

12

かなり雪が深くなってきて、靴底が滑り出した。

ここで 持参した軽アイゼンを装着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

133

9合目の岩室到着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

14

9合目の岩室を過ぎると、やっと王滝頂上山荘が間近に

見え出した。でもあれは本当の山頂ではない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「御嶽山 その2」へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


御嶽山 その2

2012-11-05 13:57:00 | 秋の山歩き

御嶽山 その2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1590

王滝頂上に到着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2094

王滝頂上広場は 真っ白の氷の世界だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2199

神様や仏様の像も 氷の芸術のようだ。

ここはまさに天上の別世界だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2297

更に 御嶽山頂上の剣が峰に向かう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

23

御嶽頂上山荘がはっきり見えてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然山頂から降りてきた スーパー爺さん。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

25600

この氷の世界で、半ズボンに半袖のシャツ一枚のスーパー爺さん。

僕はウールの下着にフリースのシャツ、その上にジャケットを着て

その上から ゴアの上下を着て 足元はゴアのスパッツという

完全武装なのに。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2602

「寒くないですか」と聞くと「そりゃあ寒いさ、でも馬鹿だから

あんまり人並みには感じないのかなあ」と言いつつ下山して行った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2707

いよいよ御嶽頂上だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

28611

御嶽神社奥宮の境内も氷の世界だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

298

登ってきた、王滝頂上と山荘が小さく見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3016

御嶽山の頂上は すり鉢状のようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3112

凍りかけている二の池。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3230

北側の尾根続きに「摩利支天」と「飛騨頂上」が見えるはずだが

どれがどれか 雪を被っているので よく分からない。

縦走を続けて、摩利支天まで行く予定だったが 岩が凍りつき

ツルツルピカピカだ。ピッケルもなく、軽アイゼンでは心もとない

ので ここで引き返すことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3322

頭に雪を載せて 雲の上に見えているのは「北岳」などの

南アルプスか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3492

東の方向ずうっと遠くに見えるのは、富士山か。形がよく似ているが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばし絶景を楽しんだ後、非常に寒いので下山することにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3520

御嶽神社や御嶽山荘の屋根が見えている。

道は凍り付いているのでゆっくり慎重に降りる。

雲は次々に湧きあがってくるので つい見とれてしまう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

36

登山口駐車場から 車で山を降り 王滝村へ降りる。

輝く青空に 紅葉が映えて今までの氷の世界が夢のようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_2

実際に歩いた記録。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 次は唐松岳 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今まで訪ね歩いた峰の記憶「私の百名峰」はこちらです。http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


唐松岳 その1 10月31日

2012-11-05 13:56:22 | 秋の山歩き

唐松岳 その1

唐松岳へは手っ取り早く 八方尾根へリフトで運んでもらい

そこから歩き出すという 安直な登山計画である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_4

計画ルート図

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

135

広い白馬村営駐車場で目覚めると、夜半の雨は上ったものの

八方尾根は 雲の中。何も見えない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

241

今日の山歩きは 楽チンだ。ゴンドラとリフトで上へ上へと

運んでくれる。この頃はまだ紅葉を楽しむ余裕があった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3

3段目のリフト(グレートクワッド)では周りの景色が白くなった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

562

歩き出すといきなり雲が流れ出して 白馬連峰が見えた。

昨夜の雨は 山では雪だったのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6

歩いて高度を上げていくと、雲の上に白馬連峰が出てきた。

あの3つのピークが 白馬三山と言われる 「鑓ヶ岳」、「杓子岳」、

「白馬岳」(左から)だろう。雲がフワフワ流れて幻想的だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

71

遊歩道を進む。

山道を歩かずこちらへ迂回しろと案内があった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7

今度は山道をひたすら登る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

81

なにやら、右手に池のようなものが見えてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

82

地図を見ると 「八方池」だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8371

池に写る白い峰は「天狗尾根」と呼ばれる尾根だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

986

今度はダケカンバの樹林帯が続き、なかなか抜け出せない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

101800

やっと抜け出せたら、「丸山ケルン」だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「唐松岳 その2」へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


唐松岳 その2

2012-11-05 13:54:48 | 秋の山歩き

唐松岳 その2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10299

丸山ケルンから下を見下ろすと、雲が渦巻いて何も見えない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1096

次々と沸き起こる雲。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1197

頭の上を次々と通り過ぎる雲。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1381

突然尾根の左側(南側)の雲が割れた。

五龍岳、鹿島槍ヶ岳らしき山塊が見えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1406

今度は吹雪いてきた。

長いトラバースのラッセルに時間を取られる。

雪は深いところで 膝くらいまである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15

ひたすら登る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

162

登山道の目印が雪で埋もれているので、

それらしい岩の雪かきをして 確認しながら進む。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

17 

鎖場を過ぎる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1909

かなり吹雪いてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

203

歩き出して3時間。

右手の天狗尾根を見ると かなり上へ上ってきたのが分かる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

22108

この深い雪のトラバースで ラッセルすると 次々に

雪の層にクラックが入り、雪塊が左の急斜面にずり落ちる。

左の急斜面を滑れば助からないだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピッケルも持参してないし、ここで登頂を断念し引き返す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

22213

吹雪で足跡がかき消され。道もよく見えず下山も怖い。

少しあせりだした。冷静になるように努める。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

22395

丸山ケルン付近は強風で、足跡は完全に消されている。

ここを右から登ってきた記憶があるので、右へ降りる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15分くらい歩いていると、またこの場所に出た。

かなりあせるが、少し休憩して暖かい珈琲を飲み

気を落ち着かせる。

二度目にここを右折れしてゆっくり下ると、道間違いした場所に気づいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2317

やっと八方池に帰ってきた。やれやれ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2421

遅い昼食のカップ麺。美味しいなあ。

食べていると やかましい中国人観光客がわいわい言いながら

沢山登ってきた。

気分悪いので、あわてて下山。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2633

やれやれ無事に生還できた。山は吹雪きだけど下界は晴れている。

8時半の始発ゴンドラに乗り、歩き出して、今は3時半。

やはり雪が降ると山は一変するなあ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Name

実際に歩いた記録。もう少しで縦走尾根道に出るところだった。

雪のない時期にもう一度歩いてみよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次は黒姫山

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今まで訪ね歩いた峰の記憶「私の百名峰」はこちらです。http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


信州山旅 2012秋 黒姫山その1 11月2日

2012-11-05 13:54:06 | 秋の山歩き

今回の山旅計画では、妙高山(2454m)に登る予定だった。

しかし ここ数日発達した低気圧が 日本海をゆっくり北上しつつあって

日本海側はどこも大荒れの天気だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11月1日に着いた 新潟県妙高市は強い雨だった。

登山口の 「赤倉温泉」、「関温泉」、「燕温泉」などはどこも雨で

妙高山は見えない。燕温泉登山口で 妙高から降りてきた方に聞くと

「山頂付近は雪で、積雪2~3センチ程度。しかし深い霧とガスで

周りは何も見えない」ということだった。

妙高市で一泊し、明日の天気の様子を見ることにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明くる11月2日も妙高市は雨。しかし長野県側は少し天気がよさそうなので

長野県側へ移動する。

飯綱山へ登るつもりで 信濃町IC下車すると 黒姫山が晴れて

白く輝いている。急遽予定変更して 黒姫山へ登ることにした。

道の駅「信濃町」で黒姫山の登山地図をもらい 「西登山道」へ向かう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

01line

信濃町観光案内所でもらった登山地図に予定コースを

赤いラインで記入した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1

西登山道は 2本あり、そのうち古池コースにする。

右の空き地が駐車スペースで その奥が登山口だ。

着替え準備して 10時半スタート。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2

しばらく歩くと「古池」到着。池の周りは紅葉している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

364

池を半周してから 山道へ入る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

466

湿原の中も通る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

568

周りの山は 皆白い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

669

山道の紅葉もきれいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

770

落ち葉の絨毯の上を歩く。きもちがいいが、熊に気をつけよう。

一箇所 非常に獣臭い場所を通過。立ち止まり大声を出す。

時々大きな声で「おーい」と言いながら歩く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

874

雪が出てきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

975

道は次第に白くなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

976

歩くのが惜しいようなきれいな絨毯だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1079

やがて樹氷が現れだした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1182

朝日にキラキラ光っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1289

とてもきれいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1390

道の雪もかなり深くなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1496

新道分岐到着。ここで西登山道の猛一本のコースと合流し

再び西登山道と新道に分岐する。ここは新道へ進む。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 黒姫山2へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー