野山の花々

山歩きなどで見かけた山野草の写真です。

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7月に出会った花々  2017年7月 岩湧の森 大峯奥駈道

2017-08-02 16:49:17 | 山野草の写真
7月に出会った花々の写真を整理しました。
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山百合 真夏の河内長野市内を自転車ツアーしているときに 延命寺境内で見た山百合です。
昔延命寺地区の山に咲いているのを見たときに、通りかかった地元のオバアが「この花は観心寺百合というてな、
観心寺の鐘の音が聞こえる範囲でしか咲かないんや」と教えてくれました。長いこと信じていましたが
その後どこの山の中でも 見かけるようになり、少しがっかりしました。「観心寺百合」のほうが趣きがあっていいですねえ。
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鬼百合 花自体は小鬼百合より少し大きいのですが、葉の付け根にムカゴがあります。
小鬼百合はムカゴがありません。
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姥百合 これも下品極まりない名前をつけられたかわいそうな奴です。
見頃が終わると(花が終わると) 歯が落ちる(葉が落ちる) と、女性の方になんとも失礼な名前です。
ちなみに姥とは 老女の事で 能にも用いられる上品な言葉なのですが。
どんな下品な奴が命名したのか 顔を見てみたいものです。そちらのほうが興味あります。
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小鬼百合 夏になると岩湧山山頂付近のあちこちでこの花が咲き 夏の到来を感じさせる花です。
鬼百合とほとんど同じ花ですが こちらのほうが少し小さくて 葉の付け根にムカゴがありません。
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桔梗 この花も夏の花ですねえ。岩湧の山頂付近に沢山咲いて 夏の訪れを実感させてくれます。
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河原撫子 この夏の花は 山頂付近に咲きますが、そんなに群生しません。
山頂に生い茂るススキの間にポツポツと咲いています。
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山路のホトトギス 花びらの斑点が 杜鵑(ほととぎす、夏になると「てっぺんかけたか」とか「東京特許許可局」
と鳴く 例の鳥です)の胸の斑点ににているから名付けられました。普通の杜鵑に対して 花びらが二段になっていて、上の花びらが
高く突き上げているのが特徴です。
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野萓草 (のかんぞう)藪萓草が八重の花なのに対して こちらは一重の花です。
百合科の花で 「ニッコウキスゲ」と同じ仲間です。遠くから見ると良く似ています。ニッコウキスゲは黄色に対して
野萓草はオレンジ色です。
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トンボ草 見た感じが蜻蛉に見えるので 直ぐ納得できる名前ですね。花が緑色なので周りの草むらと同化して
見つかりにくい花です。逆に道に咲いていたら踏みつけられることもあります。
道端に咲いていたので踏まれないように丸太でガードしたら、心無い人に花を根っこから引きちぎられて
投げ捨てられました。
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黄釣り船 釣り舟草の黄色バージョンです。緑の中に黄色なので良く目立ちます。岩湧の森どこにでも咲いています。
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葉黒草  花びらが2枚の変わった花です。この花以外は2枚の花びらは露草くらいです。
葉が暗緑色だから 葉黒草というのだそうですが、黒い葉とは見えないなあ。普通の葉に見えます。
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土アケビの実 5月に紹介した槌アケビも今月には実をつけました。アケビに似ているというのですが、私には
ウインナーソーセージにしか見えませんが。
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盗人萩 花が終わった跡の実が入る鞘の形が 泥棒の足跡に似ているというのだそうです。
泥棒の足跡とはどんなものなのでしょう。一つの鞘に種子は2個入るのでめがねに見えます。盗人萩は日本固有種ですが、
帰化植物の荒地盗人萩は 種が5,6個入るので 5連とか6連の種袋になり、こうなるとますます盗人の足跡の意味が分からなくなります。
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南蛮煙管  (なんばんぎせる)南蛮渡来の煙管に似ているというのですが、どんなものか見たことはありません。
日本の煙管よりも太いのかもしれません。自分では光合成をせずに ススキなど萱の根から直接養分を吸い取る
寄生植物です。岩湧山頂のススキの中にひっそりと咲きます。
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擬宝珠(ぎぼうし)擬宝珠とは擬宝珠族の総称を指す言葉のようで、通常は大葉擬宝珠や清澄擬宝珠(房総半島の
清澄山で見つかったらしいのですが、全国に生育する擬宝珠で大葉擬宝珠より背が低い)をさすのだそうです。
尚 擬宝珠とは 橋の欄干に取り付けるたまねぎの形をした飾りです。
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狐のカミソリ この花の名前は花びらの形ではなくて、芽吹いた直後の葉の形から来ているそうです。
私から見ると 水仙の葉とかわりないのですが、それがどうして「狐のカミソリ」なのか分かりません。
この花は彼岸花の仲間で 花の形が良く似ています。
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岩タバコ 夏になると岩湧やダイトレの水場で咲きます。葉がタバコの葉に似ているというのが名前の由来です。
岩湧には白花の岩タバコも咲きます。
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大峯奥駈道 大峯山付近
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小紫陽花 (こあじさい) 紫陽花の仲間には花びらのような 大きな飾り額がありますが この花にはありません。
こじんまりと小さく見えるので 小紫陽花と点けられたのでしょう。きれいな花ですね。
大峯山付近に沢山咲いていました。
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飯子菜 (ままこな)自分でも光合成をしますが、回りの植物の根から養分を吸い取るという半寄生植物です。
飯子ママコ とはご飯粒のことで、種子の形が米粒に見えるという説と、花びらにある白く膨れ上がった部分が
ご飯粒に見えるという説があるそうです。
この花は標高1700m付近に咲いていたので 「深山飯子菜」かもしれません。飯子菜の花の色より
深山飯子菜のほうが少し薄いくらいで ほとんど違いは分かりません。
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山法師 (やまぼうし)一目見ると「白いハナミズキ」とまちがえそうです。街路樹や家庭の庭のハナミズキは
別名「アメリカ山法師」といいます。開花前の蕾をお坊さんの頭に見て その周りの総苞片(蕾をくるんでいる葉)
が白くて それを頭巾にみたてたからと 言われていますが 私は未だ見たことがないので分かりません。
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更紗灯台 (さらさどうだん)灯台(どうだん)とは昔の燭台の一種で 風除けの覆いの紙を この花の形に
みたてたものです。ドウダンツツジと違い この花は更紗染めのような模様があるから名付けられたそうです。
山道の両側に満開で 道に落ちた花びらを踏むのが惜しいようでした。
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梅惠草 (ばいけいそう)どこの山でも山道に蔓延ります。特に自宅近くの金剛山の九輪草群生地ではボランティアの
皆さんがこの梅惠草を取り除いています。九輪草を駆逐するからです。しぶといのですねえ。
春先の山菜取りでは 大葉擬宝珠の若葉と間違えて この梅惠草の葉を食べて中毒を起こす人が毎年新聞に出ていますね。
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車百合 鬼百合や小鬼百合ととても似ていますが 少し小さい花だと思います。名前の由来は 葉が軸の周りに
車輪状に生えるからです。
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車百合の葉  車輪状に生えた車百合の葉です。行者還り岳下のお花畑に沢山咲いていました。
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草橘 (くさたちばな)橘の花と似た花を咲かす草という意味です。橘の花も、同じく良く似たカラタチの花
(唐からきた橘の意味)も共にミカン科の木で この植物とは仲間ではありません。他人の空似というやつです。
この草橘は ガガイモ科の草です。
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大山蓮華 (おおやまれんげ)木蓮科の落葉低木で、関東以西の山地に自生しているそうです。
蓮華とは ハスの花のことで ハスに似ているからこの菜がついたといわれています。大峯奥駈道は 修験道の道なので
このハスの花に似た 大山蓮華が大切にされています。しかし近年鹿が増えすぎて この大山蓮華の木を食い枯らす
ので あちこちに保護の金網が張られています。しかし 中には10メートルを越える高木もあり、そうなると
鹿には食べられないので 沢山花が咲き下から見上げる事ができます。特に明星ヶ岳と仏生ヶ岳の間を初夏に歩くと
この花が見られます。上を見上げないと見れません。大山蓮華は下向きに花をつけます。
大山蓮華とほうの木との混血種が「受け咲き大山蓮華」で あちこちの寺院の境内で栽培されています。
受け咲き大山蓮華は上向きに花を咲かせます。
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麒麟草 または 黄輪草 (きりんそう)キリンの黄色い色をした花をつけるからという説と 黄色い花を輪になって
咲かせるという説の二つあり、それぞれ字が違います。この花は標高1725メートルの大峰山寺の石段に咲いていましたが
わが山裏山で里山の岩湧山でも沢山咲きます。
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唐松草 (からまつそう)花の形が唐松の細い葉に似ているから点けられた名前だと 直ぐに分かります。
奥駈道でも 弥山や大峯山など標高の高い場所でしか 見たことはありません。
もちろん我が家の裏山の岩湧山では咲きません。
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山野草のトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html
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