ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

秋の花咲く和泉葛城山 を歩く 2017年10月5日  その3

2017-10-06 19:05:32 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く
和泉葛城山 その3
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八丁地蔵から再び林道へ入ります。山道の丁石地蔵道は 八丁から二十一丁の約1.3キロです。
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大威徳寺への道は やはり封鎖されていましたが、滝道への降り口は封鎖されていませんでした。
滝道からお寺を通らずに右岸を通り牛滝バス停へ行く道があるのでしょう。
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落ちているクリを拾ったり
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柿畑を見ながら歩いているうちに 牛滝集落へ降りる道を気付かずに 林道をどんどん下りてしまいました。
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気がつくと 牛滝温泉いよやかの郷 にきていました。
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お寺への道を登ります。あちこちで稲刈りが始まっています。
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やれやれ戻ってきました。
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バイクは無事でした。「もしお寺の人に何か言われたら わしがここに止めても良いといってくれ」
と先ほどのおじさんに言われたけど、何事もなくてよかった。
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実際に歩いた記録です。
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標高差は600m、歩行距離は約10キロ、歩行時間は11時30分スタート、15時50分帰着お昼休み50分
歩行時間は3時間30分でした。
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この日出会った秋の花たち
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アケボノ草 私の好きな秋の花の一つです。花びらの先の斑点を曙の空の星に見立てるなんて
下品な名前の覆い山野草の中では 飛びぬけて上品な名前です。
星に見立てた斑点も 小さな斑点だという説と 黄緑色の大きな斑点だという説とあるそうです。
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金水引  お祝い事に用いられる「水引」に良く似た花の水引は 見た目も納得できますが
この金水引は 水引とは似も似付かぬ花で 水引がタデ科の植物に対しこちらの金水引は
バラ科で 全く違います。なんで この花に水引なんて付けたのか 理解に苦しみます。
この花も理解不能意味不明な名前の一つです。
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見返り草 あまりの美しさに 思わず振り返ってみてしまうという花ですが、とてもそういう風には見えない
紫蘇科の植物です。
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現の証拠 漢方薬ではなくて、わが国古来の和薬で胃腸薬だそうです。
乾燥した葉を煎じて飲めば たちどころに効くということから 現に良く効く証と名付けられたそうです。
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現の証拠は一般的に白い花ですが、たまに赤い花があり、「赤花現の証拠」と呼ばれます。
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秋丁子 長い間 私はこの花が あのチョウジ(クローブ)に似ているからと思い込んでいました。
しかし木の葉なの形が 丁の字に似ているからだそうです。
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曙繻子欄(あけぼのしゅすらん) 葉の形を朱子織の布に見立て、花の色を曙の空の色に見立てたなんとも
山野草にしては珍しく納得の良く 上品な名前です。
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掃き溜め菊 なんともかわいそうな名前を付けられた奴です。大正時代に入ってきた帰化植物です。
良く見ると三つに分かれた花弁の 小さくてかわいらしい花なのですが。
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禎祥草(ていしょうそう) 禎祥とは人名やお寺の名前に使われますが 意味不明です。
高野箒とか 亀甲白熊とか良く似た花が他にもあるのですが、葉っぱは ハート型の斑入りなので直ぐ見分けられます。
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飯子菜 飯子とはご飯粒のことです。種子が米粒のようだという説と 花びらの中の白い特記が米粒に見える
という説があるそうです。普通の飯子菜や深山飯子菜は したの花びらが赤紫で突起が白いのですが
関西で良く見かける飯子菜は 下花びらが白く突起が黄色いのが良く見かけられるので「四国飯子菜」と
呼ばれています。
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蔓竜胆(つるりんどう) 普通の竜胆は日の当たる草地に生えますが この竜胆は蔓性で暗い林の中に咲きます。
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鵯花(ひよどりばな) ヒヨドリの鳴く頃に咲く花と言う意味ですが 実際はヒヨドリは
一年中「ピーピー」鳴居てます。名付けた奴は 何を根拠にしたのでしょうねえ。
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