昭和30年代・・・・子供の情景
佐藤 有 写真展 @水戸市役所ロビー
水戸市役所に行ったら、ロビーの一角で「昭和30年代・・子供の情景」と題した「佐藤 有 写真展」が開かれていた。
佐藤有さんは龍ヶ崎市在住で、
1937年 東京生まれ。
1943年 龍ヶ崎市に移住。
1966年 家業を継ぎ写真館経営。
仕事の傍ら地域の環境写真や街の風景写真をライフワークに撮り続けている。
以上のような経歴の方で、主な撮影地は龍ヶ崎近辺だが昭和30年代の子供達の様子は水戸周辺と同様だ。先日、水戸市立博物館で「焦土からの復興」戦中・戦後を生きた市民たち、の写真展を見たばかり。
昭和20年代~30年代、食べもの・着る物・住まい、全てナイナイ尽くしであったにもかかわらず、心は豊かな時代であった。
道路で、空き地で、小川や田圃の側で子供達は遊んだ。
特に、西の谷一帯を含む千波湖の周辺は小川や田圃が多く絶好の遊び場だった。
千波湖や桜川で泳いだりもした。桜川の上流は底が見えるほどきれいな流れだった。
小学生から中学生くらいまでが一緒に行動した。
年下の子は年長者を慕い、大きい子は小さい子の面倒を見た。
けんかをしながら、痛さや加減を知り、やさしさを知った。
子供の世界ながらは自然や社会をを通して大人の世界に通じる事を学んだ。
いじめのような事、例えば「仲間はずれ」もあったが、ルールを外れた際の制裁で、
今のような陰湿で自殺者が出るようなことは無かった。
豊かな時代は心を無くしてしまった。
自然環境が短時間に失われてしまった事が、写真から伺える。
小川や松並木の風景など、江戸時代とさして変わらなかったのではないかと思った。
現代の写真はカラーで美しい。
水戸市立博物館の展示写真や今回の写真展は、白黒写真で一瞬の状況を捉えている。
写真は本来、その時代を写し後世に伝える大きな力を持っていることを改めて解った。
佐藤 有 写真展 @水戸市役所ロビー
水戸市役所に行ったら、ロビーの一角で「昭和30年代・・子供の情景」と題した「佐藤 有 写真展」が開かれていた。
佐藤有さんは龍ヶ崎市在住で、
1937年 東京生まれ。
1943年 龍ヶ崎市に移住。
1966年 家業を継ぎ写真館経営。
仕事の傍ら地域の環境写真や街の風景写真をライフワークに撮り続けている。
以上のような経歴の方で、主な撮影地は龍ヶ崎近辺だが昭和30年代の子供達の様子は水戸周辺と同様だ。先日、水戸市立博物館で「焦土からの復興」戦中・戦後を生きた市民たち、の写真展を見たばかり。
昭和20年代~30年代、食べもの・着る物・住まい、全てナイナイ尽くしであったにもかかわらず、心は豊かな時代であった。
道路で、空き地で、小川や田圃の側で子供達は遊んだ。
特に、西の谷一帯を含む千波湖の周辺は小川や田圃が多く絶好の遊び場だった。
千波湖や桜川で泳いだりもした。桜川の上流は底が見えるほどきれいな流れだった。
小学生から中学生くらいまでが一緒に行動した。
年下の子は年長者を慕い、大きい子は小さい子の面倒を見た。
けんかをしながら、痛さや加減を知り、やさしさを知った。
子供の世界ながらは自然や社会をを通して大人の世界に通じる事を学んだ。
いじめのような事、例えば「仲間はずれ」もあったが、ルールを外れた際の制裁で、
今のような陰湿で自殺者が出るようなことは無かった。
豊かな時代は心を無くしてしまった。
自然環境が短時間に失われてしまった事が、写真から伺える。
小川や松並木の風景など、江戸時代とさして変わらなかったのではないかと思った。
現代の写真はカラーで美しい。
水戸市立博物館の展示写真や今回の写真展は、白黒写真で一瞬の状況を捉えている。
写真は本来、その時代を写し後世に伝える大きな力を持っていることを改めて解った。