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古事記1300年「出雲」展 @東京国立博物館

2012年11月22日 16時17分21秒 | 文化遺産
古事記1300年「出雲」展 @東京国立博物館
2012年11月25日(日)迄


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『古事記』は日本語で書かれた最古の文献で、上・中・下の3巻で構成されている。上巻の神代の物語のうち、約3分の1は出雲が舞台で、八岐大蛇(やまたのおろち)退治や国譲りなどの神話が記されている。
また、大国主神が高天原の神に国を譲る条件として造営を求めた宮殿が出雲大社の創始であると語られている。
古事記が編纂されて1300年を記念した「出雲展」が25日まで開催されている。

荒神谷遺跡
荒神谷遺跡、出土状況。

加茂岩倉遺跡
加茂岩倉遺跡、出土状況。

神話の国・出雲だが、荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)、加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)から、大量の青銅器群が発掘され、この地が古代の青銅器大国であったことが知られるようになった。
(今回の展覧会で一番の関心事は、この両遺跡の出土品)

また2000年に出雲大社の境内から出土した宇豆柱(うづばしら)は、太い杉の丸太を3本束ね、かつてそびえ建つ神殿が造られたこと。
それを推測した、かなり大きな模造品なども展示されている。

幾つかは、「島根県立古代出雲歴史博物館」で拝観した品々もあったので、理解の手助けには成ったが、『古事記』を読むのは難解だ。

古代出雲の不思議さと『古事記』をよく読んでみたい、とを感じる展覧会だった。


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