「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

水戸フレンド教会・少友幼稚園が竣工 @水戸市備前町

2012年09月06日 22時47分52秒 | 街創り
水戸フレンド教会・少友幼稚園が竣工 @水戸市備前町

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(大震災の前)

第二次大戦の戦火を潜り抜けたレンガ造り建築は少ない。
1912年に建築された水戸フレンド教会、数年前に構造体を補強したが、大震災で一部が崩落し、取り壊された。
街のシンボルであったから寂しくなった。
暫く更地であったが、本年3月に地鎮祭が行われ、再建工事が始まった。
僅か半年足らずで、幼稚園並びに会堂が供用される運びとなった。

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(創建時)

フレンド教会が1912(明治45)年に開設され、5年後に少友幼稚園が開園した。
今年で、丁度100年以なる。
子供の頃からの遊び場であり、街のシンボルだけに誠に喜ばしいことだ。

専門の司祭がいない、イギリスを発祥とするクエーカー教徒の会堂で、設立時は新渡戸 稲造(1862年 - 1933年・農学者・教育者・倫理哲学者)や加藤 完治(1884年- 1967年・農本主義者)も関連があった。

僕が知っている方では、ヤギのオジサンとして知られるニコルソンさん。
シャープレス先生など多くのアメリカ人が関わっている。
何れの方も、ボランテアとしての活動だ。
詳しいことは、後日ご報告したい。

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献堂式はもう少し先らしいが、新築なった幼稚園と会堂が町内の人達に公開された。
横須賀設計事務所・西山工務店によって竣工したが、すこぶる良く出来た。
以前の趣を残しつつ、バリやフリーで、しかも、使い勝手も良さそう。

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天井の梁の組み方が力強く、高さもあり気分が良い。

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『ネイバーフッドセンター』と看板の掲げられた時期もあった。
公民館の様な役割を果たしていた。これからも、町内の中心として存在感を示してほしいと思う。
勿論、近隣住民のボランテアが必要条件だろうが。

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ナビスコカップ準決勝 @鹿島スタジアム

2012年09月06日 10時11分43秒 | Weblog
ナビスコカップ準決勝 @鹿島スタジアム


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信州の旅日記がまとまらないうちに、アントラーズサポーターのエビネンコさんから鹿島スタジアムへのお誘いを受けた。2012Jリーグヤマザキナビスコカップの準決勝第1戦とのこと。
ケーズデンキスタジアムの水戸のホームゲームは7割がた行っているし、宇都宮や平塚にも遠征したが鹿島スタジアムは2年ぶりだ。

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開始前から鹿島サポーターの太鼓の音に鼓舞される。
ブラジルサンバに使用する、乾いて高めのリズムにノリノリ。
水戸も、この様な太鼓を使えば、といつも思っている。

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鹿島スタジアムは最強のグルメスタジアムと言われるが、何を選ぶか迷う。
今回は「ハム汁」ハム焼きに使用のハムが入った野菜汁。
残念ながら肉類だけでは、胃に重い。歳ですネ。

ケーズデンキスタジアム、いつもバックスタンド観戦だが、メニューがいつも同じ。観客数の問題かもしれないが、少しはアイデアを出してほしいものだ。

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試合は柏を相手にFW大迫勇也が2得点を挙げる活躍、3-2で柏に競り勝った。

勝利で帰途に就くのは気分が良い。
車中で、エビネンコさんからサッカー観戦のポイントを聞く。
僕はここ数年の俄かファン。
ルールさえ良く知らないが、サッカーのスビード感や一瞬の間に攻守が入れ替わるなど飽きが来ない。
何といっても、味方のゴールの瞬間がすべて。

エビネンコさんによれば、サイドバックのポジションの重要性。
ゲーム運びを将棋の駒の動きに例え、また、囲碁の布石に例え解説してくれた。

かなり入っていたように思えたが、観衆は約1万人。
水戸での、一万人達成はかなりの難かしいと感じた。
通常のホームゲームで5000人以上を確保できれば、J1昇格の下地が出来そうに思う。とにかく、気持ちを合わせて頑張りましょう。
水戸の次節は9月14日(金)19:00キックオフ。対戦はロアッソ熊本。

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貸自転車で碓氷峠を目指す

2012年09月06日 07時35分43秒 | 文化遺産
貸自転車で碓氷峠を目指す


旅に出た際は貸自転車を借りるようにしている。
台東区の貸自転車は1日200円で3日だと300円で一日当たり100円だ。
貸自転車システムの充実や、自転車道路の整備、標識の充実は観光戦略の基本だ、水戸市においてもさらなる充実を望みたい。

軽井沢でも駅前で貸自転車を借りた。
観光地ゆえに貸自転車屋は沢山あり、値段も様々。
僕が飛び込んだ店は、1日1000円だが、ポンチョタイプの雨合羽と傘が付いている。
高原特有の気象変化に対応しているのだろうが、この様な事は今回が初めてだ。
お蔭で、途中の小雨のぱらつきにも安心して乗っていられた。

自転車なら、かなりの距離を移動できるので「脇田美術館」で2時間を過ごし、「カフェ水野・クチュール水野」を探し当てることも出来た。

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更には、聖パウロ教会(カソリックの教会・結婚式の最中で内部には入れず)

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その先のアレクサンダー・クロフト・ショーの胸像と教会。
ショーは英国人の宣教師で、明治19年キリスト教布教の途上この地を通り、 軽井沢の美しい自然と気候がスコットランドに似ているのに感銘し、その後家族・友人と共に避暑に訪れた。明治21年に簡素な山荘を建てたのが、軽井沢が別荘地となる礎。

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さらにすぐ先の左側に芭蕉の句碑がある
「馬をさへ ながむる 雪の あした哉」。
松尾芭蕉の「野ざらし紀行」の中の一句。
碑は、天保14(1843)年、当地の俳人小林玉蓮によって、芭蕉翁150回忌に建てられたもの。

この道、現在は人通りが少ないが旧中山道で、この先は碓氷峠。
峠の展望台を目指してみる、坂道ゆえに自転車を押しながら登らねばならない。

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峠の道の白い小菊。とても可憐です。

暑くもあり、いい加減疲れた。
案内板が有り、峠の見晴らし台までは2キロ以上でマダマダ時間が掛かりそう。
諦めて、戻ることにした。

銀座通りまで降って、草津方面に。
上り坂の途中に左側に進むと「旧軽井沢ゴルフクラブ」が在る。
白洲次郎が理事長を務めたこともある名門クラブ。
ゴルフはしないが、どの様なところかを散策に。

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メンバーシップが確りしたクラブだから、多くの人は来ないのだろう、小さなクラブハウスとコースの一部を外から眺めたのみ。

空が曇り、小雨がちらついてきた。
本日は予定を切り上げ、軽井沢駅に向かった。





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「脇田美術館」@軽井沢町旧道1570-4

2012年09月06日 00時04分18秒 | Weblog
「脇田美術館」@軽井沢町旧道1570-4

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小鳥や子供や花の絵など身近な対象を描いた洋画家・脇田和(1908~2005)を知ったのは、後藤清一さんのアトリエの壁に掛けられて花のデッサン。
その後、水戸市内の画廊で開催された「脇田和展」を観て、童話の世界の様な優しい眼差しを感じた。水戸出身の彫刻家・小鹿尚久さんに通じるものを感じた。小鹿さんも小鳥と子供が大好きだった。

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脇田和の軽井沢の夏のアトリエを、囲む形で美術館が建設されて一般に公開されたのは1991年6月2日。旧軽井沢の銀座通りから徒歩数分の別荘地の一画だ。

美術館の発案から基本設計まで、脇田和自身が手がけ「自分の絵にふさわしい着物(建物)を着せてみたい」という夢が託された美の館。
設計図は友人の吉村順三・吉村順三設計事務所担当した。

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自然光の巧みな配分、変化とのびやかさのある展示空間からインテリアまで、絵画と建築そして環境が呼応しあう美術館。

15歳からの7年間、ベルリン国立美術学校で研鐙を積み帰国した。
1936年には、猪熊弦一郎、小磯良平らと「新制作派協会」の結成に参加し、終生、会員として活躍した。

戦災で焼失してしまった作品以外の全てを網羅した油彩・素描・版画・ペーパーバック・立体・コラージュ、など多彩な作品が陳列されていた。

シベリヤ・シリーズで有名な香月泰男も、僕は好きだ。
テレビ番組で観た時、アトリエには紙・針金・ブリキなど身近な素材で手作りしたオブジェやコラージュなど飾られていた。


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それと同じような、小さな手造りのオブジェ作品が連絡通路に展示されている。

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ミュージアムショップのカフェには、絵本『おだんごぱん』に登場するアンパンマンと同じようなパンとコーヒーのセットを昼食に。



中庭には鉄製のオブジェや大きな木には鳥かごが吊るされている。


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一日中居ても飽きないような、美術館だった。



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