大和魂

漫画家市東亮子のさまざまな垂れ流し

RI

2013-04-10 01:39:43 | その他

昨日(既にもう一昨日になってしまいましたが)、母を病院に連れて行った帰りのことです。
バスの中で二人揃って爆睡してしまい、本当はウチの最寄り駅で降りる予定だったのに
気がついたら営業所(回送バスが溜まる終着点)まで行ってしまってまっつぁおになりました。
何しろその営業所がどの辺にあるのか全く分からなかったので、
戻るのに何処行きに乗ればいいのかすら分からなかったので。
つっても、どうも千葉駅方面行きしか無いので、それに乗るしかないかと言うことでバス待ち。
千葉駅から乗ったのに千葉駅行きを待つこの情けなさよ。
まあ、結局その営業所からウチの最寄りの駅はすぐだったので千葉駅まで行く必要は無かったのですが・・・。
いやあ、変な汗かきましたわ。
こういうときこそスマホの出番なのに、スマホのGPS機能で現在地出したら京成千葉駅付近なのよ。
えーーーっ?そんな方まで来ちゃったの?と思ってかなり動転したんですが、実際は全く違っていて。
もうアタシ、こいつ(スマホ)の言うこと今後絶対信じないわ。
今までも、いざというときには固まったり、起動が遅すぎて間に合わなかったり。
期待はずれこの上ない!プンプン!

それはさておき。
母は一連の検査を終え、思った通り軽度の認知症の結果が出ました。
思えば一年前、南房総方面では一番のK病院に検査に連れて行き、ワタシ的にはどうもいまいち
納得のいく診断をしてもらえなかった事も有り、もやもやしていたので今回はむしろこの結果にスッキリしています。

K病院はとても有名で、県外からも沢山著名人なども来るような病院です。
何年か前にはランキングでかなり高い評価を得たりしていたので自分としては信頼感を持って母を連れて行きました。
でも実際に行ってみたら問診とおぼしきモノがあまりにもあっさりでビックリしました。
私自身過去2回くらい神経内科に受診したこともあるし(めまいとか滑舌とかの問題で←結局ただの過労だったんですが)、
昔脳ドックを受けたこともあったので、神経内科ではまず最初にだいたいどういう問診やテストを受けるものかという
イメージがあったのですが、テスト関連は一切無く、問診も本当に夕べ食べたものとかなどの4~5問くらいだったかと。
で、別の日にMRIを撮って、「特に異常はありませんね」とのこと。
そりゃ異常なしならそれに超したことはないですよ。でも、じゃあ日常的な変さはどう説明がつくのでしょう??
「まあ、年齢的に物忘れをしていくモノですよ」と言われても、それでは納得いかないから受診させているわけで。
それに問題は「物忘れ」だけでもないし。忘れっぽいのは元々だから。
「忘れる」ということ以外の違和感が色々と有ったからなんだから。

で、2月は連載がお休みと言うことも有ったので今度はウチの仕事場からバスで行ける別の病院に予約を入れたんですが、
実際には予約の順番が思ったよりいっぱいで初診は3月半ばになってしまったのですが、行ってきました。
そしたら、まる一日がかりだったけど、血液検査で内臓診断もしてくれ、(内臓疾患が原因で起こる認知症的症状もあるので)
問診は本人用の問診票と家族用の問診票が別個に有って、それぞれかなり細かかったし
ドクターの問診の前に看護師さんによる詳しい問診、
それも本人だけに対する問診と家族だけにの聞き取りなどもあり、かなり細かく聞いてもらえました。
テストもかなり時間をかけてしてくれて。記憶テストだけでなく、判断やコミュニケーションテストみたいなことも。
それ以外にもその日の内に心電図もとり、MRIもしてくれて、かなり時間がかかって疲れたけど手応え充分でした。

そして、MRIの結果は昨年のK病院の時と同様、萎縮などあまり見あたらずMRIだけでみるならば特に異常はないけれど
テストの結果と照らし合わせるとやはり異常なしとはとても判断できないということで、RI検査というのを提案されました。
脳のRI検査というのは「脳血流シンチグラフィー」というもので、脳内の血流を調べる検査です。
コレはその病院だとその施設が無かったので別病院を紹介され別日を予約して行ってきました。それが昨日だったわけです。
その結果をCD-Rに焼いてもらって元の病院に持ち帰り総合的な所見を出してもらいました。
脳自体に萎縮があればそれはMRIに影となって出て病変が確認されますからその時点で結論が出ますが
萎縮はなく脳はそこに有る、しかしそれが本当に機能しているのかは血流を見て確認するという方法で見るわけです。
そんな訳で、RI検査での結果も踏まえつつ、軽度の認知症だという結果に至りました。
軽度なので、最近は良いお薬があり、服薬治療となります。
薬で多少は改善されたり進行を止めたり(長い目で見たら進行を「遅らせる」)出来る範囲という事で。

あのままK病院の診断を真に受けて「やっぱ歳のせいかぁ~」などと思ってセカンドオピニオンを試みないで居たら
今回のようにお薬で改善しうる選択肢をも失って居たのだと思うと、やはり「納得いかない」という自分の感覚には従うべきだと痛感します。
なんだかモヤモヤしたら絶対に別の病院で見てもらわないとダメですね。
ケンタのお尻も別の動物病院に行ったからこその今に至るわけだし。

とりあえず、もしご家族の誰かが言動的に疑わしいと思いつつもMRIでは異常なしとなる人がいたら、
是非この脳血流シンチグラフィーをお試し下さいませ!血流が悪くなる部位によっても深刻度が違うとか、とても重要なことが分かるので。
でも一番難しいのは当人を受診させるように説得することかも知れませんけども。
ウチも最初はうるさがって拒否ったり、まさしくおかしい現場を捕まえて「やっぱり医者行こうよ」と言っても
のらくらごまかされたりしたけど、ちょうどこの頃くらいから私も閃輝暗転が酷くなって神経内科に行って診てもらおうと思って居たので
「アタシも診てもらうから一緒に行こう」と言ったら行ってくれたという感じです。
だいたい本人も分かっているんですよね。自分がおかしいというのは。だから拒むんですよね。
取りあえず、基本的に親ってけっこう子供の言うこと聞かないですからね。どんなに真剣に言っても。
何はともあれ、今回は大変ではあったけど行ってヨカッタと、心からすがすがしい気持ちであります。
約一年間ずっと母の相手をしていた姉はすっかり参ってしまい、もはや姉の方が心配なときもあったのですが(姉は脚も悪くしてしまったので)
お医者さんに相談に乗ってもらえるというのは本当に心強いです。

実はあれをみて私も脳RI検査したいと思ってしまいました。
K病院のMRIでは異常なしだったけど。そう思うと不安が払拭できた訳じゃないなと。逆に。


おちりその後

2013-04-06 06:52:36 | 諸々

その後のケンタの具合ですが・・・。
結局、3月アタマにケンタのおちりから膿が出ているのを発見したあと
すぐ近くの動物病院に運び込みお薬もらったりして暫く様子見だったのですが、
服薬している間はなんか止まったように思ったのですが、薬を飲み終わったくらいにまた膿が出ているのを発見。
そのときに連れて行った獣医さんは優しかったけど、あまり絞っていないような気がしたので
(カズの時にはもっと血が出るほど絞られて、痛そうだったけど治ったのだけど、
ケンタの時にはカズの時ほどは絞られなかったので)
で、どちらにしてもこの辺の獣医さんに連れて行くのは今回が初めてだったので日曜祝日も対応している別の動物病院に連れて行くことに。
そこでは、かなり絞られました。
ケンタは痛さのあまりに激怒してシャーッ、カーッ!!を空間に向かってはなっていました。
しかし本当にずいぶん溜まっていたらしく、細い粘性の茶色い紐が出るわ出るわ・・・・
変なたとえですが、モンブランのデコレーションが出来るかと思うくらい・・・。
いや、実際には長さは20センチくらいだったと思いますが・・・。
でも、20センチですよ!ケンタよりずっと大きいカズですらそんなには出なかったのに。
そのあと注射をしてもらい、2週間後にまた見せに来てくれと(その注射の効力が2週間持続だったらしく)そう言われたので
それでひとまずお尻の消毒薬をもらって様子を見ました。
ですが、そのあと2週間を待たずして暫くあとにもまだ膿が出ているのを発見。
で、急遽まだ一週間くらいしか経っていないけど再び連れて行きました。
そこで、一応お医者様はしみ出している膿を採取して、ちょっと薬が効いていないようだから耐性検査をするということでした。
もし、体質的にあまり薬が効かなくて、なおかつずっと分泌がうまくいかないようなら手術と言うことも視野に・・・との事でした。
え、ケンタンおちり切られちゃうの?と思って相当ショックでした。麻酔も心配だしね。
で、この日は破裂している肛門腺の穴から細い管を入れて(注射器の針の部分が金属ではなく細いチューブのような器具で)
内部を薬で洗浄して軟膏を塗り、飲み薬をくれました。
このチューブを突っ込んで内部を洗浄しているときが本当に痛そうで鳴いてもがくんですよ!
ホントにあまりにかわいそうで泣けてきました。
家に戻るクルマの中でもなんかつらくて落ち込んでしまってやるせなかったです。
そこからがけっこう大変で、この日から暫くは毎日通院でした。毎日この大変な内部洗浄です。もうホントつらいです。
何度目かに行った際にはいつもの若めの先生ではなく、院長先生だったのですが、院長先生は我々飼い主は外でお待ちくださいと
待合室に出されてしまい、診察室からケンタの鳴き声と看護師さん達のなだめる声だけが聞こえてもーどーしようという感じでした。
でも、けっこう容赦なく洗浄してくれたらしくて、コレを境にグンと快方に向かったような気がします。
その後、耐性検査の結果が出て、効果のある薬も割り出せたりなどして治療も劇的に効果が出るようになってきました。
今はもうすっかり良くなって、元気に走り回っています。
ちょっとホッとしました。
でもアレですね。やっぱり動物病院は土日祝日もやっていてくれるとホントに助かります。
ウチのネコ達も徐々に高齢になってきているので、色々と心配ですしね。

3月は色々と病院関係のお世話になりまして、ちょっと大変でした。
いえ、ケンタのこと以外はほぼ検査なのですが。
まず、母をちょっと千葉市のそっち専門の病院に連れて行き、かなり徹底的に検査してもらったのと自分が歯医者に通い始めたのと。
あと、私自身がメガネが合わなくなって久しくて、ずっとメガネ処方を出してもらわなくては・・・ついでに眼病検査も・・・と
思って居たのでやっとタイミングを計って行って参りまして、そして念願の新しいメガネを作りました!
メガネはやっぱり新しくして本当にヨカッタと思いました!
修羅場のペン入れの時などはもうここ数年、原稿を舐めるかのように覆い被さって見ないと細かい部分が見えなくて、
かといってあまりに近づくと全体が見えすと言うことでかなり難儀していましたが、今回はずいぶん解消されました。
「おお、こんなに顔を離していても見えるよ!」とちょっと軽い感動すら覚えたモノです。
今更ですが、何故もっと早くに行かなかったんだオレ!と自分を責めたりもしましたよ。
まあ、今まではそんな余裕が無かったんですけども。
おおむね真人間の時間帯に活動していないし。
来月は耳鼻科に行って耳鳴りとアレルギーを検査しないとなあと思って居ます。
トシがトシなんであちこち調べてもらわにゃならんところは次々なんだけどいっぺんには無理なので小分けに。
全く情けないですな。

また話はぞれるけど、ガンバやっと勝って、勝ったらいきなり3位まで浮上。コレで勢いづいて欲しいところです。
でも、そうなるとジェフの7位が微妙に心配でもあり・・・。
なでしこの方も湯郷が未だ勝ち点無しというのも大丈夫ッスかーーーっ?みたいな。
そういや、先日浦和とジェフレディースの試合有ったからCSでずっと付けていたんだけど・・・・あら・・・?と
何かに微妙な違和感を覚えて考え込んで、何かがモヤッとするなと思って調べて見たら、
ああ、そうだった。山郷さんとがんちゃんことオバパーマが狭山に移ってしまったんだった。
さすがにチャレンジリーグの試合はCSでも流してはくれないので彼女たちのプレーが見られないのは残念至極です。
でも浦和はここのところ若手中心になって出場機会も減ってしまっていたところだから新天地で頑張って欲しいです。
まあ、あとは前田のデスゴールは未だお預けだし、いよいよJから目が離せません。

そして、アジア最終予選も次で決めて欲しいですな。