しばらく投稿してなかった。できなかったわけでもなくなんとなく・・・世間はもうすっかり秋。サルビアの赤が鮮やか。
生協の牛肉の産直産地視察のために28、29日の1泊2日で鳥取に行った。もう23年来のお付き合いになるらしい。 今回は「飼料添加物モネンシンを投与したいけれどどうだろうか」についての話し合い。 子牛は素牛産地の北海道で生まれ7か月齢で肥育産地の鳥取県に来て約14~15か月で出荷される。 まず≪北海道から運ばれて来て環境が変わること≫、≪生まれてからすぐにモネンシンを加えた餌を食べているのに、鳥取に来てからはモネンシン無しの餌に変わる≫という二つのストレスを和らげるために天然植物由来の抗生物質モネンシンの使用を認めてほしい・・・というもの。モネンシンって何?雑談の中で聞いてみると、食物の消化を助けるヨーグルトみたいなものらしい。それがなぜ抗生物質と呼ばれるのか?????この名前が付いていために生協では物議のタネになっている。説明会などでおおむね理解はしていただいたものの、なかなか!!である。ちなみに国の食品安全委員会によるモネンシンのリスク評価は「いずれのリスク基準にも該当しない。そのため食用動物における使用は、ヒトの健康へのリスクになる可能性は無視できる程度と考えられる・・・これは日本語か!
のどかな場所にあるホテルからの眺め。遠くには伯耆大山。近くには稲のかけ干し。 二度目となる鳥取県はとてもいいところで、食べ物もおいしく景色もいい。でも今回の出張はとても気が重かった。出張報告はもっと重い。いやだ・・・・・
今回の鳥取行きは、往きは岡山から米子経由で、帰りは、倉吉、鳥取から姫路へ。どちらも中国山脈を特急列車で越えていく。これだけで2時間はかかる。でも川沿いに山を越えていくのはのんびりしていいもの。
米子駅ではこんな人が待っていた。ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ・・・水木しげるワールドである。
このホームにはほかにもキタロウやメダマおやじも。ネコ娘の電車。鳥取県の人口は60万人を切ったそうです。
でも魚は新鮮でとっても安く、野菜も豊富。こんな珍しいものを見つけました。「まこもだけ」といいます。低カロリーヘルシーにひかれて買ってきて食べてみましたが・・・ ・・・でした。インターネットでも「まこもだけ」で検索できるのにはびっくり。「まこも」だから芦や葦の仲間だろうと思っていたらやはり「イネ科」だそうです。