☆裏DGK☆

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「The.Library」・・・(あり得ないこともおこります!!!)

2007-05-27 12:57:53 | Weblog DGK(第一部)
ミニ②小説・・・「The.Library」
(萌子のドラゴン夢小説!!いつもの長編よりちょっとだけ短い版!!!)

朝・・・萌子は、西の都図書館へやって来た。

大きくて、立派な図書館。玄関先には、レストランや、売店がある・・・。

し~んとした図書館の中へ慎重に入る萌子。

萌子は、優秀なスパイだ。と、言うより、今日は、休みなので私立探偵をやっている。

今日の探偵ミッションは、本を奪ってくること。

なんでも、依頼人の会社では、その本について、物凄く口論になっているらしい。

萌子は、監視員や監視カメラの眼の届かないところをするするとすり抜ける。

とうとうついた。ここは、図書秘蔵室。どうやら鍵がかかっているようだ・・。


しかし、萌子は、事前に用意していた・・・。

監視員の服からスってきたのだ。

鍵は、金色。キラキラと光ったところには、<Got.mail>と書いてある。


          「カチャッッッ・・・・。」

ドアが開いた・・・。中は、まるで、バーのような雰囲気だ。
                      (http://www.gotmail.jp/bar/)

恐る恐る足を踏み入れる・・・。辺りはシーンとしている・・・。


よくみると、奥のほうに、光っているモノをみつけた。

どうやら、例の本みたいだ。

萌子は、赤外線めがねをかけた。赤い線が、十本ぐらい見える。

それを、一本ずつ特性のはさみで切って行く。

一本でも触れてしまったら、触れた部分が溶ける。だから、一本ずつ、慎重に・・

          <・・カチャッッ・・・。>

「・・・ふうッ・・・。開いた開いた・・・!!」

萌子は、不思議な力がある。それは、<気>だ。

萌子は気の力で本を浮かばせて、歩く・・・。

ついでに、<孫・悟空>の本と、<ココロの詩>と言う本も浮かべた。

「コトコト」と小さな足音で、宙に浮かぶ。


萌子は、本を持ったまま、空に消えていった・・・。

                ~完~


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