パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

鳥撮り物語 機材編5

2015-10-19 18:22:19 | 写真
私が専ら愛用している鳥撮り用の機材は・・・
カメラ=PENTAX K-5ⅡSと同じくK-3の2機種
レンズ=BORG67FLと同じく90FLの2機種 です。

BORGの高解像度に惹かれ、AF(オートフォーカス)化を含めBORGと相性のいいPENTAXにした・・・というレンズ優先の機器構成です。
67FLは素のままで300mm、1.7倍のAFアダプターを付けて常時510mmの焦点距離となり、最も使用頻度が高いレンズです。
90FLは素のままで500mm、1.7AFアダプターほかクローズアップレンズなどを装着して推計660mmの超望遠レンズで、他社のいわゆる大砲レンズに匹敵する性能をもったレンズだと思っています。
大砲レンズに比べれば、BORGはレンズがたった2枚のため90FLの重量は2㎏ちょっとと軽量ですが、それでもカメラ本体やレンズサポーターなどを装着すると4㎏ほどになり、三脚装備が必須となります。

これが私の90FLを装着した全体構成の写真で、より90FLの性能を生かし、欠点を軽減する工夫をこらしています。

まず目につくのがレンズサポーターだと思います。
BENRO LS400・・・全長40cmとこの長さがより安定に繋がると思い探し求めました。
・・・これで諭吉さん2枚と英世さん数枚!たっけー!・・・でも仕方ない、無理をしてアマゾンでポチッと!!


ただLS400をカメラ構成に取り付けても操作上の問題があります。それに安定上の不安も・・・
第一の操作上の問題を解決した改善策がこれ!

LS400のカメラ取り付け部分にアルカスイス対応のクランプを取り付け、14cmのプレートを装着しカメラに取り付け。
BORGの望遠ユニットのBU-1はピント合わせのためドローチューブという円筒を伸縮して操作する必要があり、その出し入れの可動幅がこの14cmのプレートでカバーする仕組みです。
写真はドローチューブを一番引っ込めた状態。


一番伸ばした状態がこの写真です。

このアルカスイス対応のクランプとプレートのお陰でもっとも難関だったドローチューブの伸縮の問題も解消されたとともに、カメラ高の固定により今まで引っ掛かりがあった出し入れがとてもスムーズになりました。


次に安定上の不安の解消は・・・

ホームセンターで見つけた一番小さいキャスター!これをレンズ前方の位置に取り付け・・・
レンズ筒とLS400の隙間サイズにピッタリ!程よい圧でレンズを支えることができました。
例え小さな一点でもレンズを下から支えれば、風や振動にもかなりの効果を発揮するはずです。
90FLは後方のドローチューブと同様、前方もヘリコイド操作の伸縮でピント合わせを行うため鏡筒の微妙な前後動を妨げないもの・・・が前提で、それを見つけるのが最大の難関でしたが、キャスターという車輪そのもので難なく解消!

90FLは現行BORG製品の中で最大級のフラッグシップ機で決してヤワな造りではありませんが、大砲レンズに比べればレンズや鏡筒の径も小さく
超望遠であるがゆえに、強風下やシャッターボタンを押す振動でさえ気を遣わなければならない場合があります。
今回のカスタマイズでとりあえず完成度の高い構成ができたと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鳥撮り物語 104 エゾビ... | トップ | 鳥撮り物語 105 多摩川... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

写真」カテゴリの最新記事