伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

ヘルムート・ヴァルヒャ(Helmut Walcha)、バッハの鍵盤音楽の考察。

2017年11月19日 | クラシック音楽・オーディオ

最近本屋さんで売られているBeatlesのLP盤を購入してみました。

総て収集する気持はないが、アビー・ロード、ラバー・ソウルを購入、

後はホワイト・アルバム ビートルズ・フォー・セールの4セット購入すれば満足である。

 

特にこのアビー・ロード12作目のオリジナル・アルバムはジャケット写真の背景の歩道に立ってい

るのはアメリカ人観光客のポール・コールという人物で、彼は撮影の数か月後に本アルバムが発売

されるまで自分が撮影されていたことに気付いていなかったそうです。

また、このジャケットから、「ポール死亡説」が浮上したりして話題になったのは有名。

「ポール死亡説」

・ポール1人だけ裸足

・左利きにもかかわらず右手にタバコを持っている

・路上に駐められたフォルクスワーゲン・タイプ1のナンバープレートが「28IF」であるのが、

 もし(IF)ポールが生きていれば28歳であることを意味している

・白いスーツで長髪にひげを蓄えたジョンは「神父」、

 黒いスーツを着たリンゴは「葬儀屋」、

 スーツ姿で裸足のポールは「死体」、

 デニムシャツにジーンズ姿のジョージは「墓堀人」を意味している

などなどがその要因だとされています。

 

ビートルズ・フォー・セールは以前筆者のブログに詳しく掲載しています。

http://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/fbd990e72af4bd2433c2cd36e34f19d8

 

 Beatlesと言えばやはり音楽性もっとも豊かな白盤「ホワイト・アルバム」は揃えたい。

解散前の筆者の好きなアルバムです。

 

後は『ラバー・ソウル』(Rubber Soul

ビートルズが1965年に発表した「Rubber Soul」のタイトル名に関して有名なエピソードがある。

アメリカのブルースマンが、ローリングストーンズの音楽をプラスティックソウル(偽りの黒人音楽、

あるいは偽りの魂)と揶揄したのを聞いて、ポールが、じゃあ僕たちはラバーソウルだと言って面白

がってつけたというのだ。

ラバーというのは、ゴムのこと、そして、ゴムはどんな形状にも変化する素材。

僕はこの「Rubber Soul」というタイトル名は、ビートルズというものの本質を言い当てている絶妙

なタイトルだと思う。

筆者は昔この曲を聴きバロック音楽を聴くように鳴った「BeatlesのIn My Life」

 The Beatles - In my Life 

バロック音楽風のそれでいて牧歌的な雰囲気を漂わせた名曲です。バロック音楽風に感じるのは間奏

のピアノにあるのですが、これ、よく聞くとパッヘルベルのカノンにかなり似ているコード進行です。

余談ですが、パッヘルベルの「カノン」はよくコード進行だけ借用されます。

 ビートルズがあれだけ爆発的人気を博しながら解散したのは、音楽的にそれなりな理由によることで、

ビートルズ発生の根はクラシック音楽界の行詰りに発している。

だからこそ、世界中を感動させ、かつ、行詰り打破の役割を果たすと彼らは解散した。

音楽的にホンモノの証拠である。

 最近手入れをサボタージュしていたアクアリウム水槽の手入れをした。

すっかり綺麗になりました、水槽を見ながら鍵盤楽器の演奏が気分が良いですよ!

 最近余り聴かなく鳴ったヘルムート・ヴァルヒャ(Helmut Walcha)の鍵盤音楽を聴いてみる。

オルガン・チェンバロ奏者。1907年ライプツィヒ生まれ。91年没。

ライプツィヒ音楽院在学中の16歳で失明。ギュンター・ラミンに師事、

26年からラミンの助手としてトーマス教会でオルガンを弾く。

以後着実にキャリアを積み重ね、39年からフランクフルトで毎年定期的に開かれるバッハ演奏会

を創設。46年同地の三王教会のオルガニストを務めながら、世界的に活躍する。楽譜の校訂、作

曲なども行なう。厳格なバッハ演奏で一時代を画した ヴァルヒャの演奏は音符通りの演奏で飾り

気もなくこの厳格さが個性のようです。ヘルムート・ヴァルヒャが、旧EMIへ録音したバッハの

チェンバロ作品集が、バジェット・ボックス・シリーズでインターナショナルのCD盤を聴く、

この録音は、ドイツの音響技師エーリヒ・ティーンハウスが担当しており、ハンブルクのブランケ

ネーゼのスタジオでされたもの。

 ドイツのアンマー社製作のモダン・チェンバロを使用し、独特なストップ、音量の表現など、

ヴァルヒャのスタイルでもある対位法的な効果が発揮された、確固たるバッハ像を表現してます。

昔はヘルムート・ヴァルヒャは(LP)アルヒーフ盤で良く聴いたが、最近は余り聴かなくなった?

筆者が思うはヘルムート・ヴァルヒャの演奏が余りにも真面目に、譜面の隅々まで正確に奏でる

音に面白みに欠けているように感じ初め、余り聴かなくなったなかも知らない、筆者はヴァルヒャ

の演奏はオルガン曲が多く、チェンバロで改めて聴くと、この様な正確な真面目な演奏も、教えを

説くような感じも良いものである。此の鍵盤楽器作品録音集は筆者の好きな曲が総て演奏される、

楽しみなセットです。しかも価格もお手頃です。

 『ヘルムート・ヴァルヒャ/J.S.バッハ:鍵盤楽器作品録音集』

 【曲目】J.S.バッハ:

CD1】インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801(全曲)

CD2-3】イギリス組曲 BWV.806-811(全曲)

 イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV 808 J.S.BACH

CD4-5】フランス組曲 BWV.812-817(全曲)

CD6-7】パルティータ集 BWV.825-830(全曲)

CD8-9】平均律クラヴィーア第1 BWV.846-869(全曲)

 *♪ヘルムート・ヴァルヒャ / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 1 BWV 846-869

 CD10-11】平均律クラヴィーア第2 BWV.870-893(全曲)

  *♪ヘルムート・ヴァルヒャ / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2 BWV 870 - 893 

 CD121) イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971, 2) 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903,

     3) フランス風序曲 ロ短調 BWV.831

CD13】ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 【演奏】ヘルムート・ヴァルヒャ(アンマー・チェンバロ)

 【録音】1958-1962年、ハンブルク、ブランケネーゼ (ステレオ:セッション/2003年リマスター

    音源使「使用楽器は旧東ドイツのアンマー社製(アンマー・チェンバロ)。

この楽器は、ノイペルト等より、弦の張力が弱く、モダン・チェンバロとしては、ヒストリカル・

チェンバロに近い楽器である。

しかし、EMI に録音されたヴァルヒャのバッハは、CD 盤で聴くと音が金属的でうるさい。

だが、アナログ盤では、アンマー・チェンバロ本来の美しい音を聴くことができる」

 《イギリス組曲》とは、バッハが《フランス組曲》よりも前に作曲していた別の未出版の組曲集

 である。

「フランス」は、前奏曲がない点でも、また規模が小さい点でも、

「イギリス」から区別される。様式的には「フランス」は、この2つのうちでより魅力的で優雅な

ほうである。すなわち、「フランス」は、対位法を使うことを避け、カンタービレな(歌うような)

旋律や、響きがよくきこえる慣用語法的な鍵盤楽器のテクスチュアといったようなギャラントな要

素を開拓することに、より明確に焦点をおくという傾向がある。

《フランス組曲》の性格について論じるとき、その起源から切り離して考えることはできない。

というのは、この《フランス組曲》は、音楽を才のあるバッハの若い妻、

アンナ・マグダレーナ・バッハ(旧姓ヴィルケ、170160)への結婚プレゼントのようなものだ

ったからである。

ヴァルヒャは、その視力障害ゆえ、すべての作品を耳から学ばねばならなかったのですが、この

不利を克服するために、バッハのオルガン作品とチェンバロ作品をすべて暗譜するという超人的

な偉業をなし遂げました。

このオルガン作品全集は、ヴァルヒャの孤高ともいえる自信に満ちた解釈で演奏された20世紀の

バッハ演奏を代表する名盤として、

今も不滅の光を放ち続けています。筆者もバッハのオルガン曲の最初はヘルムート・ヴァルヒャ

演奏のレコードでした。

 すなわち「ヘルムート・ヴァルヒャが弾いた『アンマー・チェンバロ(Ammer)』は、

モダン・チェンバロなので音が金属的でキンキンして美しくない」という先入観をお持ちの方が

あるが、それは間違い。このCD盤を聴く限り実に良い演奏である。

個人的にはヴァルヒャの厳格差が洗われる演奏する《イギリス組曲》が好きです。

 最近の鍵盤奏者の奏でるBach、演奏も良く、録音技術も最新で確かに良い音がする、

キアラ・マッシーニChiara Massini又バンジャマン・アラールBenjamin Alard等の

演奏も良いが、やはり特徴のない特徴を持つヘルムート・ヴァルヒャの正確な真面目な演奏も実

に良く思うようになった。

やはりスピカーが・・・・?ケーブルが・・・・?アンプが・・・・?不満も多いが・・・・・・

やはり良い環境で音楽に浸っていたいと思うこの頃である、ブラボー!



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