伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

TEAC MA-7の試聴、J.S.バッハのBrandenburgische Konzerteを聴いてみた

2017年05月25日 | バロック音楽・オーディオ一般

我家に来たTEAC MA-7の試聴を続けて聴きました。

当時ARCHIV盤のカール・リヒター指揮のブランデンブルク協奏曲を購入し聴いていましたが筆者には感じ方が違いどうも馴染めなかった、

そこで同じくARCHIV盤BWV1027~1029の ビオラ・ダ・ガンバの奏者でもある、

勿論所有しています。

ビオラ・ダ・ガンバ奏者アウグスト・ヴェンツィンガー演奏を聴いてみたが、モノーラル盤だが、素朴な感じが気に入り 現在お宝として保管しています。

残念ながらリヒター指揮残念ながらは廃棄した覚えがあります。

 「ブランデンブルク協奏曲」(Brandenburgische Konzerte)という名称は、『バッハ伝』を著したシュピッタ(Philipp Spitta)の命名によるもので、自筆譜にはフランス語で「いくつもの楽器による協奏曲集」(Concerts avec plusieurs instruments)と記されているだけである。

この自筆譜には、代筆されたと推定されるフランス語の献辞が添えられており、2年前に伯の御前演奏をした際に賜った下命に応じて作品を献呈する旨が記されている。

しかし、いつどのようにして御前演奏する機会を得たのかは、献辞に記された日付から1719年のことと推測されるものの、はっきりとは分かっていない。

 筆者の手持ちのレコード盤はARCHIV盤のモノーラルのアウグスト・ヴェンツィンガー指揮ともう一枚は古楽器演奏の草分け的なニコラウス・アーノンクール指揮を持参します。

一般的に有名なのは最近最近リリースしジャケットも昔と同じ感じの物があります。

バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(1964年録音) 

発売当時は評論家の間では余り評価されなかった、古楽器演奏、レンジが狭い、演奏が悪いと最悪でした。

筆者としては、何か素朴な演奏に新しさを感じ随分気に入りTELFUNKEN盤のLPを購入した記憶があります。

最近の演奏は古楽器演奏が定着し楽器もモダンと古楽器は区別されより当時の演奏の響きに近づいているようで、当時の演奏を体験できありがたい。

ニコラウス・アーノンクール指揮世界初の古楽器によるセンセーショナルな演奏であり、記念碑的録音です。

アーノンクールによるバロック語法が、音楽としての強固な枠組みをはっきりさせ、様々な楽器の会話的醍醐味を満喫させてくれる名盤と現在では言われているようです。

このジャケットの中に入っていた説明書を見ておわかりの様に、 古楽器演奏ですから、随分演奏技術もないと対応出来ないんでしょう?

演奏は今聴いても素晴らしい。しかし、今とは時代が異なるわけで、古楽の演奏様式も違う。

現時点での価値というと、難しい面があるかもしれない。

意外に下手だったんだな、 と思うところもあるし、それが素朴な響きとなっている面もある。

あと、チェンバロにすでにスコウロネックの作が使われたことをこの説明書表記してあります。

それと説明書に当時の演奏の写真があります、

弦の弓は確かに古楽器の弓を使っています、 勿論ガット弦なのでモダン楽器との音質の違いもあり、当時はかなり不評の評論を受けた記憶があり筆者も人前ではニコラウス・アーノンクールの事を話す事を控えた記憶があります。

久しぶりのTELFUNKEN盤保管が良かったのか、反りもなくスムースに鳴ってくれます。

現在はピリオド演奏と言えば納得する時代になったのですから、時代は当に変化しますね!

ブランデンブルク協奏曲がバッハのオーケストラもの、あるいは協奏曲のように編成が大きいもののなかで、管弦楽組曲と並んで最も知名度が高く、昔から広く 演奏されてきたものだということは触れるまでもないのでしょう。

バロック時代のこの分野での最高傑作とか総決算 とか言う人もいます。

作曲時期については色々な説があってはっきりし ないところもあり、また呼び名や曲の成り立ちについては方々で詳しい解説がされていることもあり、ここでは深く立ち入らないことにします。

6曲あるうちの1番と5番が編成が大きく、5番の方はチェンバロ協 奏曲的な趣があり、2番ではトランペットが活躍し、4番ではリコーダー(ブロックフレーテ)が聞け、3番と6番 は弦楽合奏で、特に6番はヴァイオリンなしの低音弦のみで渋い音楽、などとよく言われます。

最近CDも同じジャケットで販売しているようです。

此の6番の通奏低音の音が聴こえる自然にファと鳴る事に此のTEACアンプの良さが伺える。

まるで真空管のアンプを聴いている様な感じがします。

ニコラウス・アーノンクール指揮の(1964年録音)のCDが発売されているようですので考慮中です。

タンノイⅢLZとTEAC MA-7の組み合わせて聴くのは此の程度のメンバーが限界ですかね!

それと笑うのは、KEF Q300で鳴らすとオーケストラも聴ける、

メシア等はKEF Q300が小さくまとまり聞きやすく良いかも知れません。

やはり器楽曲、ソナタが当に良く鳴るシステムですが・・・此のアンプに替えて 一番の驚きは今までピアノ曲が苦手でしたがアンプを替えて非常に良くなったことには驚きました。

非常にアンプにより音は違ってくる事は承知していましたが、こんなに変わるとは思いませんでした。TEAC MA-7のパワーアンプはTANNOYを鳴らす限りにおいては誠に相性の良いアンプで流石TANNOY社のお墨付きを付けただけのことはあるようです。

聴けばわかるが、英国独特の匂いのする音が堪能できた。

やはりモノラルアンプを合体させたTEAC MA-7アンプに小さくブラボー!



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