伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

グルジア生まれの若手ピアニスト、イルマ・イサカーゼの「ゴルトベルク変奏曲」を聴いた。

2017年05月13日 | バロック音楽・オーディオ一般

週末も雨模様です。庭の薔薇も雨で濡れている、雨の雫を撮ってみる。

マクロレンズが無いので撮るのに苦労する、でもなんとか仕上げて見ました。

此れが限界かな?マクロレンズは当分の課題です。

今日もバッハを聴いていますが、最近ピアノで奏でるバッハを聴くようなった。

考えて見れば、1740年代には練習曲としての用途が重視され、簡素なものが多く書かれるようになっていたが、

バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は逆に、当時の演奏技術の水準を凌駕していたと言われる。

やはり普通の練習曲とは異なった最も完成度の高い変奏曲何でしょう。

第30変奏でバッハはこの魅力的な変奏曲の宴に別れを告げている。

イマー・イサカデゼはIrma Issakadze1976年生まれ 、写真の如くチャーミンである。

旧ソ連の最も著名な音楽家の一人として生まれました。

彼女の母親は、3歳の時に初めてピアノレッスンをし、イマーアは短いピアノ曲を作った。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とジョージア州立管弦楽団による9歳の時にソリストとしてデビュー

した1996年から2003年のソロクラスの最後に、ハノーバー大学でロシアのピアニストと教育者

ウラジミール・クライネフに師事2008年7月に、ハルモニアムンディでバッハの

「ゴルトベルク変奏曲」を発表しました。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2SACD)イルマ・イサカーゼ(ピアノ)

「彼女こそ、グールドの再来」と評価される、話題の新人!彼女の演奏は、アリアの冒頭から実に快く。

筆者が一番の驚筆者がいたのは、実にピアノらしい響きに聴こえます。驚きは録音の良さか?

最初のアリアから装飾音やリズム、歌わせ方などに独特のアイディアが織り込まれる。

また、随所でフレーズの流れや滑らかさを減じたり、積極的なアゴーギクを導入するのも特徴

(第30変奏はその典型)。最近登場した同曲の中でもとりわけ個性的と言えるだろう。

この独特な味付けに慣れていくとどんどん彼女の世界にはまっていくことでしょう。

微妙に揺らす右手のメロディと左手のメロディが交錯したところに現れる不思議な響き。

アリアだけでここまで心が揺り動かされる演奏はそうそうあるものではないでしょう。

Gv 988 Irma Issakadze

 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

BWV.988 Disc1:アリア~第15変奏 [39:53]・Disc2:第16変奏~アリア(rep) [45:24]

イルマ・イサカーゼ(ピアノ)

何と使用楽器はフルコンに近づいたシリーズ最高峰と言っている、Grand Piano: Shigeru Kawai SK7

録音時期:2004年8月19~21日

録音場所:カリフォルニア、メディア・ハイペリウム・スタジオ

最近筆者はピアノで聴くバッハも徐々に多くなった事に驚く、でも最初から音の違いがあり、

此れはスピーカー(タンノイⅢLZ)を替えたのが原因か?KEFも同じ英国製なんだが??

最近はタンノイⅢLZの奏でるピアノの音も不満が多いが、KEFより聴く頻度は高い、

ピアノの弱音がタンノイⅢLZがより良く聴こえる感じです。同鳴きのするⅢLZが良いのか?

調べてみるとShigeru Kawai SK7(河合楽器)の違いかも知れない。楽器に日本製を・・・

筆者の良く聞くベアトリーチェ・ラナ等と比べて聴くと違いに驚く。

ピアノで弾くバッハを考えてみたが、実際バッハが50歳の頃ピアノは出来上ったそうです。

でもバッハはピアノには手の触れる感触が余り感じなくピアノ曲は生涯作ってないのが事実です。

その当時のピアノは多分完成されたものでは無く、今ピアノ音を聴けば違ったかも知れない?

特定の媒体に縛られない音楽の作り方を、バッハは好んだ、ということです。

バッハの作品には、特に楽器の指定の無い物が多いのです。

今ハ考えにくいが、現在のレコード、CDの売上すなわち、それが楽譜だったようで、

楽譜が売れれば収入が増える、聴衆の聴きたい曲を作り生計を立て生活するのが作曲家?

そのために演奏速度、楽器指定は別に示さなかったようです。

J.S.バッハはそのようなことを嫌い教会音楽の道を進んだのではないだろうか?

『平均率クラヴィーア曲集』『インヴェンション』『シンフォニア』などはその代表的な例です。

これらは、チェンバロでもクラヴィコードでも、場合によってはオルガンでも弾くことができます。

バッハが常住坐臥、使えた鍵盤楽器はチェンバロとクラヴィコードでした。

バッハの晩年、少なくとも二つのクラヴィコード(ギターの据え置き型の様な感じ)と、

何台かのチェンバロが彼の家にあったことが、その遺産目録から推測できます。

近年ビートルズは「フォー・ノー・ワン」(アルバム『リボルバー』収録)

でクラヴィコードを使用している(ポール・マッカートニーによる演奏)。

ビートルズも基本は心得て曲を作っていたことが伺える、基本は大切です。

この当時ビートルズ聴くのは不良だ等言われたが、今聴けば其れがロック?と疑う!此の4人は最高である。

彼らビートルズも近年の音楽史を変えたグループかもしれない、

今や我々の世代では想像もできなかった様に学校の教科書にもビートルズの名前が登場するようです

Beatles cover FOR NO ONE

筆者がバッハを聴くチャンスがこのビートルズを知らなかったらバッハも聴かなかったかも知れない。

最近どうも聴き方が極端でモノーラル時代のSP盤しか無い時代の演奏者ワンダ・ランドフスカ演奏者等

から急に最新のイルマ・イサカーゼの演奏を聴きバッハの奥の深さを改めて感じます。

イルマ・イサカーゼの演奏でJ.S.バッハ:パルティータ集 BWV.825-830此れが実に良い演奏です。

実はこの曲はオルガン曲のようであるが、いろいろな楽器で演奏されています。

それとバッハの「パルティータ」は17世紀にはほとんど「変奏曲」と同じ意味であったジャンルですが、

このバッハの作品も実に良く聴く曲です。じっくり聴くと彼女は丁寧に音にしていきます。

聴くとわかるが子供さんがピアノの基礎練習が終わり次の課題曲にもこの曲は良い練習曲かもしれない

ゆったりとした曲の叙情性がたまりません・・・・・・・最後に小声で・・・・ブラボー!



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