韓国旅行記二日目② 冬ソナとキムサムスン

丁度お昼時になったので、私達は安国まで歩いて地下鉄で明洞に向かいました。
ここでの目的は昼食と化粧品。

私たちが入ったのは「オモニチブ」。
入ってみてからわかったのですが、どうやら鍋のお店だったようです。
海鮮料理が有名なようですが、30度の中歩いてきたのでどうも鍋を食べると言う気にはなれず
チヂミと冷麺を頼みました。


韓国で食事を頼むと色んな小皿のおかずが出てくるのは皆さんもご存知かと思うのですが、
ここでは二人に一匹秋刀魚の素揚げが出てきました。
これが又香ばしくてとても美味しいのです。
他に出てきたおかずとあわせて、白いご飯があれば十分立派な昼食になりそうです。





またしても直ぐにガッツイテ写真を後回しにしてしまいました。
お魚が食い散らかし状態でミアネヨ。


その後は化粧品を買いに行きました。
今回行った化粧品店はサンウssiがCMをしているFACE SHOP。

向かい側には別の化粧品店があり、店頭で店員さんがお客さんの呼び込みをしているのですが、
その迫力が凄い。手をパンパン叩きながら韓国語と日本語の両方を交互に使ってお客さんを呼び込んでいます。
韓国ではアガシまでパワフルです。


ここではマニキュアを6本とシート状のパックと口紅を買いました。


その後の目的地は、明洞から歩いて10分ほどのところなのですが
もう歩く気力が無い私達はタクシーを拾って移動しました。



さてここでクイズです！
↓の写真は一体なんでしょうか？



お分かりになられた方いらっしゃいます？
この写真でわかった方は相当なヨンジュン家族だと思われます。


ではこちらの写真ではどうでしょうか？



部屋番号を見てピンと来た方もおられるのでは？
そんなあなた、冬ソナを何回ぐらいご覧になりましたか？


この写真は冬ソナでミニョンさんが泊まっていたプラザホテルのお部屋です。
そう、私達は冬ソナのロケ地だったプラザホテルへ向かったのです。


【冬ソナとサムスンのロケ地　プラザホテル】

プラザホテルは記憶が戻る前のミニョンさんが自宅代わりに使っていたホテルです。
それ以外にも会社のパーティーを行ったホテルでもあります。

それからキムサムスンでも、ここがヒョンビンのお母さんが経営されるホテルとして登場しています。
韓ドラファンには外せないスポットの一つになっているようですよ。


ユジンが口紅をティッシュでふき取った洗面所




ミニョンさんがスーツケースを引っ張って歩いた道


2度目の事故現場



スーツケースを引っ張って歩いている場所と、事故現場はホテルを挟んで反対方向です。
ここは撮影のマジックですねー。

去年参加したツアーのガイドさんの話によると、
ユジンがチュンサを見て「チュンサンアー」と叫んだ場所は
チュンサンの立っている場所とは反対方向だという事です。
これも撮影のマジックね。


【南山の階段と厚岩聖堂】
一通り撮影を終えて、私達は次の行き先に向かいます。
サムスンで2話と最終回に出てきた南山の階段と、
チュンサンがユジンにプロポーズをした教会です。


この2箇所、私たちにとっても最大の難所です。と言うのははっきりとした場所がわからないから。
特に教会は大まかな地図しかなく、住所も電話番号もわかりません。

ソウル通のチングが「プラザホテルのボーイさんに言うと、タクシーの運転手さんに説明をしてくれるよ。」と言っていたので私たちもトライ。


タクシー乗り場にいたボーイさんに「南山と厚岩聖堂に行きたい」
と告げると「キムサムスンの階段？」との答えが。

さすがプラザのボーイさん、きっと私たちのような人が五万と訪れるのでしょう。
すぐさまタクシーの運転手さんに説明をしてくれたのですが、
このアジョッシが教会を知らないと言うのです。

ボーイさんがナビに教会の名前を入力して「ここです」と説明をしているのですが
なんとなく頼り無さそう。
それでもタクシーは出発します。

動き始めてアジョッシはあちこちに電話を掛けて教会の場所を聞いているようです。
しかし、誰も知らない様子。

とりあえずサムスンの階段に到着です。



ビニは何段目でキスをしたのかな～？なんて話しながら私たちも写真に納まりました。

しかーし、帰国後大変なことが判明。

なんと↑の階段は、ロケ地とは違う別の階段だったのです。

タクシーで登ってくる途中もう一箇所階段があったのですが、
アジョッシは「ここは違う」と自信たっぷりだったのでつい信じ込んでいました。
チングからも「２ヶ所あるから間違わないように」と言われていたんですが、
キムサムスンの映像をしっかり確認してこなかった私たちのミスですね。

サムスンの階段はガラスの華でイドンゴンとキムハヌルがキスをした場所でも有るのですが、まあ仕方ありません。
大体の雰囲気はわかったので又チャンスがあったら行ってみたいと思います。


そんなこととは知らない私達は階段に行けてルンルンでしたが
もっともっと大変なことがこれから待っているのでした。


アジョッシが何軒も電話をしてもわからない教会。
大体の場所は把握しているのかタクシーを走らせていますが、止まるたびに通りの人を捕まえて道を聞いています。

「アジュンマ」「アジョッシ」「ハクセン」「アジュモニ」しまいめには「エドラー」まで飛び出しました。

まあ、これらを聞いているのもおもしろかったのですが、ことごとく「わからない」「あちらで聞いてくれ」などといわれて意気消沈。

狭い道をぐるぐると回り通りに出たら交番があったのでどうやらアジョッシはそこで聞いたようです。
もう半分諦めていたのですが、やっとのことで教会を発見。
アー長かった・・・




この教会を見ていると「ハンヨジャルルサランハゴイッスムニダ・・」と言うミニョンさんのお祈りが聞こえてくるようです。

あんなに時間をかけてきた教会ですが、滞在時間は５分足らず。
地下鉄の忠正路駅まで送ってもらい私達はヨイドに向かいました。



【ヨイド　63ビルと漢江クルーズ】
ヨイナル駅で降りてまずはMBCへ向かいます。
ひょっとすると壁に大きな太王四神記の垂れ幕が掛かっていないかと期待していたのですが、
掛かっていたのは別の垂れ幕。

MBCさん、ヨンヨンのドラマをもっと宣伝してくださいよー。





この場所は間違いなくSGは訪れているであろうと、ちょっとテンションが上がりました。
単純な私です。


この後はタクシーを拾って63ビルへ。
しかしタクシーは漢江を渡ろうとしています。

実はアジョッシに行き先を告げて暫くした後何かを聞かれたのですが
私達は「63ビルか？」と聞きなおされていると思い「ネー」と答えていたのです。
でもアジョッシは「ヨンサンか？」と聞いたようで
「63ビルはあっち側だよー」と言って「エイシ～」と憤慨されていました。

ヨンサンとは対岸の町の名前です。
アジョッシを怒らせてしまったようですが、ここは引き返して貰う他ありません。
まあ対岸で折り返してもらい無事に63ビルに到着。

このアジョッシ、怒っていたかと思ったけどタクシー代をおまけしてくれました。
中途半端な韓国語を喋る外国人アジュンマを哀れに思ったのでしょうか？

とにかく63ビルでお茶と食事をして私達は今日の最終目的地の漢江クルーズの船着場に向かいました。


【幻に終わった漢江クルーズ】
ヨイドから乗ってチャムシルかトクソムで降りると、私たちのホテルには直ぐに着けます。
8時発の船に乗ればホテルには9時半までには帰れるので、太王四神記には十分間に合います。

なんて無駄の無いスケジュールでしょう。
バッチリなタイムスケジュールだわ！なんて喜んでいたのですが・・・・


チケット売り場について時刻表を見てみると8時台はヨイドからヨイドに戻ってくる周遊の物しかありません。
おかしいと思いながらチケット売り場の方に聞くと、トクソム行きもチャムシル行きも、既に終わってしまったと言うのです。


おかし～～。
オンニがちゃんとネットで時間を調べてくれていたのに、あれは古い情報だったのですか？
周遊して又ヨイドに戻ってきてもテレビの時間には間に合わないのでそれは出来ません。
しばし呆然として立ち尽くしていましたが、もう諦めて帰るしかないのです。

とっても楽しみにしていただけにちょっとショックでしたが、
私達はかなり大回りをしている地下鉄を乗り継いで岐路に着きました。

でも、漢江にあんなに近づいたのは初めてだし、公園でのんびりと過ごしている地元の人たちを見るのも楽しかったので
それはそれで良しということにしましょう。
あくまでも前向きに、漢江はなくなりませんから。


船着場はイルミネーションで綺麗です



とんだ事になり、疲れがどっと出てしまいましたが、
そんな事は言っていられません。
帰宅時刻は9時20分。
さあ、もう直ぐ太王四神記の本放送1話が始ります。

続く・・・