万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2168 秋萩に1999

2016年07月19日 | 万葉短歌

2016-0719-man2168
万葉短歌2168 秋萩に1999

秋萩に 置ける白露 朝な朝な
玉としぞ見る 置ける白露  

1999     万葉短歌2168 ShuE577 2016-0719-man2168

あきはぎに おけるしらつゆ あさなさな
 たまとしぞみる おけるしらつゆ
=未詳。
【編者注】題詞は「詠露」(2168~2176、九首)、その第1首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第173首。
【訓注】秋萩(あきはぎ=冷芽子)。朝な朝な(あさなさな=朝々)[03-0408朝旦(あさなさな)、05-0904(長歌)朝々(あさなさな)、10-1850朝旦(あさなさな)、など]。玉(たま=珠)[下記注]。
【依拠本注-たま】「玉」は「魂」の表象と見られ、単に美の対象とは当時見られなかったことも、記憶しておいてよいであろう。玉に魂の呪力を見るからこそ、当時の人びとは、玉によって身を装ったのである。



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