2017-1110-man2648
万葉短歌2648 かにかくに2460
かにかくに ものは思はじ 飛騨人の
打つ墨縄の ただ一道に ○
2460 万葉短歌2648 ShuF291 2017-1110-man2648
□かにかくに ものはおもはじ ひだひとの
うつすみなはの ただひとみちに
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第30首。女。
【訓注】飛騨人(ひだひと)[07-1173斐太人之(ひだひとの)、11-2648斐太人乃(ひだひとの)]。
【依拠本注-墨縄】『日本霊異記』中十六話に、「路広平直如墨縄」の表現があり、あわせて古代人の墨縄に対する感覚のほどを伝える。
【原文】11-2648 云云 物者不念 斐太人乃 打墨縄之 直一道二 作者未詳