2016-0718-man2167
万葉短歌2167 秋の野の1998
秋の野の 尾花が末に 鳴くもずの
声聞きけむか 片聞け我妹 ○
1998 万葉短歌2167 ShuE574 2016-0718-man2167
□あきののの をばながうれに なくもずの
こゑききけむか かたきけわぎも
○=未詳。
【編者注】「詠鳥」(2166~2167、二首)の第2首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第172首。
【訓注】尾花が末に(をばながうれに=草花我末)。もず(百舌鳥)[下記注]。
【編者注-もず】集中の出現は、10-1897伯労鳥(もず)、-2167百舌鳥(もず)、の2か所。