ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

バスノンストップ

2017年11月12日 19時09分17秒 | ニュースあれこれ

 バスを使っている人にとっては、客がゼロであっても終点まで行かなくてはならず、どうせ全員降りるのだから、これで終わりにするとしたらいいでしょうが、後に乗る人を思うとそれもいけないでしょう。しかし岐阜県のバス会社が終点手前で営業を終えてしまって行政指導していたと毎日新聞が伝えました。記事では各務原市のコミュニティーバスで、各務原市役所前から新那加駅北口へ向かう路線で、終点の一つ手前の新那加駅で乗客がいなくなり、運転手が運行を打ち切ったそうです。道路運送法は事前に届け出をすれば終点の一つ手前で乗客がいなくなった際に運行打ち切りを認めているが、届け出をしていなかったようです。岐阜バスの総務部長は「公共交通機関としてあってはならないことで、再発防止に努める」と説明したそうです。人いないのだから終わりというのはやめてもらわないといけません。バスは最後まで安全運転で行きましょう。
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20171112k0000e040176000c.html

 途中で運転打ち切るというのがいけないことですが、こちらは大リーグで少女が記者だと気づかなかった話。ベースボールチャンネルによると、8年間野球ライターとして活動していたライアン・シュルツさんという妻子持ちの中年男性が、実は現在21歳の女性であることが発覚したそうです。記事によると、野球ライターになりたかったという13歳のベッカ・シュルツさんとして活動し、妻子持ちというキャラクターを作り、ライターとして野球メディアやブログに寄稿を続け、地位を築き上げて行ったそうです。ばれたきっかけがツイッターに投稿した女性蔑視のツイートだったそうで、ツイートが波紋を呼ぶと多くの女性が彼からハラスメントを受けていたと声を上げたそうで、彼と彼の家族を探すも何も手がかりをつかめませんでした。しかし一人の女性が正体を突き止めて、少女が8年間なりすましをしていたことが発覚したそうです。『デッドスピン』のインタビューによると、ベッカさんは何度もライターとしての活動を止めようと思ったが、Twitterのフォロワーも増え、突然消えることができなかったそうで、そのようなことが続いているうちに、抜け出せなくなってしまったと答えているそうです。また彼女は自分が考える男性の振る舞いをもとに行動していたと語り、精神的に不安定だったときには女性へのハラスメントへつながったそうで、彼女は被害者に謝罪を表明して、ツイッターのアカウントを削除したそうです。男性だと思っていたが、女性と発覚した時にはがっかりでしょうが、ツイッターは男女どちらかわからないパターンが多いだけに、成りすましやすいといえそうです。彼女も高校生からこうした仕事を始めていたので、何かジャーナリストとしてできないでしょうかね。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171112-00010001-baseballc-base

 来年のピョンチャンオリンピックでむけてキャスターがだれになるのか気になるところですが、フジテレビは加藤綾子さんが務めるとスポニチが伝えました。共演者は高橋大輔さんと野村忠宏さんです。加藤アナは「現地に行くのは初。念願だったので、気持ちも盛り上がってます」と笑顔を見せたそうで、高橋さんは「乾燥がひどいので、加湿器。必要だと思います」とアドバイス、これを聞いた加藤アナは「声をダメにしたらあれなので、必ず持っていきます」と話していました。せっかくフリーで日テレ出ているのだから、そこにしたら面白かったのに。フジに忖度しているんだなというのがわかりました。他はというと、日テレはあの人で決まりだとして、注目はTBSだけど、中居さんかな。でもSMAPの曲ではなさそうですね。なおフジのテーマ曲はGReeeeNです。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20171112-0130.html

 熊本地震の影響は大きかったようです。RKKによると、去年一年間の県内の観光客の数はおよそ4854万人で前の年から1100万人以上少なくなったそうです。県がまとめた観光統計によりますと去年一年間に熊本を訪れた観光客数は前の年より約19%少ない4854万4838人で、観光消費額も約453億円少なくなりなったそうで、内訳は宿泊客については去年の観光シーズンに導入した九州ふっこう割や復旧・復興関連の工事関係者の利用などから677万1532人と前の年から6.0%減にとどまったものの、日帰り客は4177万3306人で20.5%減と大幅に落ち込んだそうです。中でも熊本地震の被害が特に大きかった阿蘇地域と上益城地域の観光客数は前の年の5割から6割となりました。かなりの落ち込みですね。復興するという意味で旅行するのもいいかもしれませんが、くまモンも頑張っているのでもっと来てほしいです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00000001-rkkv-l43

 大阪の高校生が茶髪禁止にされ裁判を起こしました。茶髪をめぐっては黒にしろということがあげられますが、なかなかできないという人もいそうです。毎日新聞が取材したのは東京都内の20代女性です。記事によると、女性は母も弟も生まれつき髪が茶色い家系に生まれたそうで、幼少時は特に色が明るく、海外旅行では入国審査で「本当に日本人なのか」と疑われたようです。母も幼少時、髪の色でいじめられた経験があり、自由な校風で知られる都内の私立幼稚園に女性を入園させたそうで、制服はなく、髪形も色も自由、髪の色を意識することもなく、中学までエスカレーター式で過ごしました。そんな女性に最初の壁が立ちはだかったのが高校受験でした。母と10校近く訪問したがいずれも「黒く染めてください」と地毛での登校を断られたそうで、地毛の色を申請すれば黒くせずに済む「地毛登録」の制度がある私立女子校を見つけ入学したそうです。教諭から黒染めを強要されることはなかったが、同級生らは「何で彼女だけ茶髪でいいの」「地毛じゃなくて染めているよね」などと陰口をたたいたそうで、「何で信じてくれないの。地毛の色は『私らしさ』じゃないの」と悲しみが込み上げたようです。1年の終わりに学校を中退、海外の高校へ留学しました。留学先では髪も肌の色もさまざま、仲間は「いい髪の色だね」とほめてくれたそうで、帰国後はインターナショナル校に通い、短大へ進学しました。
 2度目の壁は就職活動だったそうで、短大教授の助言で髪を黒く染めて就活を始めたが、髪質のせいかすぐに色が落ちました。茶髪は地毛だと伝えた上で百貨店とレンタカー会社から内定をもらったが、人事担当者はこう言いました。
「接客業なので茶髪はイメージが悪い。入社までに黒く染めてください」
またか、怒りを抑えられず内定を辞退したそうで、1年間のフリーターを経て、昨年から警備会社で働いています。女性は今、再び髪を黒く染めようと思っているそうで、冬に入社が内定している航空会社で働くためだそうです。何度も迷ったが夢のためと割り切ったようです。
「自分の髪の色を大事にしたい、と思ってこれまで反発してきたけど、通用しなかった。これが日本の現実なんだ」
茶髪からの卒業を決断したのか。会社では通用しない茶髪も仕方ないですが、インターナショナルで頑張ったのだから、航空会社でたくさん学んで、生かしてほしいものです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00000006-mai-life

 かつて放送してたダンボール戦記も名前の通りダンボールでのロボットバトルでした。開けたら使い捨てるダンボールですが、最近は高騰に悩んでいると朝日新聞が伝えました。10月上旬、大阪府守口市にある段ボール製造工場、段ボールメーカーから委託された運送会社の男性が手作業でトラックの荷台に段ボールを積み込んでいました。「体力勝負の仕事」と男性は額の汗をぬぐったそうです。夏場には工場内やトラック内の気温が40度を超えるのはざらだそうです。段ボールメーカーは主に運送会社に委託して段ボールを販売先の会社へ届けるそうで、ここ数年は通信販売の急伸で、商品を運ぶ人手が不足して運送コストが上昇、加えて販売先の企業側が時間を指定するなど配送への要求が厳しくなり、運送会社の負担が増えたそうです。運転手の確保がますます難しくなっているようです。業界団体の全国段ボール工業組合連合会は段ボールの販売先に対し、労働環境の改善を求める文書を初めて出したそうで、短期間での少量の段ボールの発注などを見直すよう訴えています。専務理事は「現状のままでは、必要な場所に段ボールが行き渡らなくなる」と強調したそうです。
 さらには段ボールの原材料となる古紙価格が上がり、製造時に使うガスや重油代などの燃料費の上昇が追い打ちをかけているそうで、段ボール製造の最大手レンゴーが今月発表した2017年9月中間決算は売上高こそ前年に比べ9.2%増えたが、各利益が4割以上減り、純利益は54.2%減の40億円だったそうです。古紙の価格は前年比4割増となり、燃料費の増加とともに利益が計約90億円押し下げられたそうで、運送コストも約11億円ふくらんだようです。レンゴーは段ボール製品について10月以降、販売先に対して値上げ交渉を進めるが、価格は転嫁しきれていないようです。段ボールメーカーは2千社以上あり、中小企業が多いそうで、そもそも差別化しにくい製品だけに、価格競争に陥りやすい。「メーカーの立場が弱く、取引先の無理な要求を受け入れてしまう」と中堅メーカー社長は言います。ニッセイ基礎研究所の上野剛志さんは「段ボールは人の体でいえば『血液』のようなもので、産業に欠かせない。取引先は円滑な物流網の維持のために(改善に)協力すべきだ」と指摘するそうです。高騰だということでコストカットする中で、ダンボールが不要だという時代が来るのでしょうか。会社にとっては文房具などの代わりで大事なものであるので捨てないで大切にしてもらいたいです。
http://digital.asahi.com/articles/ASKB17SWMKB1PLFA001.html
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASKB17SWMKB1PLFA001.html

 最後はスクールウォーズの終戦です。日刊スポーツによると、今日伏見工・京都工学院が“最後の花園”をかけて、宿敵京都成章との決勝戦に臨みました。泣き虫先生こと山口良治総監督が荒れた学校を率い、79年度に全国大会初出場、翌80年度に初の全国制覇を果たしました。その快進撃はドラマ「スクール☆ウォーズ」として描かれ、当時の視聴率20%を超えました。会場には山口総監督、OBで元日本代表の大八木淳史さんらもかけつけました。一方京都成章は春の選抜大会で全国準優勝を果たしています。
 圧倒的不利がささやかれる伏見工・京都工学院は、前半12分、自陣深くからWTB藤井健太郎選手が独走、ゴール前5メートルまで迫りながらノックオンの反則、その後も相手ボールを奪って敵陣で攻め続け、FWのタテ突破から15分にPR山田洋裕選手がポスト左に先制トライを挙げました。ゴールも成功し、伏見工・京都工学院が7-0とリードしました。前半終了間際には京都成章が、敵陣5メートルまで迫り、京都成章はPGを狙わず、ロスタイムまでFW陣が攻め続けました。約30センチを巡る攻防は、伏見工・京都工学院が執念の守備で守りきりました。後半に入ると、京都成章の展開力が上回りました。後半2分に京都成章は左展開からWTB笹岡海斗選手がトライを挙げて5-7、11分にも京都成章がトライとゴールを奪って12-7と逆転に成功しました。伏見工・京都工学院は後半は相手陣に入ることもできず、25分にもトライとゴールを許し、最後にはPGも決められました。結果、京都成章が22-14で逆転勝利を収めました。伏見工として4度優勝して、強豪校として常にいた面影はなくなりました。多くの選手を輩出した高校は来年なくなります。ラグビーを汗水たらして頑張ったと思います。これがノーサイドです。本当にありがとうございました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00051239-nksports-spo


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