ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

「奇跡の」里、ふるさと最下位から頂点になれ

2017年01月22日 21時40分57秒 | ニュースあれこれ

稀勢の里関が優勝しました。おめでとうございます。ようやく賜杯を手に入れたとともに、横綱昇進ということですごく喜んでいますが、彼の地元茨城県は魅力度ランキングで4年連続で最下位だったそうで、何とかそれを変えようと試行錯誤しています。週刊朝日(dot.掲載)から紹介します。「ブランド総合研究所」が昨秋、発表した47都道府県魅力度ランキングで4年連続最下位に沈んでしまいました。確かに読者には水戸黄門やヤンキー、納豆などのイメージしかないかもしれないそうで、住民の間では「最下位のおかげで逆に注目された」との声が強いようです。実際魅力度上昇率では全国1位だったそうです。「これからブレークだべ。頑張っぺ、茨城」を合言葉に全国区進出へ向け、茨城の逆襲が始まっているそうです。
「別にショックはありません。外から見る人は茨城のことをよくわからない人が多いんだと思います。逆に脚光を浴びてメディア露出が増えて、絶大なPR効果があり、ありがたいぐらいですよ」
こう語るのは茨城県広報監です。この人は米大手IT「インテル」出身の元ビジネスマンだったそうで、2015年4月に広報監に転じて以来、茨城のイメージアップ戦略の司令塔として全国に茨城を発信しているそうです。魅力度の低さの原因をこう分析します。
「採算ベースで行動する外資にいましたから、県庁に勤め始めた当初は文化の違いを実感しました。押し出しの弱い、おっとりとした県民性と、東京から近いから農産物でも何でも買ってもらえる甘さがあり、積極的に茨城を知ってもらう手立てを打ってこなかった」
そこで、県が打ち出したのが吉本芸人の渡辺直美さんと綾部祐二さんを起用したコマーシャル戦術だったそうで、そのタイトルが
「なめんなよ いばらき県」(13年)、「いばらきは、宇宙である。」(14年)、「のびしろ日本一。いばらき県」(15、16年)
広報監いわく、「広告換算で宣伝効果は100億円に達した」と話しているそうです。あまり知られていないが茨城県は唯一地上波民放テレビ局がないそうで、このため12年10月からインターネット動画サイト「いばキラTV」をスタートしています。16年には総動画本数、総再生回数、チャンネル登録者数の3部門で2位以下の都道府県に2倍以上の差をつけて日本一となったそうで、住宅敷地面積(1住宅当たり)、耕地面積割合、工場立地面積、ビール生産量のほか、メロン、レンコンなどの産出量も日本一であるそうです。偕楽園(水戸市)は日本三名園、袋田の滝(大子町)は日本三名瀑、土浦全国花火競技大会は日本三大花火大会にそれぞれ数えられ見どころは数多いそうです。県内随一の老舗料亭「山口楼」(水戸市など)の客層の8割は県外から来ているそうで、専務の山口晃平さんは
「なまじ東京から近いので、北海道や京都のような観光地としてのイメージ付けの資本投下をJR東日本などの民間大手がしないので、茨城のPRができてなかった。しかし、ヤンキーでも一つの文化といっていいし、キツイ訛りも個性です。自然、食べ物、観光など住んでみないと良さはわからないのではないか」
茨城弁普及運動に励む傍ら、『いばらぎじゃなくていばらき』などの著作がある青木智也さんは
「以前は県民自身が茨城で生まれ育っていく中で、東京にはかなわない、脇役なんだという意識があった。しかし、だんだんとそうじゃないんだという理解が進み、そこそこ、ほどほどで田舎すぎず、都会すぎないちょうどいいバランスの県という意識、誇りが高まってきた」と指摘し、「車も走りやすいし、家も広い、雪も降らない。スキー場以外は何でもある。僕は勝手に都田舎(とかいなか)と呼んでます。ピンチをチャンスにしたい。本当の魅力を発信したいですね」と言います。
 4月からは追い風も吹くようで、次期NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の舞台が茨城県北西部で、ヒロイン役の人気女優、有村架純さんが思いっきり、「んだんだ」(そうだという意味)という茨城弁をテレビ画面から連発するそうです。広報監は
「いつか行ってみたい銀座レカン(銀座のフレンチレストラン)ではなく、茨城は町の普段使っている定食屋さんのイメージでいい。SMAPの『世界に一つだけの花』にあるように、あえてナンバーワンを目指さなくていいんです」
青木さんも「『いい、やんべ』という茨城弁が好きなんです。いいあんばいという意味。茨城はそこそこ、ちょうどいい住み心地のいい場所です。ポテンシャルはすごくあると思う。近いうち、きっと大ブレークしますよ」と述べています。茨木というのは地味な街という印象でしたが、ここ最近のガルパンのような町おこしもしているだけに、もっと認知度は高ければいけないはずです。稀勢の里関の横綱昇進で上昇してほしいものです。
http://news.goo.ne.jp/article/dot/trend/dot-2017011800029.html

 四大大会の全豪オープンが行われていますが、有力選手が敗退する中、ジョコビッチ選手も負けてしまいました。その対戦相手が世界117位のイストミン選手です。THE PAGEによると、彼はウズベキスタン出身で、彼のお母さんがコーチをしていたようです。「母親のクラウディア・イストミンが彼のコーチをしているという点で、現在の男子テニスのトップ選手のなかでは、とてもユニークな存在である。母は優れたアマチュア選手で、息子にテニスの手ほどきをしていた。イストミンは『母とはとてもよい関係にあって、お互いをとても理解しあえている。母はいつも全てにおいて僕を助けてくれている、テニスだけでなく、日常の生活についても同じように。母は僕のテニスが少しでもよくなるよう、僕の人生がうまくいくよう、いつもよい言葉をかけてくれる。母がコーチをしてくれているのはとても幸せなこと』と話している」と欧州のスポーツ専門放送子局「ユーロスポート」のWEB版には掲載していたそうです。そして全豪オープンの出場についてこう書いています。
「イストミンは世界ランキング117位で、このトーナメントに出場するには十分なランキングではなかった。彼はアジア・パシフィック・ワイルドカード・プレーオフの勝者としてワイルドカードを獲得するという道のりの末に出場してきた。イストミンは(アジア・パシフィック・ワイルドカード・プレーオフの)トップシードだったが、準決勝では世界ランキング319位の選手との対戦で、マッチポイントを4つセーブしなければいけなかった。決勝ではイ・ダクヒ(18、韓国)を破った」
そして彼は大きな事故も経験しています。「イストミンの選手生命はほとんど終わりかけていたことがある。14歳のときに彼はトーナメントに行く途中で交通事故に遭った。足を80針縫う重傷を負い、3カ月間入院した。2年間はラケットを握ることもできず、スポーツすることをあきらめようと考えていた。母親がもう一度、挑戦するように説得するまではやめようと思っていたのだ」
最後はこれまでの成績です。「彼はグラウンドスラムでは4回戦に進出したことが2度ある。2012年のウィンブルドンと2013年の全米オープンだ。彼のランキングの最高は2012年の33位。トップ10の選手と34回対戦し、勝ったのはこれ(ジョコビッチ戦)が2度目だ。1度目は2012年インディアンウェルズで、ダビド・フェレール(34、スペイン)を倒したとき。イストミンのATPツアーの唯一のタイトルは2015年のノッティンガム・オープンだ」
相当波乱の人生を送っていたことになりますが、アジアの大会で優勝してようやく全豪に出場できたわけで、本当に苦労して獲得した試合での世界王者に対する勝利なのでした。いろいろと大変なことですが、これからも活躍をかげながら見守りたいと思います。
http://news.goo.ne.jp/article/thepage/sports/thepage-20170122-00000002-wordleafs.html

 運転免許持っていますか。最近は高齢者が返納するケースもありますが、3月からは準中型免許ができると乗りものニュースが伝えました。記事では普通自動車、中型自動車、大型自動車に加えて「準中型自動車」が新設され、これに対応する新しい免許の区分「準中型免許」が誕生します。免許区分の新設は、2007年6月2日の中型免許以来約10年ぶりだそうで、このとき2007年6月1日までに取得した普通免許は、「中型車は中型車(8t)に限る」という「限定付き中型免許」へと自動的に移行しているそうです。たとえばいわゆる2tトラックの「キャンター」は、2017年3月12日以降に取得した普通免許では運転できなくなるそうです。
 今回新設される「準中型免許」で運転できるのは、車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満、定員10人以下の自動車です。この新設により、各免許で運転できる自動車は以下のとおりになります。
・普通:車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満、定員10人以下
・準中型:車両総重量3.5t以上7.5t未満、最大積載量2t以上4.5t未満、定員10人以下
・中型:車両総重量7.5t以上11t未満、最大積載量4.5t以上6.5t未満、定員29以下
・大型:車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、定員30人以上
 2007年6月2日以降に取得した普通免許は、上記の準中型免許で運転できる範囲もカバーしていたそうで、つまり現在普通免許を教習中の人は、3月11日までに免許試験に合格しなければ、運転できる範囲が狭まるそうです。たとえば2tトラックなどは、3月12日以降に取得した普通免許では運転できなくなるそうです。
 中型免許を取得するには、2017年3月12日以降も引き続き、普通免許を取得してから2年以上経っていないと受検できず、20歳以上という年齢制限もあるそうで、一方新設される準中型免許は、普通免許がなくても受検でき、さらに普通免許と同じく18歳以上で取得可能、つまり準中型免許の新設によって、これまで中型自動車とされていた4tトラックなどが18歳でも運転できるようになります。警視庁は準中型免許の新設について、「貨物自動車による交通死亡事故の削減と、若年者の雇用促進のため」としています。全日本トラック協会なども「準中型免許によって、トラック運送業界への若い人の就職間口が大きく広がり、高校新卒者をはじめとして若年ドライバーの積極採用に大きな期待がかかっています」(『準中型免許Q&A』2016年7月発行)と、制度改正に期待を寄せていろそうです。東京都世田谷区の自動車教習所「フジドライビングスクール」の担当者は「普通免許を受験する人の多くはトラックなどを運転する目的ではないので、運転可能な自動車の範囲が狭まることによる影響は限定的」としつつ、以下のように話します。
「普通免許でトラックを運転できることは、貨物事業者にとってドライバー確保を有利にするものでした。しかし、目線が高く重心が後ろに偏るトラックの運転感覚は、乗用車とは全く異なるので事故も多く、専門的な教習を受けてから乗るべきです。今回の制度改正は、危険のカバーと貨物ドライバーの確保、双方に配慮したものといえます」
なお2007年6月2日から2017年3月11日までに取得した普通免許は、3月12日に「準中型車は中型車(5t)に限る」という限定付き準中型免許へと自動的に移行するそうです。準中型自動車というのが誕生するということで、トラック運転手にとっては死活問題かもしれません。若者の自動車離れがありますが、若者が運転するトラックというのを見てもらいたいという思惑もありそうです。まさしく走れ歌謡曲のようなトラックを見てみたいところです。
http://news.livedoor.com/article/detail/12574325/

 学校の先生も不祥事起こせば免職となるわけですが、子供たちにとってのヒーローであることには変わりません。東洋経済が教員就職者が多い大学トップ200を発表しました。1位は大阪教育大学で、500人が教員として就職しているそうです。意外と関西が1位だとは、素晴らしいところです。1873年に大阪府の難波別院内の集成学校に開設された「講習所」に端を発する、教員養成に140年以上の歴史を持つ大学だそうで、さらに2位北海道教育大学、3位愛知教育大学、5位東京学芸大学、6位福岡教育大学と、ランキング上位の大半は国立の教育大が占めているようです。7位の広島大学の教育学部を含め、いずれも明治時代に設置された師範学校が起源という共通点があるそうです。教育学部の運営に携わる、ある大学の関係者は、「卒業と同時にクラスの担任を持つ可能性がある教員は、最新の教育現場を学生時代から知っていることが重要。卒業生のネットワークを生かして情報を得られることは、採用試験においても大きい」と語るそうです。教育学部は「地元の高校」→「地元の教員養成系大学」→「地元で就職」という、地元志向の強い受験生の受け皿になっているそうで、2016年入試の合格者に占める地元高校の割合を見ると、大阪教育大学は2府4県(大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良、和歌山)からの合格者が85.4%に上ります。同様に北海道教育大学は合格者の75.8%が道内高校出身者で、愛知教育大学は東海3県(岐阜、愛知、三重)が91.6%、東京学芸大学は1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)の出身者は51.2%と低いが、福岡教育大学は84.5%が九州の高校出身者だそうです。国立の教育大が優位なランキングにおいて、私立大で最上位となったのが、4位の文教大学で、1969年に教育学部を設置した、私立大における教員養成の伝統校だそうえす。小学校における先生の助手やボランティア補助を通じた教育現場の体験や、手厚い教員採用試験対策が結果に現れているそうで、小学校の英語の教科化といった、教育のグローバル化に対応するため、2016年に英語専修を設置するなど、これからの教員に求められる新たなスキルの養成にも力を入れているようです。9位の岐阜聖徳学園大学も、1972年に「聖徳学園岐阜教育大学」として開学した私立の伝統校、教員就職率では国立大も含めた教員養成系学部の中で常にトップクラスだそうです。1年次から実際の教育現場を体験するクリスタルプランなど、入学直後から実践的な学びを展開していることが特徴であるそうで、大半の卒業生が小学校に加え中学校や高校、幼児教員の免許を同時に取得し、進路の選択肢が広がることが、ランキング上位に入る要因となっているそうです。前出の国立の教育大や文教大学、岐阜聖徳学園大学は、小学校教員の就職者が多いという共通点があるようで、対照的に私立の総合大学は、中学校や高校の教科教員が多くなる傾向にあるそうで、ベスト10の大学の中で、唯一教員養成学部を持たない8位の日本大学も代表例、学生数が多いこともあり、297人が教員となっているそうで、文理学部と国際関係学部は玉川大学の通信教育部と連携することにより、小学校教員の免許取得も可能だそうです。その他にも書いていますが、教員になるために様々な努力はありますが、採用試験を通らないと次にはいけません。学校の先生として呼ばれるためにも、恥だけはかかないでほしいです。
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-153493.html

 先週の大雪は京都でも明暗が分かれました。競馬が中止になる一方で、都道府県対抗女子駅伝は通常通り行われました。BLOGOSでも苦言を呈していました。中継車から選手が見えないほどの雪が降っている映像が、まとめサイトなどに開催され「こんな雪の中で走らされる選手たちがかわいそうだ」という形で紛糾したそうで、JRAが積雪を理由に京都競馬場でのレース開催を中止したことが伝えられると「馬は走らなくてもいいのに、人間は走らされるなんてかわいそう」などといった批判が相次いだそうです。雪が降り出したのは第2区間からで、第1区間では雪は残るものの天候は晴れであり、十分に除雪されていたそうで、その後雪は徐々に激しくなったが、4区の最後の方ではほとんど止んでいました。ネットで「こんなにひどい豪雪」と言われる映像や画像は5区から6区にかけてで、この2つの区間では雪は極めて激しく降り、選手の髪にも雪がつもり、中継車から選手が見えなくなることもあったそうで、実況のアナウンサーも困惑し、カメラの映像では順位確認もままならない状態であったそうです。その後7区以降は天気は回復傾向、最終9区の途中でまた雪が降り出したが、ゴール時にはしっかりと空は晴れていたようです。筆者いわく全体的にはスローペースではあっても、例年の記録から大きくかけ離れたものではなく、道路コンディションが走ること自体が危険であるような、極めて悪かったというようなこともなかったといえると書いています。選手の側から「こんな雪のコンディションでは走れない、中止するなりコースの偏向をしてくれ」という要望があり、それを日本陸連が突っぱねたというなら、「こんな雪の中で走らされている」という外野の文句も正当で、しかし選手も日本陸連もそのことを問題視していないのに、ただ、まとめサイトでごく一部の画像を見ただけの人たちが、さも自分たちの意見が正当であるかのように振る舞うことは、選手や主催と言った当事者側が持つ主体性に対する否定であり、それは極めて自分勝手で醜い論理であると思うと筆者は書いていました。危険すぎるとはいえ、予定通り実施しないといけないというのがスポーツの使命かもしれません。これ以上中止するわけにはいかなかったのでしょう。主催者としては想定外でしたが、ボランティアの協力でなんとか行けました。こういうことを経験してこそ、次に生かせるといえそうです。
http://blogos.com/article/206724/

 最後は結婚の話題。かつて水戸黄門のも出演していた野村将希さんの長男で、J2ロアッソ熊本の政孝選手が結婚したとスポーツ報知が伝えました。記事では「大変ご無沙汰しておりました。実は、おめでたい報告があります。実は、ブログに載せようか迷ったのですが、息子のことなので、報告します。長男の、Jリーガーの、政孝が、先日結婚いたしました。(相手の女性は)同年代の、素敵な子です。ついこの間まで、パパシュキ(笑)とか言ってたのに、嫁をもらう年になっていましたね。(笑)政孝は、今年から、グランパスを離れて、ロアッソ熊本でお世話になります。今年こそは、家庭も持ったので、頑張ってもらいたいと思います」と話し、結婚式の写真も同時に掲載したそうです。おめでとうございます。1月からいいことがあってうれしいでしょう。でも選手として苦戦して人生らくありゃ苦もあるさにならないことを願いつつ、今日のウラオモは終わり。
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20170122-134-OHT1T50193.html

 


最新の画像もっと見る

post a comment