蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

池袋鉄道模型芸術祭

2015年12月27日 | Weblog
 本日は(正確には昨日)、市川蒸気鉄道クラブの有志で、池袋駅前で開かれている「池袋鉄道模型芸術祭」(主催:JAM)に行ってきました。メインは東京芸術劇場で行われている各種ゲージのレイアウトで、いわば以前ビッグサイトで開かれていた「JAMコンベンション」の再来です。

 我々の主たる目的は、西口公園で運転されている羅須地人鉄道協会の「マフ・ポッター号」でした。以前、JAMでも走ったことがありますが、50mほどの仮設線路を敷いて、そこを往復するというものでした。距離も短く、速度もゆっくりですが、ともかく池袋駅前で実物の蒸気機関車が走ったのですから、世間の注目を集めて、見学者が切れ目なく訪れていました。
 このポッター号は、厚労省の認可ボイラーを持つ、れっきとした「実物」のSLですが、私たちからすると超大型のライブスチーム機関車のようなもので、ついつい羅須のみなさんと「ライブ的会話」を行なってしまうのでした。
 どこに水タンクがあってどうやって給水しているのか? とか駆動方式は? 圧力は? 石炭は何を? などなど、ライブスチーム仲間が集まってする会話と同じことを聞いてしまうのでした。

 羅須地人鉄道協会さんにも久しくご無沙汰しているので、春になったら行ってみようか、などと話しつつ本体の芸術祭の展示を見に行きました。そうしたら、偶然にも以前中国へ一緒に蒸気機関車の体験運転をしに行ったO竹氏がナローのレイアウトを出展されていたので、ごあいさつがてら見学してきました。
 下の写真がそれで、「雨の基隆炭鉱鉄道」です。スケールはOナローで、12.7mmゲージです。実物が2フィートゲージでしたから、12.7mmになるのです。12.7mmゲージの線路は、現在フレキシブルレールのみが入手可能で、ポイントはありません。したがってO竹氏もすべて自作されているのです。その緻密さに「さすが」と、うならされました(O竹氏は整形外科医なのです)。

                                       

 機関車はトーマモデルワークスの「楠木」で、牽いている鉱車はクラシックストーリーのもののようでした。とにかく軽いので、「3周に1回は脱線しない」という実物の基隆炭鉱鉄道ばりの走行状態(!)だったようです。Oナローといえども2フィートゲージのモデルとなるとやはり小さいです。
このレイアウトは今年の軽便鉄道祭にも出展されていたはずですので、読者の中にはすでにご覧になった方もいるかもしれませんね。

 そのほかわたし的には13mmゲージのレイアウトが興味の対象で、しみじみと見入ってきました。
 本日(27日)も開かれているので、興味のある方はどうぞ。入場郎500円はお得ですよ。

 ブログランキングならblogram ←やっぱりポッターはライブスチームに見えます。。。

 
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