三十億光年の孤独

日々の退屈からの考察

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最近観た映画3

2016-09-17 23:47:41 | 映画
●君の名は。 ★★☆☆☆

仕事を辞めてヒマだし、なんだかカタルシスが欲しいと思い、見に行った。
キレイだった。RADの音楽もよかった。神木くんはすごい。でも…そこまでじゃなかった。
結構最初のアバン?で冷めてしまった…
ってか理解力がないのか、ストーリーがうまくつかめなかった。
青春アニメとタイムリープものを見慣れている必要があったんだろうか。
感想ネットで見たら熱狂的なのが多くてちと怖い。
もう一回見たい。テレビで早くやんないかな。


●マイブルーベリーナイツ ★★★☆☆

だいぶ前に録画しておいたやつが日本語吹き替え版だった…
字幕で見たかったなあ。
こんなイケメンの店主には間髪入れずに彼女できるだろうよ…と思いつつ、
設定に憧れる。でもコミュ障の自分には一生訪れない。
最近、Mステにノラ・ジョーンズが出てたけど、出産太りで横に広がってた。
歌はよかったけど。


●ザ・タウン ★★★☆☆

ベン・アフレック主演・監督作。
ジェレミー・レナーがよかった。
ストーリーもおもしろかったけど、レッドソックスのスタジアム強盗持ちかけられた時点で
花屋のおっさん殺せばよかったのでは?とも思ったり。


●アデル、ブルーは熱い色 ★★★☆☆

レズカップルを真正面から描いた映画。
絡みもすごいけど、それだけじゃない。
最初は自分にないものを求めて惹かれあう二人だけど、
次第に自分にあって相手にないものをもどかしく思い始め、仲がこじれていくという普遍の物語。
自分的にはレア・セドゥよりもアデル・エグザルホプロスのあどけなさが最高にかわいかった。
『ゴースト・ワールド』みたいな映画に出てくれないだろうか。


●抱擁のかけら ★★★☆☆

ペドロ・アドモドバル×ペネロペ・クルスは大好きだけど
『ボルベール〈帰郷〉』の方が最高だった。
男に頼ってるより強く自立している女というペネロペ・クルスが見たいんだー。


●シックス・センス ★★★★☆

BSでやってたやつを録画したら容量不足で1時間しか録画されておらず、
どうしても見たくなって借りてきてしまった。
前に見たのは中学生の時。
すべてを分かった上で見たら、すごく面白かった。
ってか、情緒不安定で学校にもなじめない息子と向き合おうと孤軍奮闘するハーレイ君の母親に感情移入して涙。
ハーレイ君が自分の秘密を母親に告白する車のシーンで号泣。
ハーレイ君、やっぱり天才子役だ。なんであんなんなっちゃったんだー。
一つ、疑問。なんで、ブルース・ウィリスだったんだろう…
ああいうのはトム・ハンクス担当だよね。
まあ、いいんだけど。


●異人たちとの夏 ★★★☆☆

80年代の空気と50年代の昭和が味わえてよかった。
鶴ちゃんと秋吉久美子がほんとに良い。
今半のシーンの「今までよく頑張ったよ」で号泣。
名取裕子の正体がバレるシーンはちょっと長すぎたような…
あとはやっぱ永島敏行っていいよね。


●青春の殺人者 ★★☆☆☆

ATGの傑作と言われてるので見てみたかった映画。
こんな恐ろしいシーンが延々続く映画だったとは…
市原悦子がまじで怖かった。
だんだん水谷豊のあまりのクズっぷりに腹立ってきて、見るのが苦痛になってきて(長いし…)、
「水谷豊、早く死ぬなり捕まるなりしてくれよー」と思ったら恋人すら置いて逃げていってしまった。
原田美枝子のおっぱいはすごいのだが、「じゅんちゃあああん」という叫び声が耳障りで仕方なく…
(若い時の原田美枝子が、最近すごい演技うまいなあと思って注目している山口まゆちゃんに似ている)
まあ、一見の価値はある映画だけど…
オマケに長谷川和彦監督の長いインタビューがついていて、そのインタビューがある意味、衝撃だった。
喋り方がデーモン小暮閣下にそっくりなのだ。
インタビューなのにずっとタバコすってるし、
こんな「ザ・映画監督」みたいな人、いるんだなあ。しかも2作しか撮ってないのにすげー偉そうだし…
室井滋と事実婚みたいになってるらしいが、食わしてもらってるんだろうか…
中上健次の原作が実際の殺人事件に基づいてるからその事件を綿密に取材して映画に反映したらしいけど、
本当の事件の犯人は無罪を主張したまま、死刑になったらしい。
この映画が裁判に影響を与えてるのかもしれないと思うと、すごい違和感。
原田美枝子は当時17歳であんな役やってるし、昔は何でもアリだったんだなあと思う映画。


●バタフライ・エフェクト ★★★☆☆

不快なシーンが多いけど、面白かった。
『君の名は。』よりおもしろくない?
アシュトン・カッチャーかっこいい。
なんでデミ・ムーアなんかと…w
ケイリー役の人の振り幅がすごかった。


●鬼が来た! ★★★★☆

香川照之が今ほどブレイクしてない時に出ていた中国映画。
この役は香川照之以外、考えられないというくらい良かった。
戦争と占領を描いた映画なのにコメディっぽいところもあって楽しく見ていたら、
あるシーンから完全に裏切られ、固まる。
日本が悪いとか、中国が悪いとかそういうことじゃなく、
「戦争は人の心に鬼を棲みつかせ、狂人に仕立て上げる」という話…
ラスト、香川照之はマーを殺さないだろうと願った。でも、容赦なかった。残酷。
そしてカラー、あの視点、あのカット…
ああ人間って怖いなあ。日本人ってなんなんだ?
あの香川照之の上官、怖かったなあ。よくあの人見つけてきたな。
とにかく主演・監督の姜文がめっちゃいい。
このジャン・レノ+大泉洋+光石研+モンパチのキヨサクみたいな顔がめっちゃ好きだ…
なんか名前に見覚えあるなと思ったら『芙蓉鎮』と『紅いコーリャン』の人だった。
『芙蓉鎮』とか見たのはとっていた大学の授業で10年以上前だから忘れていた。
たしかその時も一時期、ハマっていた気がする。
なんて魅力的な顔なんだろう。
もう一回『芙蓉鎮』見たいなあ。


●野火 ★★★★★

塚本晋也版。
絶対にグロいから見るのに覚悟が要ったけど、想像以上だった…
もう二度と見たくないけど、見て良かった。
ほんと怖かった。
戦争ってこういうもんなんだよね。
『永遠の0』とか『ローレライ』とかそんなんじゃないんだ。
戦争は感動、涙、絆、じゃなく、人格の破壊。人体の破壊。
人間は壊れ、心も思考も姿かたちも人間じゃなくなる。
ただのモノになり、四肢ももがれて頭も割れて、腐ってウジがわいてグチャグチャになる。
戦争映画じゃなく、戦争体験映画。
この映像は頭から離れない。
高校生とか大学生にはこの映画と『鬼が来た!』を学校で見せたらいいと思う。
絶対、親からクレームきて問題になるけどね…

私には94歳の祖父がいて戦争に行っているのだが、元々寡黙な人ということもあって
どこに行ってたのか、何があったのか、何を見たのか、どうやって帰ってきたのかを一切聞いたことがない。
曽祖父は海軍の偉い人で台湾に住んでたこともあるみたいだが、その話も直接聞いたことはない。
おそらく思い出したくもないほどの闇い体験があったんじゃないかと思っている。
もしこの映画のようなものを本当に見てきたんだとしたら、私が今ここに生きていることは奇跡だと思う。
だって生きて帰るのもすごい運だし、帰ってからも自殺せずに生きてくれたんだから。

シネマトゥデイHPの「野火への道」を読むと、感動が倍増します。
この執念。ここまでの執念と努力で撮られた映画が何本あるだろうか。
原作より宗教観がほぼ排除されてるけど、これでいいんだと思う。
船越英二版はこれから見てみようと思う。
でもこの鮮烈なカラー版以上の衝撃は得られないだろうな。
いやーすごいもん、見たよ。すごかった。



おわり。













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