京都市会議員 平山よしかずの日々前進。

京都市会議員(西京区)『平山よしかず』の奮闘記。活動をいきいきと、思いを正直に、綴ります。

台風の前夜、西京 防災・減災セミナーを開催しました。

2012年09月30日 09時37分10秒 | 党活動

9月中旬より週末毎に台風・大雨が列島を襲っています。今日9月30日も台風17号の接近により、京都では朝から雨、夕方から翌未明には大荒れとの予報です。皆さん充分に警戒を。

また、地域体育大会などの行事も延期、延期となっています。我が家の奥様は、台風予報のなか来週末の川岡学区体育大会の準備にお出かけです。関係者や参加者の期待に応えるよう、来週末は爽やかな秋晴れを期待したいものです。

 

さて、そんな台風17号の影響により雨が降り出した9月29日(土)夜に、かねてからご案内していた公明党西京支部(支部長:平山よしかず...私です(照))主催の「西京 防災・減災セミナー」を、竹内ゆずる衆議院議員(党京都府本部代表)を講師として開催しました。

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土曜日の夜にも関わらず誘い合わせていただいて、100名を超える皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

このセミナーは、東日本大震災の風化が懸念されるなか、私たちの「いのちを守る」「災害に強いまちづくり」の政治を、西京・京都発で考えるとともに、公明党が推進している防災対策を通して経済再生を図る「防災・減災ニューデール」(政策を理解していただこうとの趣旨でご案内させていただきました。

私からは、

1.洛西地域の水道事故に学ぶ

2.京都市の身近な防災対策と課題

3.桂川右岸地域の浸水対策

4.通学路の安全対策

5.京都市消防局に消防バイク隊創設

6.鳥羽上水場のメガソーラー設置

など、西京区・京都市域の取り組みをスライドを使ってお話しさせていただきました。できるだけわかりやすく、興味を引くような(眠くならないような)テーマ・資料・お話しとした積もりです。どうだったでしょうか?

※当日のスライドはこちら ⇒ 「nisikyobousaiseminar20120929.pdf」をダウンロード

 

次いで、竹内ゆずる衆議院議員がタップリと丁寧に講演。

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竹内議員は、①東日本大震災から学ぶ防災対策の重要性、②防災・減災ニューディールで日本再建を、③原発ゼロを目指し新たなエネルギー戦略を、④地域主権型道州制で政治を変える、⑤公明党は大衆とともに50年ブレない政治を、と訴えました。

 

参加者からは、「防災・減災の大事さが改めてわかりました」「政治や議員の活動が身近に感じられてよかった」「竹内さんって、難しい話をするのかと思っていたら親しみやすい話で嬉しかった」などたくさんお褒めいただきました。もちろん「公明党、しっかりと頑張れ!」との厳しい激励も。

これからも「いのちを守る」政治を、公明党全国3000名の地方議員ネットワークを生かし、その一員として西京区で取組みを進めていきます。


コトチカ京都 オープニングセレモニー

2012年09月24日 21時25分27秒 | 議会活動

コトチカ四条(地下鉄四条駅)、コトチカ御池(地下鉄烏丸御池駅)に続く京都市交通局の地下鉄駅ナカビジネス第三弾となる「コトチカ京都」(地下鉄京都駅)の開業記念式典に、京都市会交通水道消防委員長として参加させていただきました。

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京都市の地下鉄駅ナカビジネスは、いまや年間5億円の収益をあげ、地下鉄経営健全化対策の大きな柱となっています。

同時に、多くの京都・関西初出店やお洒落な店舗が、多くの市民・観光客に愛され賑わっています。

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9月25日オープンの店舗は6つ。

1. Auntie Anne's アンティ・アンズ(プレッツェル専門店)

2. Garland of Dew ガーランドオブデュウ(アクセサリーショップ)

3. LOWRYS FARM + ローリーズファームプラス(アパレル/ファッション雑貨)

4. L'OCCITANE ロクシタン(ビューティ&コスメ)

5. Les Signes レ・シィーニュ(ファッション雑貨)

6. JINS ジンズ(メガネ)

有名なお店ばかりだそうですが、恥ずかしながら私が知っていたのはJINSのみ。

また、コトチカ京都の真ん中にはコトチカ広場が整備されました。待ち合わせなどに大いに役立ちそうです。更に来春には、成城石井(スーパー)、SIZUYA(ベーカリー)、小川珈琲(コーヒー)の3店舗が同じ場所に開業予定です。

この他にも地下鉄京都駅構内には、駅ナカスイーツ、地下鉄オリジナルスイーツのショップがありますので是非ご利用ください(京都市地下鉄経営健全化にご協力を...)。

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ところで、式典には京都市交通局と同じく今年百周年を迎えた吉本興業から、池乃めだかさんがお祝いに来場されており、私は幸運にも来賓席で隣同士となりましたので、開会まで僅かの間歓談を。周りの若い女性からの「可愛い~」との声は当然めだかさんです。

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式典の最後にはテープカット。(写真:中央の和服姿は門川大作京都市長、その右隣が池乃めだかさん。左から二人目が私です)

開業記念式典での地下鉄職員の皆さんの溌剌とした笑顔を拝見し、コトチカが何処も市民・観光客に親しまれる空間としてますます賑わっていくのは間違いないと確信する思いでした。


スジを通せ 責任を持て 信頼を壊すな との声

2012年09月20日 09時04分09秒 | 日記/コラム

今朝の街頭市政報告は新たに気合いを入れて臨みました。というのも...

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昨夜の懇談会で壮年の方から「政治は、公明党は、スジを通せ 責任を持て 信頼を壊すな」とのご意見をいただきました。

尖閣諸島は日本固有の領土であり、国土と領海と国民を守るために万全の態勢で臨まなければなりません。が、今般の緊張関係は、その要因は様々あれど国有化に際して日本政府が上手く根回しできなかったことが引き金。日中国交回復以来40年、この間官民問わず築き上げてきた信頼をベースに、日中は東アジアの経済・平和に責任を負っているという自覚をもって、対話を通じて信頼関係を再構築していくことが日本が為すべきことであると思います。

「原発ゼロ方針」への民主党政権の主張が二転三転しています。今朝、9月20日付の読売朝刊では『(政府の)原発ゼロ綻び 閣議決定見送り』『欧米・経済界反発で転換』『(エネルギー戦略の)欠陥が浮き彫りになっているのは、政府と民主党が次期衆院選を意識して、熟慮を重ねることなく、世間受けのいい「原発ゼロ」を拙速に打ち出したことが最大の理由だ』とバッサリ。将来的な「原発ゼロ」への責任感が欠如しているのです。

「政治は、スジを通せ 責任を持て 信頼を壊すな」とは、ひとりの壮年の声ではなく、大多数の国民の思いだとヒシヒシと感じます。

 

私が毎朝マイクを持っている、選挙のためではなく、一人の声を訴えているのだという責任感と自覚を持ってともかく継続していこう! それがスジを通し、信頼を得、広げていくこと自分のできる戦いだ、と、眼を開かせいただいた壮年のお声でした。


高齢者の安心の住まい確保へ支援-議会質問が結実

2012年09月14日 07時19分11秒 | 議会活動

市民相談でお聞きすることの一つに、高齢者が住み慣れた地域で生活をするために住宅(借家)を探し賃借したいのに、ハードルが高いため難しいという内容が度々あります。例えば、不動産を探すこと自体に不慣れ、バリアフリー・交通・買い物などもみて適した住まいなのか判断が難しい、保証人を求められるがいない、家主さん側の高齢者に対する不安から断られるケースがある...などです。

不安なく衣・食・住があって、地域で生き生きと暮らしていくことができます。私は、高齢者が安心して住まいが確保できるように市議会で訴えてきました。

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今朝、朝刊各紙に目を通していると、京都新聞一面に「 住まい探す高齢者支援 京都市  入居拒まぬ住宅登録へとの記事を発見、京都市が高齢者の住まい確保支援に本格的に取り組むという内容に心の中で「ヨシ!」と喝采しました。議会質問が結実に相談者のお顔を思い浮かべ本当に嬉しく感じました

以下、京都新聞の記事、また背景がわかるように私の市議会代表質問の議事を掲載します。

【京都新聞9月14日一面】

住まい探す高齢者支援 京都市、入居拒まぬ住宅登録へ

 家賃滞納や孤独死への懸念から高齢者が借家への入居を制限されるケースがあるため、京都市は高齢者の入居を拒まない市内の不動産業者や賃貸住宅の登録制度を年内に設ける。高齢者の身体状況に応じた入居相談会や賃貸住宅の家主向けに国の補助制度を活用したバリアフリー改修などを促すセミナーも開き、高齢者の住まい確保を支援していく。

 2010年度に京都府などが府内の宅地建物取引業者約3490社を対象に実施したアンケートで、半数の業者が賃貸住宅の家主から高齢者の入居を断るように求められたことがあると回答した。理由は「病気や事故」と「火の始末や水漏れ」への心配がそれぞれ89%、68%を占め、「保証人の不在」も35%あった。

 登録制度は、高齢者でも入居可能な賃貸住宅を仲介している不動産業者や賃貸物件を市がリストアップし、12月中をめどに専用のホームページ上で公開する。入居希望の高齢者向け相談会では、要介護度など身体状況や経済事情に合わせた賃貸物件の情報を提供するほか、既存の家賃債務保証制度を紹介して入居を支援する。不動産業者や家主向けには、国が新設した耐震改修やバリアフリー化工事に対する補助制度を紹介し、高齢者を受け入れやすい環境の整備も促す。

 登録制度や相談会は市と不動産関連団体や福祉団体でつくる「市居住支援協議会」が実施する。市住宅政策課は「高齢化が進む中、高齢者と家主双方の不安を解消する仕組みにしたい」としている。<o:p></o:p>

【平成24年2月定例会 代表質問より抜粋】

◆(平山よしかず議員)

 次に,高齢者が安心して住宅を確保できる取組について伺います。高齢化が急速に進む中で,高齢の単身者や夫婦のみの世帯が増加をしています。このため,国によって高齢者の居住の安定を確保することを目的として,バリアフリー構造等を有し介護,医療との連携支援サービスを提供するサービス付き高齢者向け住宅の登録制度が昨年10月に創設されました。京都市においては,昨年12月に第1号の登録住宅が誕生し,今後民間によるサービス付き高齢者向け住宅の提供は拡大していく見通しであるとお聞きをしています。

 一方で高齢者が円滑に賃貸住宅に入居できるようにと,従来から高齢者円滑入居賃貸住宅及び高齢者専用入居賃貸住宅の制度,いわゆる高円賃,高専賃の住宅提供制度が京都府の登録制度としてありました。高円賃,高専賃の住宅は,直近では市内に80団地1,728戸が登録をされていましたが,制度としては先に述べたサービス付き高齢者向け住宅制度へ新たに移行したことになりますが,高円賃,高専賃の住宅そのものが消えてなくなったわけではなく,その情報を引き続き高齢者へ提供していくことを行政の務めとして継続すべきであると考えます。

 近年地元西京区において,適当な賃貸住宅が見つからないとのお声をお聞きすることが増えました。西京区をはじめ市郊外では,老朽化などの理由によって低家賃で高齢者を受け入れてくれる住宅が減少をしてきているのではないでしょうか。こういった現状を踏まえ,新制度であるサービス付き高齢者向け住宅のみならず従来の高円賃,高専賃を含めて,広く高齢者が円滑に入居できる住宅を対象として情報提供などのサポートを行っていくべきだと考えます。

これら高齢者が円滑に入居できるための住宅施策について,本市の今後の取組をお聞かせください。また住宅でお困りの高齢者に対し,情報提供や総合的な相談を行う窓口を本市として設置すべきだと考えますが,いかがですか。お答えください。<o:p></o:p>

◎副市長(由木文彦)<o:p></o:p>

 高齢者に対する住宅政策についてお答え申し上げます。本市では,高齢化の進展に伴い高齢者のみで構成される世帯の増加が著しく,高齢者が安心して暮らせる住まいの確保は極めて重要な課題であります。議員御指摘のとおり,昨年10月高齢者の居住の安定確保に関する法律の改正により,サービス付き高齢者向け住宅の登録制度が創設されました。本市におきましても既に5件160戸の登録を行っており,引き続き市民の皆様や事業者の皆様への周知,普及に努めてまいります。

 一方,従前の法律に基づき,高齢者の入居を拒まない住宅の供給を促します高齢者円滑入居賃貸住宅制度,高齢者専用の高専賃を含みますいわゆる高円賃の制度でございますが,この制度につきましては議員からも御紹介をいただきましたとおり,京都市域で80件1,728戸の登録の実績がございます。サービスの提供までは必要としないそういう高齢者の方々に住宅を供給いたしますうえで,なお意義を有するものと考えております。

 このため本市におきましてはこの制度を引き継ぎ,京都市版の高齢者向け住宅の登録制度を発足させ,住宅を必要とする高齢者の方々に情報発信をしてまいりたいと考えております。また,高齢者の方々が各々のニーズに応じた住まいを容易に選択できますよう,不動産業界団体等の協力も得て,高齢者向けの住宅情報の一元的な提供や総合的な相談を行うための窓口の設置について具体的な検討を深め,実施してまいります。以上でございます


通学路の安全対策(第一次) 西京区は「通学路」と大きくペイント

2012年09月11日 11時38分30秒 | 地域活動

春に頻発した通学路などにおける事故を教訓として、京都市では児童生徒のいのちを守り安全確保を進めるため、全市立小学校170校で4月26日~5月10日に通学路の緊急総点検を行い、8月10日までに第一次対策が完了しました。

第一次対策は、ハード面の対策として市内2,380箇所の改良工事など(直営による路面補修等50箇所、ポストコーン設置31箇所、電柱幕の設置等1,000箇所、請負工事による路面標示の補修・新設等1,299箇所)とソフト面の対策として通学路の変更などが行われました。

西京区18小学校でも路側帯のペイントなど様々な対策が実施されています。区内の小学校の付近や通学路で道路上に白文字で大きく「通学路」とペイントされているのにお気づきの方も多いと思います。

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この「通学路」ペイントは市内11行政区のなかで西京区独特の取り組みです。こどもの安全を願って知恵を絞った警察の交通担当、土木事務所、地域の方々に深謝です。

 

私たち市議団も5月9日に門川市長へ通学路の安全対策を求める要望書を提出しました。また。またこどもたちのいのちを守る思いは、当然党派を超えて共通するものであり、市議会もこれら対策を積極的に推進してきました。

第一次対策は、京都市の建設予算の予備費を使って緊急対応を行ったものです。第2次対策では路側帯や交差点のカラー化などが予定されています。予算措置をはじめ効果的な対策となるよう議会においてしっかりと議論を重ね推進していかねばなりません。

私も現場の声を受け止め、対策の充実に尽力してまいります。