H氏奮戦記

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「キリストの幼時」

2018-02-08 22:44:42 | 日記
今、前に録りだめてあったVHSのテープをHD(ハートディスク)にダビングしています。ダビングと言ってもアナログですから録画した時と同じ時間がかかります。

大部分はオペラ(マリオ・デル・モナコなど)ですが、今日ダビングしたのは(ベルリオーズ)オラトリオ「キリストの幼時」。
2001年のN響の定期演奏会で、シャルル・デュトワ指揮、ソリスト(歌手)は外来の人で、合唱はフィンランドの合唱団でした。合唱団が外来というのは珍しく、当時としては記念的演奏会だったのではないでしょうか。

その時45年ぶりの演奏ということで、そういえばその後この曲が演奏されたというのも聞いたことが無く、退屈するのではないかと思いましたが、特に後半は素晴らしく、終演後は次第に拍手が大きくなり最後は熱狂的になりました。

そして、何回かのカーテンコール(カーテンは無いですが)が繰り返された後、オーケストラが立ち上がり、観客も立ち上がり、合唱団も引き上げた後、なお拍手がパラパラと続いていたとき、合唱団が呼び戻され、お国の歌を伴奏無しで歌いだしました。あれは何だったんだろう?と思いました。オーケストラは居なくなって、お客さんも立ち上がって帰りかけている時に・・・。そしてその歌が終わった時は客席は爆発でした。

そして、ご存知の方も多いと思いますが、この曲には途中に美しいフルートの2重奏が有ります。この演奏では故中野富雄氏と甲斐雅之氏(若い!)。

録音した時には余り印象になかったのですがダビングの中で思わぬ宝物を発見しました。

そしてこのフルートの曲(ゆっくりの部分のみ)私は若い時吹いたことが有ったのでした。NHKの教育テレビに「フルート教室」(のちに「フルートと共に」)のテキストに出ていて(写真)、石橋先生の個人レッスンでやりました。そして、会社の文化祭仲間とやって、当時フルートを吹くこと自体が珍しかったので、ちょっといい格好をしました・・・45年ぐらい前の話です・・・遠い目線・・・



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