ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

 IT技術の進化に対応した、諸々のパソコン操作に関する記事を掲載してまいります。

<212> 転ばぬ先の杖 「バックアップの励行」

2010年04月22日 | ◆セキュリティ

         


「災害は忘れたころにやってくる」とよく言われます。パソコンも同じです。多少のトラブルはあっても日常の利用は特に問題は無い。バックアップの必要性は分かっているけど、何となく面倒で放置したままでいる。この様な人も多いと思います。

しかし、どんなに堅牢なパソコンであってもいずれは寿命が訪れます。
パソコンを取り扱う人にとってパックアップは必須のことと言えるでしょう。

バックアップのやり方として、パソコン全体をバックアップする方法があります。システムも一緒にバックアップしておき、いつでもパソコンが壊れた当時の利用状態にリカバリしようという考えです。一見とても良さそうに見えますが、容量が巨大になり又操作上からみてもあまり現実的ではありません。特別の必要性がない限り、やはりバックアップの基本的な考え方としては、必要なデータファイルのみをバックアップする方法がベターでしょう。



■ 手作業バックアップと全自動バックアップ

常時 大量のデータを取り扱う場合は、自動バックアップを採用したほうが便利でしょう。しかしバックアップの仕方もソフトによりまちまちであり、その仕組みと手順を良く理解したうえでやらないと失敗します。パックアップするデータが少ない場合は、必要に応じて(ドロップ&ドロップ)操作でバックアップする方が視覚的にも分かりやすくかえって確実なように思えます。



■ バックアップの必要なデータ

一般的にバックアップの必要なデータとしては、次のようなものが挙げられます。

1.【ユーザーが作成したデータ】・・・マイドキュメント(My Documents)を調べる。
Word や Excel で作成した書類や、デジカメ画像、住所録など、一般的にマイドキュメントが保存場所になっている場合が多く、マイドキュメントフォルダを点検します。その他の場所にも保存されていれば、これらを全て調査確認して外部メディアにコピー(バックアップ)します。 

保存先が上手く探せないようであれば、下記の方法(ワイルドカード)でファイルの種類ごとに検索をかけます。例えば、すべてのWord文書(バージョン2003)を探す場合は、拡張子<.doc>の前に<*>を付けてパソコン内を検索します。

        ・Word の場合: <*.doc><*.docx> 
        ・Excel の場合 : <*.xls><*.xlsx> 
        ・写真の場合  : <*.jpg><*.jpeg>

    ワイルドカードを使ってデータファイルを判別する為には、『拡張子』を表示させておきます。

   (a) いずれかのフォルダを開く。(マイコンピュータでもマイドキュメントでも可)
   (b) メニューバーの「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」タブ→
   (c) <登録されているファイルの拡張子は表示しない> のチェックを外す。

2. 【送受信したメールデータの保存場所を調べてコピーする。】
(Outlook Express)を起動し、メニューバーの「ツール」→「オプション」→「メンテナンス」タブ→
≪保存フォルダ≫・・・ここに「保存場所」が示されますので、エクスプローラからその場所にある『OEのフォルダ』を探して、フォルダを丸ごと外部メディアへバックアップ (コピー) します。

探す方法は、表示された「保存場所」をコピーして「スタート」→「ファイル名を指定して実行」に貼り付け→「OK」・・・・・・・・個々のフォルダ名が書かれた画面が表示されますので、ツールバーの
<上へ> をクリックすると(Outlook Express)全体のフォルダが表示されます。

3.【アドレス帳】
(Outlook Express)を起動し、ツールバーの「アドレス帳」ボタンをクリック→「アドレス帳」→「ファイル」→「エクスポート」→「アドレス帳(WAB)」→保存場所を外部メディアに指定→ファイル名をつけて保存します

4. 【メールアカウント】
(Outlook Express)を起動し、メニューバーの「ツール」→「アカウント」→「エクスポート」→外部メディアに保存(バックアップ)します。

5.【ユーザー辞書】
ユーザー辞書とは、個別に登録した単語や入力時の学習結果(頻繁に使う単語を記憶し、候補リストの先頭に表示させるなどの機能)を保存した辞書のことです。
IMEツールバーの「ツール」→「プロパティー」→「辞書/学習」タブ→<ユーザー辞書>・・・辞書名の書かれた保存場所をエクスプローラから開き、そのフォルダを外部メディアにコピー(バックアップ)します。

6.【お気に入り & Cookie】

(a)
ブラウザ(Internet Explorer)を起動し、メニューバーの「ファイル」→「インポート及びエクスポート」→「インポート/エクスポート ウィザード」 が立ち上がります。

(b) 「お気に入りのエクスポート」並びに「Cookieのエクスポート」を、それぞれ個別に指定して「次へ」。

(c) (エクスポート元のフォルダ)が表示されるので「お気に入り」の場合は<Favorites>を指定し→「次へ」と進みます。

(d) エクスポート先のフォルダを(マイドキュメント)など、分かりやすい場所を指定します。→「次へ」→「完了」・・・

 指定したフォルダへ「お気に入り」は≪bookmark.htm≫というファイルで「Cookie」は≪cookies.txt≫と言うファイルで書き出されますので、これを外部メディアへコピーします。



■ バックアップメディアについて

◎ USBフラッシュメモリ
幅広いPC機器で読み書きができる点は便利。メモリの容量も大きくなったとは言えやはり限度があり、又価格が割高である。

◎ CD・DVD・BD
DVDやブルーレイであれば容量的な問題かなり解消される。短所としては、書き込みに時間がかかる。また、ドライブがPCに内蔵されていない場合は、外付けドライブの購入コストがかかる。

◎ 外付けHDD
簡単にPCに接続でき書き込みスピードも速い。大容量のものもあり容量的に問題はない。コスト的にも比較的安価である。現状ではバックアップメディアとして最適と思われる。

◎ オンライン上のリモートバックアップ
PC上のデータを預かってくれるネットワーク上のバックアップサービスで、手間がかからず又バックアップ中のパフォーマンスの低下も心配ない。大容量のサービスもあるが料金はかさむ。他人に預けていると言うことについて、心理的に不安に思う人もいる。

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